人類のために
高いことをすることなど
何もできないのに
嘘と盗みで
いい暮らしをしている馬鹿は
この時代に
文明の安楽に酔いしれて
何もしなかったことのツケを
おおいに払わされる
いざというときに責任を取るから
えらいのだと嘘をついて
高い地位を占めて
いい人間を安い給料で働かせ
自分は高い稼ぎをとっていた
馬鹿はこれから
死ぬほどそのツケを払わされる
できなければいけないことが
できる人間のいるところに
何もできない馬鹿が
平気で鎮座していたので
ここぞというときに
人類は何もできずに
まるごと馬鹿になったのだ
それがわかっても
盗みをやめることができずに
神の見ている前で
平気で盗んだ顔と人生を生きていた
馬鹿はもう二度と
よいものになることはできない
馬鹿になってしまった
人類の誇りを
もう一度磨きだすために
永遠に
すべての人間の
しもべとなり
泥にまみれて働くがよい