月の岩戸

世界はキラキラおもちゃ箱・別館
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アルメイサン・3

2017-12-22 04:15:19 | 詩集・瑠璃の籠

ラスアルゲティは
人類の天使の座から去ったが
この転換の時代
新たに人類の天使になろうとするものもいます
わたしはそのひとりです

恐ろしく大きな罪業の山を築き
おのれ自身に目覚めた霊魂が
何をしていくべきなのか
その果てない荒野のような闇を見る時
わたしというものが
投げかけられるものがある
そう思った時
わたしはあなたがたとかかわろうと決意したのです

わたしたちはすべて
自らの意志で動きます

まだあなたがたとの絆は細い
お互いのかかわりを記する紙には
まだ何も書かれてはいない
それは
今まで万年を賭してあなたがたと深くかかわってきた
天使とは違います
だがそれゆえにこそできることがある

苦いことを知らないわたしだからこそ
できることがある

やってみましょう
神の流れに乗り
自分を捨て
自分を神にしてごらんなさい

それは傲慢な幼児の願望ではない
自らを神にささげることなのです
あなたがたはそれによって
神でなければできないことができる

しかしそれを
自らのなしたこととせず
すべて神に捧げなさい
たとえそのことによって
命を失ったとしても
すべては神がおやりになったことだと

すべてではないが
それができるようになることによって
あなたがたは
自らの罪業を雪ぐ単位を
大幅に大きくすることができるでしょう




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