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この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

海の泡

2014-01-05 09:33:19 | 私の読書日記
久しぶりに檀一雄のエッセイ集、「海の泡」を読んだ。

思った事は、この人もし今この時代を生きていたら、作家以外の一体何になっていただろう。他の昔の作家もそう。今この時代、本が売れなくなった時代を知ったら、さぞかし嘆かれることだろう…

檀一雄は、本を書く時、ずっと口述筆記だった。今こんなふうに携帯電話が口述筆記してくれることを知ったら、便利に使ったのかな??