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この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

あけましておめでとう。今年も本を読もう〜LET'S スウェーデンの暮らし

2021-01-02 10:10:07 | 私の読書日記
コロナで明け暮れた2020年も終わり、2021年、呆気なく訪れる。

実は私は2021年のお正月をとても楽しみにしていたのだが、、(と言っても、他人から見ればものすごく些細な楽しみです😅 )
夢破れ、大人しくステイホームの元旦を過ごす。

年末は、「スウェーデンの保育園に待機児童はいない〜移住して分かった子育てに優しい社会の暮らし〜」 という本を読んだ。

雑誌やテレビでチョイっと紹介される憧れの北欧暮らしより、もっとじっくり向こうの暮らし、子育てや保育園のこと等が日本と比較しながら分かりやすく正直に書かれていて、とても面白かった。保育園(待機児童問題)や、育休、子供が風邪をひいたとき用の有給など、日本もこうなって欲しいが詰まっていた。
そして、暮らすには少々不便な社会=万人に優しい社会がスウェーデンで、暮らすには最高便利な社会=エッセンシャルワーカーに無理を強いる社会=日本なんだなあと思う。便利でサイコーでこれが当たり前って思っている人の裏で、安い賃金で昼夜問わず働かされている人たちがいることを日本人は忘れている。

私的には、やっぱり大学まで学費無料は大きいなあと思う。
うちは子供二人、大学までちゃんとやれるかしら?と不安がいっぱいだし、
もし、学費無料なら、私は絶対もう一人産んでいた。
正直、夫の年齢も考え、大学まで行かせることを考えると、二人で手一杯だなと思ったのだ。
そして、無料となれば、社会人の学び直しも出来、現にスウェーデンは大学生の5人に1人が社会人経験者なんだって。誰にでも等しくチャンスが与えられる社会って素晴らしい。

そのほかにも、転勤のない社会や(希望転勤はいいけど、そもそも日本の転勤システムってもう時代錯誤)日本と比べて楽ちんな保育園生活(保育園で朝食も出してくれる!!)もちろん、保育士さんたちの労働条件も◎
ただ、病院については、簡単にはかかれないみたいだから、日本に軍配。
そして、コロナの今、スウェーデンの医療が心配だ。(最初の集団免疫作戦失敗から、隣国フィンランドやノルウェーと全然感染者数が違う)


今は我慢の時期だから、家でこうして本を読んで過ごそう。