4CATS

この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2

2024-10-14 18:16:49 | 私の読書日記
前作に引き続き、今作もとても良かった、なんて感想では、この作品を陳腐にしてしまう。通勤電車の中で、お昼休みのお弁当の後で、全部の章が胸に迫った。
この聡明な息子くんの瞳を通して垣間見た現代イギリスの中学校生活は、毎日が静かにドラマチックだ。これは、この息子くんとその声に耳を傾けるブレイディさん、そして大黒柱の父ちゃんなくしては時に見過ごされてしまうかもしれない物語だ。

どの話も珠玉なのだけど、日本に息子と共に里帰りするエピソードが特にいい。ブレイディさんの母親(息子くんにとっておばあちゃん)を静かに見つめる彼の言葉と祖父が交わす手紙には特に胸が熱くなった。

今作ではブレイディ家にもより思春期が忍び寄り、我が家では息子の思春期が去ったと思ったら、娘の思春期がやってきて・・

ブレイディ家の明日をまだまだこれからも引き続き見せてほしいと続きに期待するばかりだ。



違和感の正体

2024-10-14 00:12:59 | わたし的育児日記
娘の友達のお姉さんはもう社会人1年目、お母さんにとっては自慢で最愛の娘です。(実際に誰から見ても立派なお嬢さんです!!)年齢が近い分、いわゆる友達親娘な二人。私も時々会えば話すのですが、話すたびに何だか不思議な気持ちがしていました。掴みどころがないという感じになるのです。

その話を今日娘にすると、わかる〜と言われました。今日私たちが話しているところを見て、やっぱり同じように感じたらしいのです。それで何だろうね〜なんか、なんか不思議だよね、って。お母さんもよく自分の娘のことを、あの子宇宙人みたいなとこあるから、なんて言ってるし、単純にふしぎちゃんなのかな〜と違和感の正体が掴めないまま。でも今急に違和感の正体に気づいた。

私が話しかけると、(その時は必ずお母さんと並んで立っています)私に向かって応えるというより、隣にいるお母さんに同意を求めるように話すから、感じた違和感なのでした。よく子供ってお母さんの前で聞かれると、そんな風に答えますよね、それを大人でやってるから、いつも違和感を感じていたんだ!!!!すっごくスッキリしました。娘はもう寝ちゃってるので、明日違和感の正体を話そうと思います。

お母さんにじゃなくても、そういう人って時々いるかもしれないですね、あと、会話が一方通行で、こちらに質問してくることがない、ことにも今気づきました。

会話のキャッチボールはやっぱり大切な気がします。