7月7日、都知事選のあったあの日は、今日以上の猛烈な暑さ。
選挙後、私は自転車に乗って、命からがら実家を目指す。
かなり危ない暑さの日だから、私だったら、用もない限り、決して家を出ないけど、みんな結構余裕そうに子連れでも老人でも歩いていて、私がやっぱり心配性な弱腰女なのかなあと、年齢を重ね、コロナも経て、異常に心配性な母の性質を否が応にも感じないでいられない45歳です。
それで、そんな心配性の母がよく言っていたこと。それは目黒通りの街路樹の話。
あんな葉っぱの少ない街路樹じゃ日陰ができやしない、と口癖のようによく文句を言っていたのを、あの日自転車に乗っていて痛感したのです。
お気づきですか??
目黒通りが何だかパッとしないのは、全部あの街路樹のせいなんです。
例えば、仙川のキューピー工場の辺りの甲州街道、素敵じゃないですか?
立派な街路樹が両端にあるおかげで、車で通るたびに素敵とうっとりしてしまいます。
ところが、目黒通りの街路樹、お前は何でこんな貧相な葉っぱしかつけられないんだよ、お陰様で道が日差しでカンカンじゃないか😡 😡
母の言っていた言葉がやっとよく理解できたわけです。
私が子供の頃からそんなんだから、植え替えも視野に入れて、目黒通りも、もっとドラマチックな道にしてほしいものです。