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この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

岡山旅行 観光編

2007-01-08 12:04:30 | とりとめもない話
岡山旅行に行ってきました。今日は観光編を載せたいと思います。
これから行く人のちょっとでも参考になってくれたら嬉しいのですが。。

岡山後楽園:岡山駅からバスで片道140円。私は岡山城との共通券¥520を購入。こっちのがちょっとお得ここは、日本3大庭園の一つとされてるけど、冬だった為、まったり寛ぐこともできず、植物も春夏に来たら綺麗だっただろうな~という状態だった為、早々に跡にする。

岡山城:はっきりいって・・・つまらなかった。。日光江戸村に来てるみたいな気分。だって、城は戦災に遭い、昭和41年?頃に建てられたもので、なんかピカピカだし、城内も退屈。行かなきゃよかった、と心底思ってしまいました。。

倉敷 美観地区:倉敷駅までは岡山駅から山陽線で15分程、¥320。駅から10分弱歩いた処に美観地区はあります。もうここは想像以上に良かった白壁が続く風情あるあの有名な町並みは、写真で見る以上に素晴らしかった~倉敷川がそぞろ流れ、見事な白鳥が一羽。そして、立派な鯉がうじゃうじゃ。でも、皇居とかで見る鯉と違って、ちっとも嫌じゃないのは、川の水がキレイだからでしょう。そして、忘れちゃいけないのが一羽の黒鷺。きっとすごく年をとっているように見えますが、なんか日本画から抜け出てきたみたいにこの街に似合ってます。

大原美術館:美観地区の中心にあるのが、この美術館。こちらも外観は写真で見る以上に素敵だった。入館料は千円。残念ながら分館が改装中でお休みだった為、代わりに児島虎二郎記念館の無料チケットをつけてくれました。

収容作品は、児島虎二郎(彼が大半の絵をヨーロッパから買い付けた)ルノアール、ピカソ、シャガール、エル グレコ、マチス、日本人画家では、佐伯祐三、岸田劉生(教科書に載ってる有名な和服着たおかっぱの女の子の絵)等。

いずれも買っただけあって、それだけその絵に惚れ込んだという意気込みが感じられるので、展示物に心がこもっているのが感じられます。
そして、何より美術館自体が素敵なので、うっとりした優雅な時間を過ごすことができます。

児島虎二郎さんの絵は、個人的にはとっても好き。でも、あの時代(明治・大正)にヨーロッパに渡れたっていうのは、全てパトロンをしてくれた大原氏のお陰でしょう。。その点でこの上ない良き理解者と出会えてラッキーな人だったと思う。

2泊3日行って、観光はこれくらい。美観地区は、ただそこで時を過ごすだけで充分満足できますが、季節のいい時なら日がな川べりで本でも読んでいたい気分です、寒いので(私の場合、度々熱燗を飲んで励ました)この季節、行くなら1泊2日で充分だったと思う。

長くなったので、また明日にでも食事編を載せたいと思います


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