テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ギブソンレスポールでクラプトン弾いてみた

2017年12月02日 | 日記
本日は晴天なのだ

出かけるにしても自宅待機にしても
天気が良いとモチベーションが上がるのだ


本日は午後からセッションに参加する予定なのだ

レスポールを持参する予定なのだ


軽く音源を作ってみた

今回はレスポールを使用してみた

機材はGT-001なのだ


機材が異なれば出音が違ってくるのは当然だが・・

それ以前の話としてレスポールとZO-3ギターでは比較にならない


クラプトンというとストラトのイメージが強いが・・

若い頃はギブソン派だったのだ



このレスポールは伝説のギター『ビーノレスポール』なのだ


スタジオで盗難に遭ってしまった悲しい歴史を持つ

このレスポールをクラプトンが使った事で一気にロックギターとして認識された


レスポールとマーシャルアンプの組み合わせを開拓したのはクラプトンなのだ

それまでのレスポールは黒人ブルースマン御用達のブルースギターだった

フェンダー系の小型アンプとの組み合わせが王道だった

音もクリーンが主体だったようだ


クラプトンよりも前にストーンズのキースがレスポールを使っていた

キースが半端ない美少年だった頃なのだ

世間的にはあまり知られていない


ストラトのハーフトーンにしてもピグアンプにしてもクラプトンの影響力は絶大なのだ


盗難後に意気消沈したクラプトンが二本目のレスポールを抱えることはなかった

良過ぎるギターを知った者だけが感じる極みなのだ


これは男女にもいえる

熱烈な恋愛が破局した事で一生独身を貫く人も多い

ある意味、ストイックだが・・

その気持ちも分らなくもない


どうでも良いような雑な人に良い音楽は作れない

クラプトンも順風満帆ではなかったのだ


最愛の息子の死でギターが弾けない時期もあった

酒とドラッグに溺れて廃人同然だった時代もある


自分が愛した女性をライバルであるキースに略奪?された苦い経験を持つ

それは確執としていまだに引きずっているのだ


ギターの神様も原点は『人間』なのだ


上辺だけでコピーに興じる人も多い

多いというよりは99%がそんな層なのだ


ギタリストの人生に一歩踏み込んで考えてみるのも良いと思う


クラプトンはクロスロードと共に歩んできたのだ

その時期でまったく音色が異なる

一緒に演奏する仲間との絡みだけではない気がする


テンポが最盛期の半分くらいというゆる~い演奏もある

むしろ、それが枯れたクラプトンの味に繋がっている名演があるのだ


公式には19テイクが残されているが・・

非公式のテイクを探してみるのも楽しいと思う


今回の音源はレスポールのリアを使ったのだ

アンプはVOXアンプ、ブースターで歪みの芯を作ってみた


低音域が出過ぎていたのでイコライザーでバッサリとカットしているのだ

ギター、ベース、ドラムという三人編成をイメージしているのは昨日同様なのだ


ソロ時に音の厚みが欲しいと感じることもあるが・・

むしろ、そのスカスカな感じが味になっている


好例ジミヘンのライブ映像なのだ

大所帯のバンドは個人的に嫌いなのだ


多少のミスも他のメンバーがカバーしてくれる

そんな甘えが演奏の甘さに繋がっているのだ


3人はシビアなのだ

失敗すれば、すぐに分ってしまう


実際に経験豊富なベースと共演してみると楽しさが分る

ギターとベースの『コール&レスポンス』が魅力なのだ


伝わっているだろうか?


8ビートでルート音を刻むベースは不要なのだ

ギターの隙間を埋めるような『動けるベーシスト』が吉なのだ


バンドを組む際にはリズム隊を強化した方が良い

日本ならば、伝説のバンド『ピンククラウド』が好例なのだ


『プロの仕事』は見ても聴いても興奮する


一発録りが故、グズグズの部分も多いが・・

ミニギターとは異なるレスポールの音をお楽しみいただきたい

「クロスロード演らない?」

とセッションの参加メンバーに持ちかけてみるのだ


3コードのブルースロックなので簡単な決めごとで楽しめるのだ

読者の皆さんもこれを機にブルースを意識してみては如何だろう?


楽器店などの試奏でも少し注目されるのだ

大人が集う街にある楽器店では速弾きなどを弾く人は皆無なのだ

ジャズかブルースなのだ


ジミヘンあたりが弾けると店長さんに気に入られるのだ

大幅な値引きも期待できる


楽器店の店員さんも人間なのだ

利益だけで商売しているわけではない


『良い客』をゲットしたいと考えているのだ

「うりやぁ~ってな 速弾きじゃね?」

「硬いピックを貸してくんちょ~だ~」

高価なギターでも何でも関係ない

ピックでガリガリと弾き倒す人には遠慮して欲しい

ハードなカッティングは買ってから家で弾くものなのだ


その辺りのマナーが出来ていない

ヘッドフォンで耳を塞ぎ道路を斜め横断する人と同じなのだ

「俺が渡りたいタイミングで渡って何が悪い? だろ? じゃね?」

マナーもモラルも出来ていない


上質な楽器店は良質なお客さんが作るものなのだ

売り上げも大事だが・・

ムダな『浸食』を水際で食い止めたい


リアル楽器店は難しい問題を抱えているのだ


脱線してしまったが・・・

とりあえず、レスポールの音源をお聴きいただきたい



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