テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ストラトがレスポールより優れている部分

2021年01月04日 | 楽器
ストラトを積極的に選ぶ理由はどこにあるのか?

その辺りについて考えてみた



単刀直入に言うならば『アーム機能』に尽きる


ブリッジを固定して使う人もいるようだが・・

セッティングを煮詰めればほとんど狂わない

基本はフローティングなのだ


フェンダーギターはチューニングに関しても良く考えられている

ナットからペグポストまで直線で弦がセットされている


ヘッドに角度があるレスポールなどはアームレスながらもチューニングが不安定になる

特にナットから遠い3弦と4弦が良く狂う

場合によると一発のチョーキングで狂ってしまうことも多い

私もこれには悩まされた

レスポールというモデルの特長なのだ

ヘッドに角度があることでギターを倒せば簡単にヘッドが折れる

極太ネックと言いつつもその実はかなり繊細な扱いを求められる

一方のフェンダー系は意外に丈夫なのだ



もちろん激しく倒せば損傷するが・・

修理の際もネックが取り外せることはメリットになる

工賃もかなり安くなる

フレット交換なども同様の理由で割安なのだ

ギターを長く使うならばランニングコストにも気を配るべきだと思う

ストラトを積極的に選ぶもう一つの理由は多彩な音作りなのだ


ヴィンテージ系のストラトでは同じピックアップを配置している

ピックアップの組み合わせで音にバリエーションを持たせているのだ

ちなみに私のアメデラは三基とも異なるピックアップがマウントされている

独自技術のノイズレスピックアップもモダンなストラトではお約束



ノイズを抑えつつシングルの特徴的な音を押さえているのだ

元々はクラプトンからの要請で開発が始まった起源がある

盟友ジェフベックも愛用することで一気に定着したのだ

このピックアップを味わうだけでも意味がある

そんな秀逸なピックアップなのだ

社外で販売しないのも良い点だと思う

無駄にバインディングを貼り付けないのもフェンダー流

先にも述べたが・・

フレット交換などでも数万円のお得なのだ


レスポールはフレットとバインディングの隙間に弦がハマってしまう

特に1弦はお約束なのだ

リードプレイなどで盛り上がっている時にこれが起こると一気に冷めてしまう

フレット交換の際にオーバーバインディングでオーダーすることも出来るが・・

ほとんど弾かないギターの場合には基本的に一生フレットは無交換なのだ

読者の皆さんはフレット交換の経験があるあろうか?

お友達などでもフレットを交換した人がいるだろうか?

ネット検索などでは良くみるお馴染みのリペア項目だが・・

実際にはあまり経験しないレアな作業なのだ

レスポールでは約5万円なのだ

溝に弦が落ちることは結構なストレスになる

面倒臭くなってしまったのだ

以前にお話したと思うが・・

ストラトを快適に弾く為にオリジナルの改造を加えているのだ

自分で言うのも何だが・・

メーカー出荷時のクオリティを超えていると思う


サドルのネジを頭が出ない短い物に変更しているのだ

素材も耐久性がある良い物を選んだ



サドル後方のバネも各弦ごとに微調整しているのだ

品質には折り紙付きのフェンダーですら、こういった細部は意外に雑なのだ

一手間加えることでまるで快適性が倍増したのだ

どうでも良い部分こそ煮詰めるべきだと思う

世に完璧なギターなど存在しない

ましてオーダーでもない限り自分に合ったギターなど皆無

このサドルはジェフベックが発注したオリジナルなのだ

色々とあってフェンダーの標準サドルとして採用されたのだ

ヴィンテージ系の型抜きのサドルよりも重量がある

その差は僅かだが音に影響しているのだ

ベースのバダスブリッジに近い発想なのだ


ジェフベックはソロになってからはバッキングを弾かない

ヒーローの特権なのだ

独特のアーム使いによるロングトーンを好む

そんな流れから生まれたサドルなのだ

近年ではモデルチェンジされたが20年以上のこの形で出荷されていた

好き嫌いが分かれる形状だが私は好きなのだ

二点支持のブリッジと相まって気に入っているのだ

繰り返しになるがまったくチューニングが狂わない

特に特別な事はしていない

先に述べたように適切な状態にセットアップしているだけなのだ

ナットも経年でかなり溝が滑るようになってきた

最近はオイルを塗布しなくても良く滑るのだ

弦交換のタイミング一発で問題ないと思う

気になる時に弦を緩めてオイルを塗布することもある

レスポール好きの人には理解し難いと思うが・・

フェンダー系のギターには合理的な美しさがあるような気がする

レスポールがラグビー系ならば、ストラトはサッカー系のようなイメージ

細マッチョな感じなのだ

一聴すると音が細いように感じられるが・・

音成分の中には力強さも感じられる

エッジが効いた音という印象を受ける

今回の音源ではフロントを使用した

トーンはフルテンなのだ

ギターの音の揺れはすべてアームによるもの

指によるビブラートもチョーキングも使っていない

すべてアームによるプレイ

アーム特有の音の揺れが心地良い

これだけでもストラトの価値がある

ジミヘンが何故ストラトを選んだのか?


ボディの形状(ほぼ左右対称)

アームを使いたかったから

二つに意見が分かれるのだ

どちらなのか?

ジミヘンも自分のギターは自分でメンテいたようだ

有名になった後も自分でメンテを続けたという

ギターは買うまでの時間も楽しいが買ってからが楽しいのだ

自分の力と知恵で問題点を克服できた時の達成感は言葉にできない

面倒を見ているギターには愛着が湧く

自然と手が伸びるのだ

体は一個なのだ

自分が管理できる本数で十分なのだ

とにかく何かの答えが見えるまで弾き倒すのだ

途中でギターに挫折してしまう人、飽きてしまう人も多い

勿体無いと思う

ましてや、少しばかり弾けるのであれば尚更だと思う

初心者が自在にコードを押さえられるまでには1年はかかる

すでに少し弾けるという場合には頑張って弾き続けていただきたい

ギターはセンス勝負なのだ

上手い下手というよりはセンスなのだ

メンテの方法にしても、ぎたーの楽しみ方にしてもセンスが大事なのだ

余談だが・・

可能ならば私の音源はヘッドフォンでお聴きいただきたい

今回の音もかなり浮遊しているのだ😉 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

訪問者数2,000人を目指して頑張る!

2021年01月04日 | 楽器
良いところまでいくのだが・・・

訪問者数2,000人の壁は高い

手強い相手だけに遣り甲斐があると感じられる

この歳で挑戦できるという環境に感謝したい

というこで集計結果のご報告

訪問者数1,892人(2,977,349人中110位

閲覧回数4,835回

という結果だった

因みに12/27から1/2までの一週間のトータル順位は88位

トータルの訪問者数は12,533人 一日平均1,790人

という結果だった

強豪ひしめくなかで

ギターブログとしては良い結果だと思う

足繁く通ってくださる読者の皆さんに感謝!!


本日が仕事始めという方もいると思う

私は昨年末の絡みで明日が仕事始めになっているのだ

本日は仕事の準備などをしつつ気持ちを高めていきたいと思っているのだ

どんな仕事始めになるのだろうか?

年末年始は近所のスーパーを行ったり来たりしていた

初詣も時間をずらして近所の小さな神社へお参りしたのだ

私なりに出来ることを実行しているつもりなのだ

マスク必須&消毒は当たり前として・・

他に何を注意して良いのか?が分からなくなっていることも事実

時勢はどのように変化していくのだろうか?

趣味の楽器で遊んでいられるのだろか?

期待と不安が入り交じっているのだ


この連休は趣味に関してはそこそこ計画通りに実行できた

予め目標を決めていたのだ

DAWソフトの使い方を覚える

ベース用マルチの理解を深める

この二つなのだ



幸いにもレリック加工も落ち着いたのだ

この連休にレリックに関する作業はまったく行っていない

黒テレキャスやジャズベを見るにつけ『偶然の産物』だと感じる

レリック加工くらい計画通りに事が進まない作業もない

どちらに進むかは私にも分からない

特にジャズベは背面が真っ黒になった時には少しだけ焦ったのだ

「イヤになると捨てちゃうんですから・・」

「ダメですよ~ 塗装を上塗りしたらどうです?」

という楽器屋さんのお兄さんの助言に背中を押されたのだ

まさか、ベースのボディをパテ埋めするとは思わなかった

今回はすべてが良い方向に作用したようだ

今は私にとって音楽制作に欠かせない重要な楽器になった



予備弦が1セットあるのだが・・

いまだ、使い込んだ弦で何ら問題ない

ベース弦は値段が高いが・・

その一方でギター弦ほど劣化が気にならない

元々、高音域(弦の劣化が現れる帯域)を得意としないのだ

もちろん比較すれば新品弦には特有のブライトさはあるが・・

むしろ、それを嫌うベーシストも少なくないとう

1年くらい弦を張りっぱなしにするプロも少なくないらしい

私のベースの弦も前回の交換時期を忘れてしまうほど使っているのだ

一年は経っていないと思うが・・

今回は慣れる為にこのマルチを中心に使ってみたのだ



使い勝手は慣れたコチラ・・


ギター用にもいえるがこの筐体のコンパクトさは驚異的だといえる

単三電池で駆動するのも良い点なのだ

100円ショップ辺りの電池でもスタジオ遊び程度なら予備電池いらずなのだ

楽しい!

DAWもベースも音楽制作には欠かせないツールだと思う

楽しい音楽制作には避けては通れない道なのだ

これらを克服することで見えてくるものも多い気がする😉 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする