テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ピグノーズアンプとテレキャスター

2021年01月23日 | 楽器
読者の皆さんはどんな環境でギターをお楽しみだろうか?

昨今の住環境を考慮すれば、マルチエフェクターにヘッドフォン
が多いように思える

それでもギター弾きとしてはたまにアンプを鳴らしたくなる

実際のところ、アンプを鳴らすことはとても大切だと思う

空気感を感じつつ、ピッキングをコントロールする練習にもなる

マルチオンリーの人はスタジオなの実機に弱い

カーゲーと本物の車の違いという感じだろうか?


”自分専用のアンプを持つ・・”

これが重要なのだ

正直な話、どんなアンプでも良いと思う

私はピグノーズアンプを愛用している

もう10年くらいになるだろうか?

最近は時間が経つのが早い・・


単体でも甘いクリーンが良い感じ

歪ませるにはかなりの大音量が必要なのだ

クラプトンがこのアンプでレコーディングしたことは伝説になっている

その他にも一流ギタリストに愛用者が多い

電池駆動のアンプながらもヴィンテージが存在する

歴史の長さを感じさせてくれる渋いアンプなのだ


普通使いではお気に入りの歪みペダルと一緒に使う

組み合わせる歪みで化けるのだ

何故だかチューブ(真空管)のような温かさが感じられる

構造はいたってシンプルなのだ

それ故に壊れても簡単に直せる


小型アンプは楽しい

特に電池駆動のアンプは便利なのだ


このアンプもベース用に購入したが現在はギターでの使用が多い

工夫次第で有効に活用できるのだ

機材は遊ばせていては勿体無い

これはギターやベースにもいえること


今回はピグノーズの前段にオーバードライブを接続してみた

黒ツマミは限定300台のレアな品

見つけた際には即購入をお勧めしたい

真空管アンプのブースターとしても優秀なのだ

今回の音源でも活躍してくれている


今回使用のギターはドラゴンテレキャス



意外にもピッチが正しい三連サドル

デフォルトのままでも十分に実践に使える


昨今のメキシコ製フェンダーの品質の良さに脱帽なのだ

何故だか悪く言う人が少ない

価格を考慮すれば大満足だといえる


高いギターが良いのは当たり前・・

値段が高く品質が悪いギターは困ってしまう

逆に5万円未満の廉価なギターでそれなりに音が良いギターに出会った時には嬉しくなってしまう

良い意味での期待外れもあるということ

ギターは買って(使って)みるまでは分からない

意外に化けることも多い

最低でも購入から一ヶ月は弾き込んでみることもお勧めしたい

私のストラトは芽が出るまでに2年くらいかかった



ギターというよりはシングル弾きとしての私が成長したのかも?

ギターの音には何が影響するか?が分からない

色々なもの作用するのだ

良いギターを買っただけで満足してはダメなのだ

買うことが目的になっている人も少なくないようだ

買い物後に燃え尽きてしまう

そこそこの高級ギターや機材を鳴らしきれない自分にイライラ・・

良くある話なのだ

廉価なギターや機材ならば心に余裕が出るのだ



言い訳ができる

「安いギターだから音悪いんだよね~」

周囲も納得なのだ

この逆は微妙・・

レスポールとメーシャルというイメージが強いペイジ師匠だが・・


これは中期以降の話

初期のペイジ師匠はスプロという小型のアンプとテレキャスで音作りしていたのだ

やはり、前段にお気に入りのペダルを配置していた

ジミヘンの影響でファズを主体に音作りしていた時期もある

いずれにしてもツェッペリンの初期のアルバム二枚はこの組み合わせ

最終アルバムまで小型アンプとテレキャスは活躍した

ダンエレクトロという廉価なギターも愛用していた

ペイジ師匠が使ったことで認知されるようになった

現在でも変則チューニング(カシミールなど)で多用しているのだ

「安物だから音悪いよね~」

と悪口を言う人は誰もいない

音楽とはそういう世界なのだ

弾き手、楽器、機材が三位一体になって創出される世界

ギターだけが突出していても良い音は出せない


脱線したが・・

今回はピグノーズのスピーカーにマイクを立ててみた

この一手間で音に芯が出る

イメージはフェンダーの小型コンボアンプ

クリーン~クランチというイメージで音作り

ドラゴンテレキャスはフロントピックアップを使用

”フロントの音は抜けない・・”

誰がそんなことを言っているのだろうか?

ストラトでもテレキャスでもレスポールでもフロントは重要

ピックアップの交換などを考える前にすべきことがある

言葉はアレだが・・

音が抜けない人は弾き方に問題ありなのだ

音作りではない

ピッキングのスキルを鍛えるべきなのだ

ピックは弦と共に最重要なツールなのだ

素材や厚さ、そして使い方(弦との角度など)

とにかく、ギター弾きは考えることが山ほどあるのだ

意外にも0円食堂で解決することも多いのだ

先ににも述べたような根本的な部分を改善することなく闇雲にパーツ交換などをしても意味がない

それは散財なのだ

趣味としてのギターが良い点はコスパにあると思う

初期投資でそこそこ楽しめる

定期的な弦交換だけで楽しめる

お金をかけないこともギター弾きの知恵だと思う

”貧乏人は知恵絞れ・・・”

これは私の基本理念なのだ

創意工夫でギターは100倍楽しくなる😉 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする