テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

黒テレキャスとピグノーズアンプ

2021年01月30日 | 楽器
今回は黒テレキャスとピグノーズアンプで遊んでみた

流れはこんな感じ


zoomのマルチで音作り

イメージはペイジ師匠御用達のスプロアンプ

マーシャルのコンボ系を少し弄ってみた



ギターは毎度お馴染みの黒テレキャス

ピックアップはリアを使用した

トーンは全閉なのだ

つまりトーンは0ということ

フルテンでも音が抜けないギターを置き去りにするのだ

ペイジ師匠も言っている

「テレキャスとレスポールの共通点は多いよ」

「私のレスポールの音作りはテレキャスだよ」

「テレキャスの音をイメージしているんだ」

ヤードバーズ期から初期ツェッペリンで使用していたテレキャスが氏の音の基準になっていることは間違いないようだ

セッションマンとしての一つの結論のようにも思える

「シングルって音が細くない?」

は勘違いなのだ

線が細いと感じるならばEQで補えば良いのだ

アンプ直で良い音が出るほどエレキは浅くない

それなりの工夫も必要だと感じる

今回の音源はMTRの内蔵マイクで素録りしてみた

ピックが当たるノイズも収録されている

マイクを立てれば、芯がある良い音になる

試し録りには十分なのだ

安い機材は楽しい

創意工夫で楽しさも倍増するのだ😉 





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高額ギターと廉価ギター

2021年01月30日 | 楽器
読者のみなさんはどっち派だろうか?

以前から機会があればお話したいと考えていた

どちらが良い悪いではない気がする

そもそも値段に価値や性能が見合っているのか?

色々と疑問が湧いてくるのがギターの値段


今回はその辺りを独断で斬ってみたい


両者をどの辺りの価格で線引きするのか?

それがスタートになると思う

個人的にはさらに価格を細分化して三つくらいの価格帯に区分けできると考えているのだ

10万円未満

10万円から30万円台

40万円以上

という感じだろうか?

ちょうど真ん中の価格帯はフェンダーやギブソンなどのレギュラーラインに相当する

40万円以上はカスタムショップなどの価格帯に入ってくる

新品や中古、人気や不人気などでも価格に反映される

ギターの値付けは奥深いと思う

1円でも安くというのは世の常だが・・

アフターを含めると決してお得ではないというケースも多々ある

ギターは買ってからが勝負であり重要だといえる

一番差がでるところ

誰が買ったのか?(プレイヤーの技術など)

どんなメンテを行っているのか?

数年後には劇的な差が生まれる


10万円未満の価格帯は選択肢も多く楽しい

私の黒テレもこの価格帯


さらにその下の価格帯ということになる

まさに日常の道具なのだ

廉価のギターは弱いパーツを補強するだけでも生まれ変わる



アフターパーツを視野に入れて購入するのはナンセンス

しかしながら、使っていく過程でそれが必要ならば買った方が良い

ギターは買ってみなければ分からない

相性が悪いギターにお金を投入する価値はない

逆に廉価なれど気に入ったならばとことん付き合うのも悪くない

加えてピックアップの交換など限度を超える改造はやはりナンセンス

結局、2クラスくらい上の価格帯が買えるという笑い話になってしまう

プレイヤーにとっては笑えない話

価格が高いギターには必ず『理由』がある

それに納得できる人はお金を支払うだけの話


レギュラーラインの価格帯を高いと感じるか?安いと感じるか?は人それぞれ

経済状況なども異なると思う

年収300万円の人と年収1,000万円の人が同じはずもない

私にとっては妥当な価格帯に感じる

廉価なギターばかり弾いていた私にとって最初の一本(ストラト)は少し腰が引けた



買ってしまえば馴染むのだ

そこに後悔はない

むしろ、運命的な良い出会いだったと感じているのだ

少々大袈裟さな表現だが本音なのだ

このくらいの出費で最大の満足を得られることに感謝!!

結局のところ、ギターの性能や魅力を引き出すのは自分自身

弾き手の経験や技量が物を言う

それに尽きる

これよりも上のラインは私にとっては無縁の世界・・

というかあまり関心がない価格帯なのだ

私の周囲でも賛否が分かれる

行きつけの楽器店は否定派だと思う

積極的に仕入ようとはしない

買い取りなどで入ってきたギターはそれなりに受け入れる

という感じなのだ

販売する側も扱い難い価格帯だという

時代の流れもあるようだ

こんなギターが売れていた時代もある

日本人は煽てられると逆上せてしまう気質がある

海外のメーカーはその辺りを熟知しているのだ

『日本限定300本』は日本特有なのだ

私が知る限り他国で同じような戦略で売れているギター知らない

”希少なエボニー材が入荷しました!”

この謳い文句に興奮してしまう

それが日本人なのだ

私も日本人だが・・・

そこまで過度ではないが自分にもそんな部分を感じることが多々ある

恥ずかしながら、一時は私もカスタムショップクラスの価格帯のギターを買いそうになったことがある

思い留まった自分を褒めてあげたい

何を隠そう・・

それを阻止してくれたのは行きつけの楽器店なのだ

良くも悪くも自分の好みを押し込んでくる

私にとってはそれが心地良い

同時に勉強にもなる

ギターを販売しているプロの声には真摯な態度で耳を傾ける

「そういうのって一部の人だけですよ」

「海外ではプロもレギュラー使ってますよ」

「どこまでいってもコピーモデルですから」

「本物を買うなら止めませんけど・・ねぇ」

巷では58年製から60年製辺りのレスポールを『バースト』と呼ぶ

市場でも人気がある

結局のところ、バーストと名乗れるギターは本物だけ

レギュラーラインもカスタムショップ製もコピー品なのだ

本物か?偽物か?

究極、その辺りに言及できると思う

行きつけの楽器店の店員さんはヴィンテージマニアでもある

バーストのような超高額なギターは持っていないが同年代のギターを沢山所有している

私も以前に見せてもらったことがある

私は欲しくないという印象を受けた

好みなのだ

好みのベクトルなのだ

自分と共に歳を重ねたギターには愛着と愛情が湧く

それだけの話なのだ


昨今は時代も変わってきた

特にこの一年は世界が激変した

それに連動してギター市場も激変した

巣籠もりでギター需要が拡大した

一過性の匂いを感じるが・・

ギターを始めたいという意欲は歓迎したい

何割くらいの人が居残るのだろうか?

結局のところ、ギターに飽きてしまうのではない

伸び悩む自分に飽きてしまうのだ

ギター弾きのあるあるなのだ

読者の皆さんは如何だろうか?

実はそのギターはかなりのポテンシャルを秘めているかもしれない

ギターが上手い友達に音出ししてもらうのも一考

アンプを買うという流れで楽器屋さんの上手い店員さんに託すのも一考

いずれにしてもそのギターの秘めたる可能性を知っておくことは重要

上手い人が調整しても弾いてもダメなギターはある

そんなギターは似ても焼いてもダメなのだ

10万円未満の価格帯には化けるギターや秘めたるギターは多々ある

少し手を加えるだけで激変することもあると思う


こんなご時世だけに無理して高いギターを買っても誰も褒めてくれない

誰も羨ましくなど思わない

悲しいくらいに自己満足の世界なのだ


逆に廉価のギターを楽しみ尽くす姿に刺激を受ける人は少なくない気がする

”少ない予算で最大限に楽しむ・・・”

自作レリック加工などもそんなお遊びの一環だと思う

レリックをプロに依頼すると10万円コース

トラブルも多い

修理の逆なのだ

汚し&壊し

意思の疎通が図れない

良くあるトラブルなのだ

塗装の補修も難しい

経年で変色した部分と新しく塗った部分の色が異なる

先に説明を受けるが納得できない

プロにもランクがある

その辺りを踏まえた微調整が出来るプロもいる

さじ加減できるのだ

経年変化や経年劣化を計算に入れて作業を進める

そんなプロは街の楽器屋さんにはいない気がする

一流のプロギタリスト御用達なのだ

上には上がいるのだ

話が少し脱線したが・・・

高額なギターも楽に購入できるならば問題はない

そういう恵まれた人もいると思う

逆に私のような庶民が背伸びする姿は痛々しい

気が遠くなるような長期なローンを抱えて買ったギターに意味はない

少なくとも私には気が重い

無理して買ったところで自慢できる場所もない

読者の皆さんも鼻につくだろう

「高いギター買って自慢?」

「無理しちゃってさ・・・」

「そもそも似合ってないよ」

そんな悪口が聞こえてきそうなのだ


廉価なギターの自作レリックにはある種の賛同を感じる

非常に強い熱量が感じられる

廉価なギターの購入は自分にも家族にも誰にも迷惑をかけていない

家族に不安を与えることもないと思う

「俺・・ 買っちゃったよ 衝動買いだよ」

「前から欲しかったんだよね ついに買った」

「えっ? カードローンだけど・・何か?」

不和の元になる

「えっ? 80万円だけど・・何か?」

「大丈夫だよ長期ローン組んだから」

この先に何が起こるか分からない時代

ギターくらい二束三文感が強い製品はない

まだ、車やバイクの方が価値が長続きする

ギターはとにかく弾き倒すことで旨味が増すのだ

つまり、弾く予定がないギターなど買ってはダメなのだ

ハードケースの中で磨いて眺めていても価値が増すことはない


当ブログの『リアルタイム解析』はとても参考になる

2,000人近いギター好きの皆さんの意見には重みがある

データとしてはかなり信頼できると考えているのだ


相変わらずレスポールの過去記事が人気なのだ

不思議なことにそのほとんどが塗装に関わる記事

弾き方や音色に関わる記事は見向きもされない

何故だろうか?

これは私の中のギター七不思議なのだ

これから購入を検討している人が抱える不安なのだろうか?

すでにレスポールを使っている人の共通した悩みなのだろうか?

「ラッカー塗装って本当はもっと乾燥させた方がいいみたいです」

「塗装から出荷まで早いんですかね? よく分かりませんけけど」

これは良く耳にする話なのだ

以前に塗装の業者からも似たような事を言われた

「ラッカー塗装で仕上げると時間がかかりますよ」

「値段も割高になりますけどどうしますか?」

レスポールのヘッド修理の件なのだ

結局、納期や金額などを含めてポリ塗装で修理を依頼した

結果は上々だった

レスポールのヘッドにはむしろポリ塗装が合っていると感じられたほど

初めてのレスポールということで私も扱いに慣れていなかったのだ

塗装が生乾きの状態でナットを締め込んだことがすべての始まり

ポリ塗装のストラトにはそんなストレスや気遣いは皆無

安心して使えるのだ

ちなみにドラゴンテレはネックとヘッドはラッカー塗装


ヴィンテージタイプが故に締め込むナットは存在しない

磨いたり擦ったりと余計なことはなしない

ギターは泥で汚れるわけではないのだ

シビアに磨く必要などないと思う

ナットやブリッジ周辺などの要所の簡単なメンテだけで十分だと思う

最近の私は良い意味で緩くなった

良い意味で雑になってきたのだ

弾くことに特化しているのだ

磨くという作業は一番最期なのだ

「この価格で良いギターを作ってくれたね」

「フェンダーの仕事には感動したよ」



ギターマガジンの中のペイジ師匠の言葉なのだ

まぁ、同文ではないがこんな感じの意味だと解釈した



ギターは無理なく万人が楽しむべきだと思う

価格の設定も含めてメーカーは考えるべきなのだ

誰の為のギターなのか?

何の為のギターなのか?

その辺りを考えれば見えてくることも多いと思う


私は最小の出費で最大限の楽しみを得ることを常に考えている

コレクターではない

プレイヤーなのだ



自宅遊びならこんな感じで十分なのだ

これにマルチがあれば一日遊んでいられる


後継モデルが発売されたが私には値段が高すぎる

私はしばらくはこのままで良いと思う

壊れてた時に考えたい

デジモノの修理は潔い

基盤をすべて交換するのだ

つまり新品に戻るのだ

このマルチも不具合で一回修理に出しているのだ

気に入ると同じ製品を買い直したり使い続ける癖?がある

それで良いと思う

同じ製品を使うことは結果的に時間と労力の節約に繋がる

無駄な時間を費やすくらいならば、即演奏に入りたい

これは私のギター道における考え方なのだ

機材の可能性は無限大

古参マシンでもまだまだ未知な部分は多い

幸いにも手持ちの機材に飽きたことがない

むしろ、持て余すことが多い

新規のマシンにはそれなり興味はある

財布やその他諸々の状況と相談という感じなのだ

またまた脱線したが・・

ここ最近は二つのブームが巻き起こっている

『シングルピックアップ』と『レリック加工』

狙ったわけではないが・・・

ドンズバなのだ

最近は若い世代を中心にフェンダー系のギターが人気なのだ

ジャズマスターやジャガーなどの変わり種が人気らしい

王道のストラトやレスポールには食傷気味なのだと思う

ギターにも変化が求められる時代になった

色々な流れが生まれることは良いことだと思う

色々な選択肢があっても良いと思う

テレキャス人気もある種の反発心のよる部分があるような気がする

ギターは買って使ってみなければ分からない

テレキャスが自分に合っていると気づいたのは使ってはじめて知った

どんな些細なことでも良いと思う

発見や気付きは楽しい

最近はテレワークなどの影響でパソコンが売れているという

一方でスマホの売り上げが低迷しているという

庶民は同時に二つにお金をかけないということ

日々の生活と趣味のギター

バランス感覚が大事なのだ

趣味のギターにお金をかけて食費を削っているようでは本末転倒

ギターにお金をかけるならばパソコンや周辺機器にお金をかけた方が効果があると思う

高性能パソコンへの買い替えを機にDAWに踏み出すのも一考

高性能マルチをパソコン下に配置するのも楽しそう

言葉はアレだが・・

高価なギターの性能を十二分に引き出すにはそれなりの技術が必要

私を含む素人では宝の持ち腐れになることも多い

身の丈に合ったギターはギターライフをより充実したものにしてくれる

逆に分不相応なギターは予期せぬストレスを生むことになる

「俺のギターって値段高いけどさ」

「意外に無反応だよな 何で??」

「高いんだぜ もっと頂戴よ 頼むわ」

高額ばギターや機材の自慢大会は流行らない

一昔前にそんなムーブメントは終息している

こんな時代なのだ

繰り返しになるが・・

”最小限の出費で最大限の可能性を引き出す・・”

100円ショップなどの小物で生活をアレンジする研究家などが引っ張りだこ

余り物の食材でシェフの味を・・

そこには努力と知恵がある

値段が高いものは良くて当たり前

良いギターもそう簡単には良い声で鳴いてくれない

ギターの醍醐味であり楽しい部分でもある😉 










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