明治時代あたりの揉み紙の掛け軸の仕立て直しが出来上がりました。
掛け軸は、友人のご祖母様から受け継がれたものです。
裂地での仕立てなら、出来ないことも無いのですが、紙表装をそのまま仕立て直しするのは
勇気のいることです。時間も手間もかかります。そんなわけで、私の師匠の工房にお願いすることにしました。
日本の伝統工芸品は、紙と水と木、そして織物と漆があれば、大抵のジャンルのものが出来上がります。
掛け軸、表具は、その代表格と言えるかもしれません。
埃にまみれ、掛けっぱなしになっていた掛け軸が、きれいに洗われ、仕立て直しをし、風合いを残したまま復元され、受け取った友人から喜びの電話をいただきました。
絵を描く人々の環境の中で育った私が、30代に始めた表装もかれこれ20年近くになります。まだまだ力は足りませんが、絵を描くことよりも手ごたえがあるのは、技術の通りに物事が進んでいくからなのでしょう。
繊細な日本の伝統工芸をこんな私でも多少は支えているのだという気分にもなります。
展覧会に足を運びましたら、ぜひ、表装も注目してください。画だけでなく、二倍楽しむことができます。
頂いた「書」などを持て余している人にも多く出会います。
掛け軸は、どんなお部屋でも掛け方次第で、とても素敵な空間を作ることができます。
持て余している「書」をピリッと壁に掛けてみてはいかがでしょう・・・
そういえば、今開催中の上村松園さんの掛け軸は絶品です。
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人気blogランキング ☆ありがとうございます
掛け軸は、友人のご祖母様から受け継がれたものです。
裂地での仕立てなら、出来ないことも無いのですが、紙表装をそのまま仕立て直しするのは
勇気のいることです。時間も手間もかかります。そんなわけで、私の師匠の工房にお願いすることにしました。
日本の伝統工芸品は、紙と水と木、そして織物と漆があれば、大抵のジャンルのものが出来上がります。
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絵を描く人々の環境の中で育った私が、30代に始めた表装もかれこれ20年近くになります。まだまだ力は足りませんが、絵を描くことよりも手ごたえがあるのは、技術の通りに物事が進んでいくからなのでしょう。
繊細な日本の伝統工芸をこんな私でも多少は支えているのだという気分にもなります。
展覧会に足を運びましたら、ぜひ、表装も注目してください。画だけでなく、二倍楽しむことができます。
頂いた「書」などを持て余している人にも多く出会います。
掛け軸は、どんなお部屋でも掛け方次第で、とても素敵な空間を作ることができます。
持て余している「書」をピリッと壁に掛けてみてはいかがでしょう・・・
そういえば、今開催中の上村松園さんの掛け軸は絶品です。
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