
ウィーンのアウグスティナ教会 昨日のブログ写真の左側です
奇跡の生還とは云わず、あえて奇跡の復活とさせていただきましょう。
カトリック国のアイデンティティを大切にするならば、このような言い回しのほうが相応のように思います。
地中に閉じ込められ、生存が確認されるまでの17日間。これは、想像を絶する精神だったことでしょう。
常に危険と背中あわせの仕事だとは知りつつも、まさか自分がこんな目に遭うとは思ってもいなかったことだと思います。
男性33人。地下でのサバイバルを統率したリーダーの統率力と判断力と声の大きさは、映画アルマゲドンなんてものではありません。一人も失うことなく、生還へと導いたのですから。
会社組織、社会での付き合い、学校での人間関係、
個性の違う者同士が、一つの箱の中でどのように関係をしあっていくか…
とてつもない不安感。
この不安感の中にどのような感情が湧いたのか。
そして何を信じ、どのように愛を感じ、密室での生活を営んでいたのか。
これから徐々に明かされる真実、そして思いを私たちは知ることになるのです。
どんなビジネス本や教育ノウハウ本、心理学本を読むよりも勉強になるはずです。
興奮冷めやらぬ奇跡の復活者の皆さんの「声」を静かに傾聴するのを楽しみにしています。
「新しい人」を想いながら最後の一人まで、そして救援者二人の生還まで見守りたいと思います。
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