五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

五感のお話3(匂いと臭い)

2010年10月20日 | 第2章 五感と体感
今日は「臭いのお話」

時々、私だけなのだろうか、と思うことがあります。

「臭い」に弱いのです。
自分にとって嫌な臭いを嗅ぐと吐きそうになります。
だからなるべく、嫌な臭いは避けて生活しています。

個体を見ることよりも、脳に残存してしまうようです。私の場合、一度嗅いだ嫌な臭いは形よりも記憶に残ってしまうようです。

義理の母の痴呆が一気に進み一時我が家に預かった時、環境の変化でしょうか、排尿の始末が出来なくなってしまいました。その時に義母に、嫌な思いをさせたくなく、必死で笑顔を作り、一緒にお手洗いに付き合いました。
義母との生活はそれほど長い期間ではなかったからこそその臭いを克服できるまでに至らないまま、脳に残存してしまったようです。
以来、嫌な臭いに出合うと、強い吐き気をもよおします。

自分の感情を抑えて我慢していたことが「抑圧」となり、体で反応してしまうケースだと解釈しています。

五感とは、美しいものばかりを捉えるものではありません。

自分にとって嫌な体感、感覚を意識することは大事なようです。

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