五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

「あらねばならない」を傾聴する場

2010年10月13日 | 第2章 五感と体感


他者の自己主張を聴くときに、その人の感情の出方、考え方、それによって起こるしぐさや行動も同時に傾聴します。

人には自由意思があります。

家庭という宇宙に住む私たちは、体は自由に外へと出入りしているのですが、案外「あらねばならない」概念は心と体に携えたまま外へと出て行きます。

だから外での違和感が生まれます。

家庭の中での違和感が湧き出しにくいのは、家庭が標準値であるから当たり前のことだと思います。

親からの教育

学校での教育

住まう土地の環境及び風習、気質

「閉ざされた場所から生まれる自己概念」を携えている自分自身の存在に気付けば、何かが変化してくるはずなのですが、その自問自答を傾聴してもらえるような場所はなかなか無いのが実情です。

私自身、出会う人は限られています。自分のできることも限られています。
でも私が直に出会った人だけを大切にすることが大事なことだと思うのです。
それは、隣人を愛することや華厳の思想と繋がっていきます。

社会をどうにかしようという自己主張は、他の人にお任せします。

人と関わる前に意識化する大事なことは、「自分が自分を愛し、受容しているか?」これに尽きるかもしれません。

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