五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

呟きの心地良い関係

2012年01月18日 | 第2章 五感と体感


人間関係は、人類の永遠のテーマですね。

世界の人口は現在70億人だそうです。

70億人の個性が、それぞれのことを感じ、考えて、行動しています。

自分の人生過程において、どのくらいの人と今まで出会い意識的な関係性を築いてきたか数えたことはありませんが、世界の人口にはとうて及ばない微々たる人数であることは確かです。
それでも、「私」が出会い心地良い関係を築くことのできる人は、私の尊い宝物です。

心地の悪い感情が湧き出す人間関係は、その人と関係性を持ってみなければわからない場合も多いので、避けようと思ってもそれはなかなか難しいことのようです。

自分の体験の解釈が狭いとか修業が足りないとか、そんなことは抜きにして、自分が苦手なタイプ、どんなことを言われるとカチンときたり哀しくなるかを意識化しておくと、人間関係の不快感から多少逃げることができるように思います。

今多くの人が使っているツイッターは、呟く内容を限定し、抑制しても、長くフォローしているとその人の個性が浮き出てくるので面白さを感じます。オバマ大統領就任がきっかけで始めた「呟き」も、今では私の趣味中心に楽しんでいます。
しかし、そんなお遊びの「呟き」でも、時には不快な気持になることもあります。そんな時は、暫く様子を見ながら相手の呟く傾向に同じような不快感が続けば、フォローを取り消します。友人同士であれば、多少の刺激的な言葉も「ああ、やっちゃってるな」と苦笑いすることもありますが。。。基本的にお遊びに不快感は必要ないというのが私の「呟き」のルールです。それと同時に、自分が呟く内容も、人にケチをつけるようなこと、批判(意見と批判は違います)、ワンパターンなネガティブな感情の呟きはしないことを気をつけるようにしています。
インターネットの世界でのお付き合いも、段々と3次元的な感覚に成ってきた時代だからこそ、気をつけなくてはならないな、と思います。

人の呟く内容は比較文化、民俗、民族、比較宗教、心理学的に眺めていくととても興味深いものです。
学問的に面白いと思っても、やはり読んでいるのは感情を持っている自分です。いろいろな感情が湧き出します。
心地良い人間関係の中で、柔らかく楽しんでいきたいものだとしみじみ思います。

ことだまの連なりを大切にしたいものです。

クリック応援お願いします♪♪「生き甲斐の心理学」
人気blogランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

危険の知らせ方

2012年01月18日 | 第2章 五感と体感


日本ではまだ放映されていないドキュメンタリーの予告をテレビで見ました。

フィンランド語で「隠し場所」という意味のタイトルがつけられています。

フィンランドで建設している、地下深くの使用済み核燃料貯蔵庫についてのものです。

現在は人間が地球に生きているわけですが、10万年後を想定し、人間とは違う知的生命体が存在していると仮定した場合、この危険な貯蔵庫をその生命体に知らせるにはどのような「サイン」が相応しいのか、という議論に眠気も覚めて見入りました。

危険なサインについて、「ムンクの叫び」の絵をサインにすると良いとか、ドクロマークに「×」をつけると良いとか、いろいろな案が出てきます。

ここで、思ったのは、人間中心の概念で表現するとすれば「原初感情」があることが前提だということです。

「怖い」

「怖くない」

最後に「地下深くに造られたものを掘ることができるのも知性が条件となる」という言葉を聞き、今の自分は、あまりにも無防備な知性の足りない人間ではないだろうか・・・と、ふと思ったわけです。

自分に与えられている原初感情を今一度再点検する必要がありそうです。

クリック応援お願いします♪♪「生き甲斐の心理学」
人気blogランキング


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする