五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

行動の原動力

2012年03月19日 | 第2章 五感と体感
「自分の行動の原動力とは何だろう?」

昨日の日曜日、友人と代官山の蔦屋書店の本に囲まれ、のんびりとあんみつを食みながら、そんな話題となりました。

確かに3月11日以降、皆の口にする言葉に違いがでてきたことを感じます。
その言葉の一つとして、「生き延びなきゃ」という言葉を耳にすることが増えたように思います。

今まで、自分が生きることを何となく環境の中の一人の自分と捉えていたのか、自分が生きることを当たり前と考えていたのか、それともあまり考えていなかったのか、それは人それぞれだと思いますが、ともかく大小の差はありますが不安感がそれぞれの人の中に意識化されたことは、確かな事だと思います。

では、自分の行動の原動力とは何だろう…?

幼い頃から言われ続けてきた親の言葉も大きな影響があるでしょうし、何かの現象が自分に大きな影響を与えることもあるでしょうし、描いた夢が原動力となる場合もあるでしょう。
結婚したり、子供が生まれたり、離婚したり、親と死別したり、嬉しかったり哀しかったりの経験のさ中、自分が選択していく行動の傾向は、いつも何かの力が働いてるはずです。

私の行動の原動力をツラツラ考えてみると、幼い頃から親から言われ続けてきた「あなたは夢見る夢子さん」という母の言葉と、どんなに良い通知表をもらっても「上には上がいる」と言う父の言葉が、いつも混沌と交わりながら私の行動の選択を決定付けているように思います。

夢見る夢子さんは、きっと夢が叶うわよ。。。などと、おだてて育ててくれれば、もしかしたら、と思うわけですが、
夢見る夢子さんは、いつも現実的じゃない。。。と、お説教の原因にもなっていたわけです。もっとおだててくれていたら、私が選んできた人生の岐路は、随分違うのだろうな、とも思ったり…。

でも、そんな育てられ方をしていたら、とっても高飛車で嫌な人になっていたかもしれないし、と思ったり…。

そんな私も、子供を育てながら、やりたいことはやってきているし、大きなストレスを経験しても、何とか這い上がってきました。きっとそれが私が生き延びてきた軌跡なのだと思います。

「生き延びなきゃ」という言葉が口から出てくる人は、きっと生き延びていくのだと信じています。

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