五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

喜怒哀楽を見る

2017年01月20日 | 第2章 五感と体感
喜怒哀楽を見る2017年1月20日

自分の喜びの度合いと怒りの度合いは、どのくらいだろう。
哀しみや楽しむ感情の度合いは、それぞれ、どのくらいだろう。

自分のスケールを意識してみると、自分自身の感情の動きが見えてきます。
自分の感情の動きを意識してこそ、「感情」と言えるのかもしれません。ちょっと理屈っぽいかもしれませんが、「これが私の今の感情だ」と、意識しない限り、感情を捉えることは難しいからです。

私は今悲しい。
私は今嬉しい。
私は今怒っている。
私は今楽しんでいる。

「今この時の感情を意識する」ことが、落ち着きを取り戻す一つの方法であることは、自分の今の状態を俯瞰する事にも繋がるのです。

そんなことをつらつら考えてみると、能もそうだ、、、と、思います。
仕舞いの中で、自分の感情を所作で表すわけですが、その所作を流してしまうと表現があやふやになります。今自分が表現している感情、そして状態を細胞の一つまで集中して表すことの意味は、ここにあるようにも思うのです。
いつも師匠に言われる事を、自分も他者に伝えている事が、滑稽にも思えるのですが、それだけ自分自身の今現在感情を意識することは強い意識が無い限りなかなか意識化されないと云うことかもしれません。

今年こそは、仕舞いの所作をもう少し上手くなりたいものです。
「身体の上体が前につんのめってる。。。」と、指摘を受けつつ、「ああ、、、私らしいや」と、思うのも意識の一つと頭を掻きながら稽古を重ねてゆきたいです。

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