五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

現状という土台に立つ

2017年01月12日 | 第2章 五感と体感
現状という土台に立つ2017年1月12日

自分を活かしている環境が自分の描いている思いとは違ったときに、自分はどんな思いが湧き立ち、どんな考え方で、どのような行動をしていくか。

「現状」という土台に自分が立っている事を受容しない限り、自分の思い描いている現状があたかも本当の事のように思えることを続けていると、自分自身の理想が砂上の土台を作っていることが抑圧となってゆきます。

解ってはいるけれど、受容できていない状態とは、そんな状態のようにも思います。つまり、現状が理想の現状とすり替わっている事で、土台が砂になってしまう、ということです。

砂の上に建物を建てようとしても、直ぐに崩れてしまいます。

過去に囚われず、
遠い将来の夢を追い過ぎず、
今、この時を生きる。

これがなかなか出来ないから私自身も悩むのでしょうが、この単純な上記の三行を心に留めておくだけでも、その「知」が自分の身心を助ける事になるようにも思います。

「現状という土台に立つ」事は、これから就任する某国のリーダーを窺う事にも繋がるでしょうし、私の現状にも繋がることです。
自分の現状が豆粒みたいに小さなことでも、自分にとっては自分自身の宇宙で起きている大切な森羅万象の一つなのです。

私と関わる皆さまと仲良く楽しくお付き合いしながら、時には意見が食い違いながらも現状という土台をすり替えずに、こつこつとやるべき事をやってゆきたいものです。

「ローマ教皇フランシスコ 回勅ラウダート・シ」を読みつつ、現在このような思いが湧いております。
読み終えたら、改めて所感を綴ります。


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