勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

槿花一朝の夢

2006-08-01 23:38:21 | Weblog
   夏の花「槿(むくげ)」が今を盛りと咲いている。6月半ばに咲きはじめて10月はじめ頃まで咲くこの花は、早朝に開いて夕方にはしぼんでしまうことから、そのはかなさをたとえて「槿花一朝(きんかいっちょう)」という。

 栄枯盛衰は世の習い。どんなに栄華を極めてもいずれ滅びるのが浮世ならば、これを「槿花一朝の夢」という。
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-花と咲く日は-

花と咲く日は
今日一日かぎり
今日は
雨が降るかも
知れなかった
大風かも
知れなかった



-百日草-

二度と来ない
今日というこの日
この一日を
百日のように
生きたい

-星野富広さん-
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 変わりやすい心を例えて「小人(しょうじん)槿花の心」という。
また、むくげの花のようにはかないものでも、一日の間は栄えるのである。
その一日が雨であろうと風であろうと一日は一日、悔いのない一日にしたいものです。
2006.08.01