勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

未来

2006-08-30 23:56:49 | Weblog

-殺人のバラード-

すると、
きみはバッタリと倒れるだろう
血の一滴も流れないだろう

殺人はむずかしくない
きみはあっさり死ぬだろう
手口は簡単

額に銃口
指に引き金
あとはただ薬莢(やっきょう)なしのコトバを詰める

一瞬ののち!
きみは自分を発見する
死んでいる自分

-長田 弘さんー

 去る17日。中学一年生の男の子(12)が、学校で「貧乏」や「泥棒」と言われ、生きていくのが嫌になったと遺書を遺して、自らの命を絶った。

彼の遺書である。
 
遺言書

 最近、生きていくことが嫌になってきました。クラスでは「貧乏」や「泥棒」と言う声がたえず響いていて、その時は悲しい気持ちになります。それがもう3年も続いていて、もうあきれています。それに、毎日おもしろおかしくそいつらは笑っているのです。そういうことでこの度死ぬことを決意しました。
 私が死んだ後の物は弟AとBで分けてください。机にある小判は私だと思って持っていてください。

 AとBは僕の分まで長生きして、いい職についてください。
いつも空から家族を見守っています。

さようなら
いままで育ててくれてありがとう

母さん父さん
By.○○

 このような事件が報道されるたびに思う。幼い彼らにとって、いまがすべて。そのいまの苦しみは、生きる希望を失ってしまうのだろう。

 ことばは時として凶器になることがある。口数の多い僕は、知らずに相手を傷つけていることもある。長田 弘さんの詩を読み、自戒も込めて彼らに言いたい。

 人生は長い、これから生きる今までの数倍の人生には、希望がいっぱい詰まっている。いまの苦しみは大きな未来にとって小さな苦しみでしかない。これから訪れるであろう、輝かしい未来のために命を無駄にするな、と。

 しかし、僕にはそれを彼らに伝える術がない。皆さん、どうぞ子供たちに伝えてください。君たちには大きな未来があるのだと。

 酒酔い運転で追突され海に落ち、幼い3人の命が奪われた事件も含め、幼い命が失われるのは耐え難い。
なぜか最近涙もろくなったのは、歳のせいだろうか?
こんな涙でストレスは解消したくない。
2006.08.30