勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

落ちたっ!

2007-09-06 00:52:37 | Weblog
 あの暑い夏も去り、朝晩の過ごしやすさは、心地良い眠りを誘う。雨音が子守唄に聞こえた早朝のこと、夢うつつの中で寝返りをうった。そこはベッドの端、あっと思ったが、時既に遅し。ベッドに足を残したまま仰向けで頭から落ちた。ゴツンという音とともに、もんどりうって目が覚めた。

 僕の記憶ではベッドから落ちたのははじめて、いや、頭を打ったので記憶がなくなっているかもしれない。幸い怪我もなく、多少の記憶が薄れたかもしれないが、それは頭を打ったせいではないかもしれない。頭だけに怪我がないのは、毛が(怪我)ないからか。
 因幡の白兎が、大国主命(おおくにぬしのみこと)の助言で傷を治したという、がまの穂が秋風に揺れている。


◇ だいこく様 ◇

大きなふくろを肩にかけ だいこく様が来かかると
ここにいなばの白うさぎ 皮をむかれて赤はだか

だいこく様はあわれがり きれいな水に身をあらい
がまの穂わたにくるまれと よくよく教えてやりました

だいこく様の言うとおり きれいな水に身をあらい
がまの穂わたにくるまれば うさぎはもとの白うさぎ
 
だいこく様は誰だろう  大国主のみこととて
国を開きて世の人を  助けなされた神さまよ

 がまは、薬草としてだけではなく、布団の芯、筵(むしろ)、灯心、食用 [若葉と根] などと、利用価値が高いと、野草図鑑にある。

 僕の頭も、がまの穂綿にくるまれば、“♪頭はもとの黒髪よ!” なんてことにはならないだろうな。