勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

水引

2007-09-14 01:36:50 | Weblog
 慶弔時などに進物用の包み紙を結ぶのに使う紙糸を、水引というのはご存知の通り。その結び方も、様々ある。大きく分けて、◇花結び、あるいは蝶結び ◇結び切り ◇鮑(あわび)結び の3種類あるそうだが、それぞれの目的によって、使い分ける必要がある。

 花(蝶)結びは、結び直せることから、婚礼以外のくり返したい祝い事などに使い、結び切りは、固く結ばれ二度とくり返さないという意味から、婚礼や傷病の見舞いなどに使われる。また、鮑結びは、複雑に絡み合った結び目がアワビの形に似ていることから、良いお付き合いの願いを込め、慶事・弔事の両方に使われるようだ。
 秋の野に咲くミズヒキが風にゆれ、目立たないが、楚々としたその可憐な花は、夏の終わりを惜しんでいるかのよう。

 ミズヒキの名の由来は、花穂を上から見ると紅く見え、下から見ると白色に見えることから紅白の“水引”の名を借りたという。

あまり見かけないが、白い花のミズヒキもあり、こちらは「ギンミズヒキ」というそうだ。

 また、科は違うが、花のつき方がミズヒキに似ていることから、黄色い花の「キンミズヒキ」という花もある。秋の野は祝いごとが多いのだろうか。
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 紅白のミズヒキが並んで咲いている、しあわせな場所があった。我がブログを訪れてくださる皆様へ、そしてあなたへ感謝の意を込めて、固い契りを結ぶべく、紅白の水引に結んで、ありがとうの言葉を添えて、ささやかな贈り物をお届けします。(マウスオンでご覧ください)