勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

熟年離婚

2006-08-15 23:51:07 | Weblog
 来年度から離婚した夫婦の年金分割が実施される。
それに伴い。社会保険庁は10月1日から、妻も夫も50歳以上の夫婦が離婚する場合、本人の求めがあれば、分割で受け取れる年金の見込み額を事前に通知するサービスを始めるそうだ。

 通知サービスでは、夫婦の合意がないまま妻か夫のどちらかが請求した場合、相手に知られないように見込み額を知ることができる。
これにより、来年度は熟年離婚が急増すると見られている。
 
こんな記事を見つけた。


 去年の秋から社交ダンスを習っている。ブルースから始めて、ジルバ、ワルツと来て、ようやくタンゴまでたどりついたところである。

 こう書くと「ははぁ、昨今のダンスブームに影響されて熟年ダンスを始めたな、多いんだよそういうのが」と思われるかもしれないが、私は趣味で社交ダンスを始めたのでは断じてない。ジリ貧ニッポンを救う救国計画「プロジェクト鹿鳴館」のためである。

 いま日本で人口減少問題と共に、大きな社会問題となっているのが、年金分割制度の導入によって爆発的に増えると予想されている熟年離婚である。


 社交ダンス、それも、舞踏会形式の正式なダンスパーティは女性にデコルテ(首筋や胸をあらわにした衣装)着用を義務づけているが、これが女性に「着飾って人前に出る」という恍惚感を与える。こうした晴れの瞬間こそが、女性が年齢に関係なく、最も憧れているものであり、長い間の夫婦生活で一番欠けいたのがこの要素なのである。

 だが、熟年離婚の回避に最も役立つのは、舞踏会に欠かせないもう一つの要素である。そう、パートナーチェンジ。夫以外の男性の腕に抱かれた女性は、パートナーがどんな男性だろうと、その瞬間に間違いなく「女」を取り戻すはずである。同じように他の女性を腕に抱いた男性は「男」を回復する。と同時に、夫も妻も他の異性に抱かれた妻や夫にジェラシーを感じる。
このジェラシーこそが、熟年離婚に対する最大の抑止要因となり得るのだ。

-フランス文学者、共立女子大教授・鹿島 茂さん-

 長年社交ダンスを生業(なりわい)にしている僕としては、この意見が的を得ているかどうかは疑問である。何故ならば、倦怠期を迎えた夫婦にとって、他の異性との抱擁は、ますますその倦怠感を増すことも考えられる。そんなご夫婦もたくさん見てきた。

 どちらにしても、社交ダンスが男も女も若返る要素であることには違いない。
それによって急増するであろう熟年離婚の減少に役立つのであれば、そんないいことはないのだが・・・。

 あなたも社交ダンス、始めてみませんか。若返ること請け合いです。
2006.08.15

第九条

2006-08-14 22:12:05 | Weblog
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-第九条-  


日本国民は
正義と秩序を基調とする国際平和を
誠実に希求し、国権の発動たる戦争と
武力による威嚇又は武力の行使は
国際紛争を解決する手段としては
永久にこれを放棄する

② 
前項の目的を達するため
陸海空軍その他の権力は
これを保持しない
国の交戦権は、これを認めない

日本国憲法の基本理念

三大基本原則
① 
基本的人権の尊重
② 
国民主権(主権在民)
③ 
平和主義(戦争の放棄)


 日本国憲法は「平和憲法」と呼ばれている。
三大原則の一つである平和主義を規定する条文が第九条である。

平和主義とは
① 
戦争の放棄(非戦)
② 
戦力の不保持(非武装)
③ 
交戦権の否認(非暴力)
 
 これは、日本が戦争に巻き込まれないという意味ではない。

 最近憲法の改定が叫ばれている。
第九条の解釈は人様々であり、何が正しくて何が間違っているかは、僕にはわからない。

 だが、簡単に憲法が変えられるとしたら、条文にある「永久にこれを放棄する」という“永久”という文字が虚しい。

 明日15日は終戦記念日である。
2006.08.14

モノローグ

2006-08-13 13:03:00 | Weblog

 区で行う年一回の健康診断に行ってきた。
その病院は日曜日に予約をとって行うので、待ち時間もなく短時間で終わるのでありがたい。

 まず身長を測って驚いた。「163cmです」といわれ、「え~っ!また1cmも縮んだのぉ」
一昨年測ったときは、164cmだった。若いときは165cmあった身長も、ある時期から段々縮んできている。
164.5cmといわれたときはショックだったが、それにも慣れた。次第に数字は少なくなくなってゆき、164cmまでに縮んでしまっていた。
 
 まぁ、それも仕方ない、現実なんだから。163cmが嫌なのではなく、年々縮んでゆくことにより老いを感じ、2年で1cmも縮んだことのほうがショックである。
このままいくと、あと何年でなくなるのかな?まぁ、そんなに長生きするはずもないからいいが。

 しかし、納得のいかない僕はもう一度測りなおして貰った。今度は163.8cmといわれ、測り方によっては誤差がでることもあり、僕の気持ちを汲んで少しおまけをしてくれたに違いない。それはそれでいいか。

 採血、採尿、レントゲン、心電図、etc.その後の診察で心電図の異常を指摘された。
数年前から異常があり、何度も検査はしているが、今のところ生命に関わるようなものではないことが救いである。

 『右脚ブロック』という波形があり、心臓の右側へ送る信号に異常があるそうだ。
長年使ってきた臓器、加齢と共に機能が衰えるのは仕方ない。ますます進んでゆく老いにどう向き合っていくかが問題である。上手に老いることは難しい。
一日一日を大切に生きる、これも上手な老い方かもしれない。

 「早起きの秘訣?そんなものがあるもんですか、ただ『やればできる』のです。『さぁ、明日から早く起きるぞ』ときめて起きたらよいのです」-丸山敏雄さん- 

 「心の持ち方」が大切だという。心の持ち方は年齢を問わない勉強だそうだ。
年老いたと思わずに、経験を積んだと思えばいいのか。それには経験が生かされなければいけないな。

 気持ちだけ若い、ジジイの独白でした。
2006.08.13

2006-08-12 06:20:38 | Weblog
 春には花好きの貴女の為に、野山に咲き乱れるかぐわしい花の香りを集め、貴女の柔らかい耳元で「元気でね」と囁きましょう。

 夏は暑がり屋の貴女の為に、森深い沢のせせらぎの音を携えて貴女の白い首筋に心地よい涼風を送り続けましょう。

 秋には夕日に燃える色艶やかな紅葉を集め、豪華絢爛の愛の踊りを舞い続け、淋しがり屋の貴女の心を少しでも癒してあげましょう。

 冬、木枯らし吹けば風の仲間に呼びかけて、私の大事な人だから優しく通り過ぎてくれと頼み、西に寒気の渦あるときは「今夜は凍れるから早く家に帰って暖かくしてお寝み」と貴女の手の甲に雪一片をそっと置いて知らせましょう。

 顔合わせては優しい言葉の一つ掛けられない私の不器用さ、自分でも呆れる程ですが、風になれば何のてらいもなく本当の私の気持ちを素直に伝えられそうで、とても気が楽になりました。
昌子さん本当にありがとう。愛と感謝の意を込めて、それでも少しは照れながら愛する貴女へのラブレターを、四季折々の風に乗せて送り続けられる日が楽しみです。

-谷口 富さん(65歳)「60歳のラブレター」から-

 
 谷口さんは還暦を迎えてまもなく、ALS(筋萎縮性側硬化症)という難病に倒れ、入院中に妻の昌子さんあてに書いたラブレターです。

 
 貴女の疲れ切った顔を見て「もう何もしなくていいよ」と口では言えても、貴女に替わって庭の草一つむしる事も出来ないこの手が悔しくて涙が出て来ます。
だから今度生まれ変わって来る時は、常に貴方の側に居ても僕だと気付かれず、貴女を優しく見守ってあげることの出来る“風”になろうと真剣に願っています。風になってあなたを必ず守りたい。



 そう言って谷口さんは、このラブレターを書き「60歳のラブレター」に応募しました。
このことは娘の悠子さんにだけ打ち明けられ、昌子さんには秘密にされていました。そして次の年の七月十六日に亡くなりました。

 昌子さんが編集部からの連絡でこのことを知ったのは、その死から二週間後のことでした。「主人はもう亡くなっていましたし、最初はどうしようかと迷ったんですが、娘が仏壇の前で泣くんです。それで、あの手紙を本に掲載させていただくことにしました」

 昌子さんは今でも時々ラブレターを読んでみることがある、と言っているそうです。

住友信託銀行が募集した「60歳のラブレター」には様々なエピソードに溢れた、心をゆするラブレターがたくさんあります。
2006.08.12

大切なもの

2006-08-10 23:54:35 | Weblog
 大切なもの、しまい忘れたことありませんか。
大切だから大事にしまって、どこにしまったか忘れてしまう。
お気に入りの洋服、大事に着ようと思って、気が付いたら流行遅れ。
高価な衣類、大事に着ているのにすぐに染みをつけてしまう。
景品で貰った器、粗末に扱ってもなかなか壊れないのに、お気に入りの器、高価なグラス、大事に扱っているのにすぐ壊れる。
大事であればあるほど慎重になって、かえって悪い結果になってしまう。
そんな経験ありませんか?

 大切なものほどなくしやすく、失った悲しみも大きい。
どうでもいいものなら、なくしても惜しくない。大切なものだから、懸命に探す。

 最近大切なものをなくしました。そんな大切なものを失い、落ち込んでいるときに、再び見つけた時のうれしさはまた格別。失った悲しみの数倍である。

 慰め励まされ、諦めかけていたそんなとき、失ったものが目の前に現れて、見上げると澄んだ夜空に月も輝いていた。
2006.08.10

台風一過

2006-08-09 22:53:34 | Weblog
 関東地方に接近した台風7号により、昨夜来の激しい雨に見舞われた東京も、昼過ぎには小止みになり、夕方からは晴れ間ものぞいた。

 水が増した夕暮れ時の隅田川、刻々と変わるその姿に見とれながら、整備された川岸を歩くと川風が肌に心地いい。
 
 
 
 
 
 

 たまには何もかも忘れ、のんびりと風の吹くまま気の向くまま、ぼんやり過ごすそんな時もいいもんだ。
2006.08.09

スズメの涙

2006-08-07 23:57:22 | Weblog

 我が家のベランダから巣立った鳩は、毎朝ベランダにやってきては「クック~、クック~」と鳴いている。
ぼくがベランがに出ると慌てて飛び立ってしまうが、可愛い思いは変わらない。
 
 鳩がいなくなると今度はベランダで、「チュチュッ・チュンチュン」と鳴く声が聞こえる。雀が二羽ベランダの椿の枝に止まっている。
そっとカメラを向けると、すぐに飛び立ってしまうが、一羽だけカメラに収めることができた。
鳩のように卵を産むはずもないだろうが、雀の訪問も嬉しい。

 すずめは穀類を食べるため、作物に被害を及ぼす事も多いが、害虫や雑草の種子も食べるので、役立つ鳥として人間との共存に欠かせない鳥でもある。

 中国では毛沢東の時代にコメの被害をなくそうと「スズメ撲滅運動」を行ったが、害虫が大量に発生してコメが収穫できなくなり、餓死者も出たという。
自然の生態系は崩すべきではないということか。

≪雀を扱った諺≫

【スズメの涙】
非常に少ないこと

【スズメ百まで踊り忘れず】
スズメは死ぬまで飛び跳ねる癖が抜けないように
若いときの悪い習慣や癖はいくつになっても直らない

【スズメの酒盛り】
スズメが酒盛りでもしているように
座は小さいくせに騒ぐのだけは一人前に騒々しい酒宴のこと

 我が身はいくつまで踊り続けるのだろうか?
2006.08.07

あの暑い夏の日

2006-08-06 23:39:08 | Weblog
 日本が戦争に巻き込まれる危険性があると感じている人が急増している。
内閣府の調査によると、'94年は19.2%だったのに今年2月は45.0%だった。

 60ヵ国できいた世界価値観調査2000では、「もし戦争が起きたら国のために戦うか」の設問に、「はい」と答えた率は日本が最低。下から2番目のドイツの半分以下だった。(朝日新聞から)


 1945年、終戦の年、僕は2歳を迎えていた。東京を去り、父の実家の埼玉で終戦を迎えたが、姉達は学童疎開をしたり、東京に残った姉もいたが、空襲の夜、東京の空が真っ赤に燃えるのを見た母は、就業していて一人東京に残した姉を心配し、「何かあったら一生恨むから」と父に言ったそうだ。

 2歳の僕は、広島や長崎に原爆が落とされたのも、8月15日の玉音放送も知る由もない。
戦後のもののない時代に、裕福ではないが自然の中で育った僕は、少年の頃の思い出は今も心に残る。


左から、弟の金髪、末の弟、僕、姪

 春風になびく麦の穂。夏の蝉時雨、蚊帳の中に放った蛍の光、口を真っ赤にして食べた桑の実。秋の空に群れる赤とんぼ、西の空を茜色に染める夕焼け。父に叱られて、降りしきる雪の中を泣きながら裸足で歩いた冬の日。
どれもが懐かしく思い出される。
昔を語り、懐かしむことは年寄りの証拠でもあろうか。


 文明の発達は日進月歩、年寄りがついていくには追いつかないほどの進歩である。しかし太古の昔から争いごとは絶えない。今もどこかで戦争が行われている。文明は驚くほどの進歩を遂げるのに、人間の心は何故に進歩がないのだろうか。


 敗戦で不戦を誓った日本、「国のために戦うか」の問いに「はい」と答えた率が最低という結果を「情けない」という必要はないと思う。
と朝日新聞は結んでいる。
2006.08.06

独り言

2006-08-04 23:28:23 | Weblog
 月日は百代の過客(かかく)にして、行(ゆき)かふ年もまた旅人也。

 「奥の細道」で、松尾芭蕉はいう。「月日は永遠の旅人、往き交う年もまた旅人である」と。

 サッカーの中田選手は引退の言葉の中でいった。「人生とは旅であり、旅とは人生である」

 六十有余年旅してきた僕は、また一つ歳を重ねた。人を愛し、人を憎み、人をうらやみ、欲望に満ち、喜び、悲しみ、それでも生きてきた。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
-何のために-

何のために 生きているのだろう
何を喜びとしたら よいのだろう
これからどうなるのだろう

その時 私の横に
あなたが一枝の花を置いてくれた

力をぬいて
重みのままに咲いている
美しい花だった

-星野富広さん-
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 そうか、力をぬけばいいのか。ダンスを教えるとき、いつも言っているではないか。
年とともに肩の力をぬいて生きる事、心掛けよう。
2006.08.04

ハッピーセット

2006-08-03 21:35:10 | Weblog
 岐阜からプレゼントが届いた。8月3日、僕の誕生日である。
これ以上歳はいらないのだが、この様なプレゼントが届くと誕生日もいいものだと思う。
和紙の本場、美濃の友禅和紙に描かれた「花鳥」と「平安絵巻」の二つの図柄のハッピーセット なる、友禅染の手法で手漉和紙に描かれた大きな絵。幸運をもたらし、不幸を追い出す縁起のよい絵だそうで、今朝出かける直前に届いたのだ。送り主は我が息子「おにぎり」。誕生日の話をしたことも忘れたが、彼が覚えていてくれたのが嬉しい。
 
  早速、額に入れて飾ってみる。部屋が豪華になり何かいいことが起こりそうな予感さえする。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 老いぬる人は、心おのづから静かなれば、無益のわざをなさず、身を助けて愁へなく、人の煩ひなからむことを思ふ。老いて智の若きときに勝れること、若くしてかたちの老いたるに勝れるがごとし。


 年老いた人間は、こだわりがなく、ものに接しても欲望にかられない。心が自然で平静だから、無益なことは慎む。我が身を大切にして心配ごとがなく、他人に迷惑をかけないようにと考える。老人の判断力が若者より勝っているのは、若者の容貌が老人より勝っているのと同じだ。

-吉田兼好 ・ 「徒然草」 (角川文庫)より-
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 兼好は、若者と老人を比較し、智においては老人に、容貌においては若者に軍配を上げている。
また一つ歳を重ねた我が身を省みるに、ものにこだわらず、無欲で他人に迷惑をかけず、智において若者より勝っているだろうか。否、知らずに他人に迷惑をかけ、欲望に満ち溢れ、無知を思い知ることも度々。
多くの出会いと別れ、その一つ一つを思い、また一つ歳を重ねた今日。
今日まで生きられたことへの感謝の気持ちで、新たな旅立ちへの一歩としよう。
おにぎり、ありがとう。
2006.08.03

槿花一朝の夢

2006-08-01 23:38:21 | Weblog
   夏の花「槿(むくげ)」が今を盛りと咲いている。6月半ばに咲きはじめて10月はじめ頃まで咲くこの花は、早朝に開いて夕方にはしぼんでしまうことから、そのはかなさをたとえて「槿花一朝(きんかいっちょう)」という。

 栄枯盛衰は世の習い。どんなに栄華を極めてもいずれ滅びるのが浮世ならば、これを「槿花一朝の夢」という。
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-花と咲く日は-

花と咲く日は
今日一日かぎり
今日は
雨が降るかも
知れなかった
大風かも
知れなかった



-百日草-

二度と来ない
今日というこの日
この一日を
百日のように
生きたい

-星野富広さん-
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 変わりやすい心を例えて「小人(しょうじん)槿花の心」という。
また、むくげの花のようにはかないものでも、一日の間は栄えるのである。
その一日が雨であろうと風であろうと一日は一日、悔いのない一日にしたいものです。
2006.08.01