現在2軍調整中の斉藤和巳投手が今日、ウェスタンリーグでの中日戦(ナゴヤ球場)に登板しました。先発で登板したカズミは、初回に荒木選手(ケガで再調整中です…)に内野安打を許しましたが、その後は後続を凡退。4番・中村紀洋には3球三振に仕留める上々の立ち上がりを見せます!中村ノリとの対戦が2軍で実現するとは誰が予感していたんでしょうか!?今日2軍の試合を見た人はまさにラッキーです!カズミは2回以降も完璧なピッチングで3回を無失点で投げ終えました。また、MAX149キロのストレートを見せるなど完全復活をアピール。オールスター前に復帰できるか期待したいですね。次は30日のサーパス戦に登板予定。雁ノ巣でもエース健在を見せ付けられるか?
さあ一方で、1軍のほうは現在4連敗中。交流戦の負け越しが決定しています。今日から交流戦最後の2連戦。中日を相手に意地を見せたいところです。今日の先発は暫定といっても、もうエースと言っても過言ではない杉内。先週は2ケタ勝利に挑戦するも、まさかの1発に泣いてしまった。今回は中日を相手にリベンジなるか?
杉内は初回、中日打線を簡単に3者凡退に仕留める好投を見せましたが、2回2死後に李炳圭(イ・ビョンギュ)の2塁打を許すと、谷繁のタイムリー2塁打で1点を先制されます。
3回、杉内が2塁打を放つと、大村のライト前ヒットで同点または逆転のチャンスを迎えましたが、本多と川崎が連続三振でチャンスを潰してしまいました。その裏、杉内は1死3塁のピンチを迎えます。ここで福留にライト前タイムリーを許して1点を追加されます。ウッズ三振の後、森野にレフト前ヒットを許してしまい、この回2失点。4回には、今日初スタメンの柳田にレフトへのプロ初本塁打を許してしまい、これで4失点。結局杉内は5回に代打を送られ、2ケタ勝利は次回に持ち越しとなりました。
5回からは新外国人・スタンドリッジが1軍初登板。最初のバッター・井端を2塁ゴロに打ち取りますが、福留には四球を許すと、ウッズとの場面でボークを取られてしまいます。リズムが狂ったのかウッズに四球を与えてピンチを作りましたが、森野には1塁ゴロ併殺打でピンチ脱出。
中日の先発・川上憲伸を攻略したいソフトバンクは6回、先頭の本多が内野安打で出塁。続く川崎が右中間を破る長打。1塁から本多が生還し1点を返します。打った川崎は、俊足を生かして3塁打。なおも小久保が、中堅フェンス直撃の2塁打で1点を返して2点差。多村三振のあと、柴原がライト線いっぱいの2塁打で1点差。さらにスタンドリッジの代打・吉本亮がライトへの2塁打で同点に追いつきます。そして、一打逆転のチャンスに松田宣浩が川上のカーブを捉えると、レフトへの今季初本塁打!この回打者一巡の猛攻で6点を奪い逆転に成功します!
逆転に成功したソフトバンクは6回裏、3番手・佐藤誠を投入。佐藤はこの回を3者凡退に抑えましたが、7回に先頭打者を四球を与えると、1死後井端に四球を与えたところで、ニコースキーが4番手として登板。ニコースキーは福留をレフトフライに打ち取って2アウト。すると今度は5番手に水田が登板。バッターはウッズ。一発が出れば同点の場面でしたが、最後はストレートで空振り三振。同点のピンチを凌ぎました。
8回、水田は先頭の森野にヒットを許します。イ・ビョンギュには、大村のファインプレーでセンターフライで1死、谷繁には三振で2死としたところで、馬原を投入。篠原じゃなくてよかった。(馬原が守護神なら、篠原は疫病神だ)馬原はいきなり代打・井上に2塁打を許してしまいましたが、立浪には3塁ファールフライでピンチを防ぎました。
9回、「馬原タイム」のこの回、簡単に2死を取りましたが、福留にヒットを許し、バッターはウッズ。ホームランが出れば同点という最悪の場面だったんですが、最後は見逃し三振で試合終了!ソフトバンクが連敗を4でストップ、スタンドリッジが来日初登板初勝利です!
中 日-ソフトバンク 3回戦
(ソフトバンク2勝1敗、ナゴヤドーム、15:00、38231人)
H 000 006 000 6
D 012 100 000 4
【投手】
(ソ)杉内、スタンドリッジ、佐藤、ニコースキー、水田、馬原-田上、高谷
(中)川上、久本、鈴木、グラセスキ、S.ラミレス-谷繁
【責任投手】
(勝)スタンドリッジ1試合1勝
(S)馬原26試合22S
(敗)川上12試合6勝3敗
【本塁打】
(ソ)松田1号2ラン(6回、川上)
(中)柳田1号ソロ(4回、杉内)
やっと勝てたー。今日負ければ地獄だっただけにこの勝利はとても嬉しい。先発の杉内がまさかの4失点を喫したときはもうダメかと思ったんですが、打線が爆発、逆転したニュースを聴いたときは驚きました。さらに驚いたのは、松田がホームランを打ったことでしょう!松田以外にも、吉本が同点タイムリー、高谷がプロ入り初ヒットを放ち、若手が頑張ってくれました。この試合をきっかけに、世代交代が進めばいいんですがねえ…。
スタンドリッジは来日初勝利を挙げたんですが、連続フォアボールを与えてしまう、ボークを取られるという課題も見つかりました。今後、勝利の方程式の一員になるためには簡単なミスは絶対にしてはいけません。左のニコースキー、右の水田に次ぐ、第3の中継ぎのエースになれるか、次戦以降も期待しましょう。外国人中継ぎコンビが活躍した場合、柳瀬と藤岡は今後1軍のマウンドに上がれるのだろうか?
明日でいよいよ交流戦もラスト。最後は連勝で締めたいですねえ。「マキシマムザ肛門」の呪文が効きましたな。明日も「マキシマムザ肛門」パワーで、中日をひつまぶしにして食ってやる!
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