日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

食肉に希望なし

2007年06月26日 | Weblog
まったくふざけたことだ。北海道・苫小牧市の食品加工卸会社「ミートホープ」が、豚肉のミンチに血を混ぜて「牛ミンチ」としていたことが発覚。その偽ミンチをコロッケに加工していたのだ。その味をイメージしてみると、鉄さびのような味がするのかもしれない。
記者会見で、ミートホープの社長の態度は非常に腹立たしかった。釈明会見なのにヘラヘラとわらっているのだ。あえて言いたい。「お前反省しているのか?」と。バカ社長のうやむやな態度に、取締役の長男が「本当のことを話せ」と注意。あの長男は親父と比べてまともに感じた。会見時は最初、誤って混入したかもしれないと語っていた。しかし、バカ社長の指示で混ぜていたそうだ。その件について工場長は何も言えない状態だった。そりゃそうだ。あの人の言うことは絶対みたいなものですから。まさに金正日ですわ。
強制捜査前の会見だったか、バカ社長は「冷凍食品の半額セールで喜んで買う消費者にも問題がある」。はぁ~?半額セールいいじゃん。半額だったら喜んで買いますよ!半額バンザイだよ!反省してねえなやっぱり。
ここで、ミートホープの愚行の全てを取り上げたいと思う。
①牛ミンチに豚肉を混入
②豚肉以外にもウサギ肉やカモ肉を入れた。
③水を注射して重くさせた
④肉を赤く見せるために血で着色させた
⑤牛ミンチにパンも混ぜて水増しさせた
⑥饅頭の皮に鳥の皮を混ぜてミンチにし、鳥の胸肉ミンチとした
⑦鶏肉を入れる袋を偽造し、別の会社から仕入れた鶏肉を詰めていた。
⑧シカ肉ジャーキーに羊肉を使っていた
⑨牛脂にラードを混入させたものを「牛脂」と表示し販売していた
こう見てるとたくさんの悪行をやっている。まさに「疑惑の総合商社」といえるだろう。
そんな中今日、ミートホープの従業員全員に解雇通告。若い従業員はまだ先があるかもしれないが、ベテランになると再就職先が難しいだろう。そして会社はしばらくの間休業が決定。期間は無期限ということから、事実上の廃業といってもいい。
家宅捜索、従業員の解雇、会社の休業も決定、残るは社長の逮捕を残すのみか?いや、国会で参考人招致or証人喚問の可能性があるかもしれない。ミートホープ事件はまだまだ続きそうだ。


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コメント (2)
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