連勝で交流戦終了。

交流戦もいよいよ最終戦。ここまで10勝13敗の福岡ソフトバンクホークス。全体的には負け越しですが、中日戦は勝ち越したいところです。

交流戦最後の先発は和田。序盤から中日打線を封じる好投を見せます。１回、李炳圭、井端、福留を３者連続三振に仕留めるナイスピッチング。２回にヒットで初めて出塁を許しますが、谷繁を三振に仕留めました。
打線のほうは２回、４番・小久保が中日の先発・中田のストレートを捉え、センターへ飛び込む16号ソロで先制します。小久保にとっては３日の中日戦以来のホームランとなりました。
３回、先頭の大村がレフト前ヒットを放つと、本多犠打の後、川崎がセンター前ヒットで１死１,３塁。このチャンスにまたしても小久保が見せます！今度はレフトへの完璧な17号３ラン！小久保の２本の本塁打で４－０。試合を決定付けた感じです。
４回、和田は初めてピンチを迎えます。２死１,３塁で英智を迎えましたが、最後はストレートで三振。反撃のピンチを防いでこの回も無得点。
５回、大村が２打席連続ヒットとなる２塁打を放つと、本多がきっちりバントを決めて１死３塁のチャンス。ここで川崎がライト前へのタイムリーで１点追加。大村が１番だとやはり打線が機能しまくるねえ。
６回、柴原のセンター前ヒット、松田のレフトへの２塁打で無死２,３塁とまたしても追加点のチャンス。高谷は中日の２番手・久本の初球を叩くと、ライトオーバーの２塁打で２点を追加。なおも追加点のチャンスを迎えましたが後続が凡退。それでもこの回２点追加で７－０。ソフトバンク、勢いが止まりません。
その裏、和田がつかまります。１死後、井端と福留の連打で１死１,３塁のピンチ。ここでウッズにセンター前ヒットで１点を返されます。この後、森野の遊撃ゴロの間にもう１点返され、この回２失点。
７回、川崎がヒットで出塁。１死後、多村が四球で出塁すると、柴原がライト前ヒットで満塁のチャンス！ここでバッターは松田。カウント１－１からの３球目を、センターへ大きな２塁打を放ち、２点追加。高谷四球でまたも満塁のチャンスで、バッターは和田に代わって松中！更なる追加点がほしかったんですが、結果は２塁ファールフライ。すると３塁から柴原がホームへ突っ込むもアウト。何やってんだ柴原。我慢すれば大村まで回れたのに。
７回からは柳瀬、８回はニコースキー、９回は甲頭が、それぞれ中日打線をゼロに抑えて試合終了。ソフトバンクがアウェーで中日に連勝。通算成績11勝13敗で交流戦を終えました。

中　日－ソフトバンク　最終戦
（ソフトバンク３勝１敗、ナゴヤドーム、１４：００、３８１５３人）

H　０１３ ０１２ ２００　 　 ９
D　０００ ００２ ０００　 　 ２
【投手】
（ソ）和田、柳瀬、ニコースキー、甲藤－高谷
（中）中田、久本、浅尾、Ｓ．ラミレス－谷繁、小田

【責任投手】
（勝）和田１３試合６勝５敗
（敗）中田１４試合７勝５敗

【本塁打】
（ソ）小久保１６号ソロ（２回、中田）、１７号３ラン（３回、中田）

最後は小久保の２発＆松田が連日の活躍で中日に連勝。中日との対戦成績は３勝１敗で勝ち越しました。小久保は中田から３本塁打、松田は今日２塁打２本のマルチヒット。昨日の勢いをキープしていますね。パリーグ後半戦は、ケガの松中がDHに回り、松田が１塁のレギュラーを獲得するのでは？
今日の和田は６回９奪三振２失点で、６月11日の阪神戦以来の今季６勝目。今日は三振が多かったですね。今季自己最速の146キロをマークした場面もあったから、調子がよかったんじゃないかな？
打線では、川崎と柴原が猛打賞。２試合連続の２ケタ安打で打線も復活。後半戦へ向けてプラス材料が乱発した２連戦でした。さあ４日間の休養の後、29日からはロッテとの３連戦。オールスター前までには首位奪還といきましょう！

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