日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

MAZDAオールスターゲーム第1戦 IN 京セラドーム大阪

2008年08月01日 | Sports


プロ野球真夏の祭典・MAZDAオールスターゲームが今年もやってまいりました。両リーグの威信をかけた夢の球宴ですが、今年は星野JAPANのメンバーも多数出場していることで、壮行試合的な意味合いを持った球宴となりました。第1戦は京セラドーム大阪で行われ、セリーグは高橋健(広島)、パリーグはダルビッシュ有(日本ハム)が先発。第1戦は点の取り合いから劇的な幕切れとなりました。

両チームのスタメン
 セリーグ           パリーグ
1(中)青木宣親       (中)森本稀哲
2(二)東出輝裕       (遊)川崎宗則
3(一)新井貴浩       (右)稲葉篤紀
4(指)ラミレス        (指)ローズ
5(左)金本知憲       (左)G.G.佐藤
6(三)村田修一       (一)小久保裕紀
7(右)前田智徳       (三)中村剛也
8(捕)阿部慎之助      (二)田中賢介
9(遊)坂本勇人       (捕)日高剛

1回、先攻のセリーグは、先頭の青木がダルビッシュの4球目のストレートをセンターへ弾き返して出塁。続く東出の場面で盗塁を試みますが、日高の好返球で2塁アウトとなりました。このあと後続も倒れて無得点。その裏、パリーグは高橋の前に3者凡退に倒れ、初回両チームとも無得点でスタートしました。
2回、ラミレスが倒れて1死後、5番・金本がダルビッシュの6球目をライトへ!打球はライトスタンド2階フェンスに直撃してソロ本塁打。続く村田はレフト前ヒットを放ちますが、前田が2塁併殺打に倒れて3アウト。しかし、金本の本塁打で先制しました。しかしパリーグはその直後、ローズがレフト前ヒット、G.G.佐藤の2塁打で無死2,3塁と同点&逆転のチャンスを迎えます。ここで小久保がキッチリとライトへの犠牲フライを放って同点に追いつきます。なおも1死3塁と逆転のチャンスでしたが、中村と田中賢が連続三振に倒れて逆転ならず。
3回と4回は、小笠原孝(中日)と清水直行(ロッテ)の両リーグの2番手投手の前に勝ち越し点が奪えず。3回のパリーグの攻撃は、日高、森本、川崎のヒットで2死満塁のチャンスを迎えましたが、ローズが投手ゴロに倒れて勝ち越し点を奪うことができませんでした。
5回、パリーグ3番手・山本省吾が3者凡退に抑えると、その裏にセリーグ3番手・下柳剛から、田中賢と日高の連打で無死1,3塁とすると、森本の併殺崩れの間に1点を奪いパリーグが逆転します。川崎三振で2死後、3回に代走で出場→レフトの守備についていた大松尚逸の2塁ゴロをセリーグ2塁手・東出がエラーしてしまい1点追加。この回2点追加してセリーグとの差を2点に拡げます。
7回、セリーグが猛反撃を見せます。先頭のタイロン・ウッズが積極的な走塁でライト前2塁打とすると、ラミレスも続いて無死1,3塁。このチャンスに先制弾を放った金本がレフトフライ、しかしこの当たりが大松の前に落ちてレフト前ヒットとなり1点を返します。続くセリーグ首位打者・内川聖一が3塁ゴロ。これを3塁手・中島裕之が悪送球してしまいます。この間にラミレスが生還して同点に。記録は3塁内野安打。今度は逆転のチャンスを迎えたセリーグ。代打・和田一浩が初球をライト前へ。右翼手・G.G.佐藤のバックホームも届かず、金本が生還して逆転に成功。打った和田は2塁へ。この回打者7人の猛攻で3得点。パリーグ3番手・帆足和幸は5安打3失点と炎上してしまいました。
8回、セリーグは藤川球児が登板して必勝リレーに突入。藤川は大松、ローズ、G.G.佐藤の3人をストレートで真っ向勝負!3者凡退に打ち取っていよいよ9回へ。9回、セリーグは久保田智之が6番手で登場。しかし、ここからパリーグの逆襲が始まります。先頭のリック(楽天)がライトへの2塁打を放つと、1死後西岡剛がライト前ヒットで1,3塁と同点のチャンス。ここでパリーグは代打に松中信彦が登場。松中は初球のスライダーを空振りしますが、カウント1-2からの4球目のスライダーを1,2塁間を破るライト前タイムリーで同点に追いつきます!オールスターは9回で引き分けのため、この時点でセリーグの勝利は消滅。なおもパリーグは1死1,2塁と今度はサヨナラのチャンス。今度は山崎武司が代打で登場。その山崎は久保田の初球ストレートを捉えると、打球は右中間を破ってサヨナラタイムリー!オールスター初戦は5-4でパリーグが劇的なサヨナラ勝ちを飾りました。


マツダオールスターゲーム・第1戦 2008/07/31(木)
パ・リーグ-セ・リーグ
(パ・リーグ1勝、京セラドーム大阪、18:12、33618人)
全セ 0 1 0 0 0 0 3 0 0  4
全パ 0 1 0 0 2 0 0 0 2x  5
【投手】
(セ)高橋、小笠原、下柳、大竹、藤川、久保田-阿部、矢野、石原
(パ)ダルビッシュ、清水、山本、帆足、加藤-日高、細川
【責任投手】
(勝)加藤1試合1勝
(敗)久保田1試合1敗
【本塁打】
(セ)金本1号ソロ(2回、ダルビッシュ)


オールスター第1戦はパリーグのサヨナラ勝ち、2005年第1戦から続いた連敗を6でストップしました。オールスターでのサヨナラは20年ぶりなんだそうです。この試合のMVPはサヨナラ打を放った山崎が獲得。ベストバッター賞には金本(阪神)、ベストピッチャー賞は山本(オリックス)、ベストプレー賞には松中(ソフトバンク)が受賞しました。山崎はわずか1球&一振りで賞金200万円を手にしちゃいました。金本は2安打2打点1本塁打と活躍して、このまま行けばMVP獲得だったんですが…。京セラドームを本拠地にしているオリックスの選手たちも頑張りました。パリーグの3番手で登板した山本省吾は2回を完璧に抑えると、日高剛は2打席連続安打、そしてクローザー・加藤大輔はサヨナラで勝利投手になりました。なんだかんだでオリックスファンの期待に応えてくれましたね。
福岡ソフトバンクホークスからは松中、川崎、小久保、杉内(柴原は腰痛のため辞退)が出場していますが、この日は川崎と小久保がスタメン出場。川崎は4打数1安打で先発フル出場、小久保は無安打に終わりましたが2回に同点の犠牲フライを放ちました。6回の第3打席では、レフトへ本塁打まであと少しというファウルを見せれば、今度はライトへ大きな当たりを見せるも最後に失速してしまいました。この2本の大きな当たりを見せれば、第2戦の横浜スタジアムで綺麗な本塁打が見られるかもしれません。でも、出場機会はあるのだろうか?代打で登場した松中は、久保田を打ち崩す同点タイムリーで勝利に貢献し、ベストプレー賞の100万円を獲得しました。この日登板の無かった杉内は第2戦で登場するのか?第2戦もソフトバンク選手陣の活躍に期待したいと思います。
星野JAPAN組では、ダルビッシュが2回3安打1失点と言う内容、27球全てストレートで勝負しました。中島は6回から3塁の守備に就き、最初の打席でレフトへの2塁打放ちます。しかし7回に悪送球してしまい、守備面で課題を残す結果に。青木とG.G.佐藤は2打席連続安打をマークしました。
第2戦は横浜ベイスターズの本拠地・横浜スタジアムで行われます。両チームの先発は、セリーグが川上憲伸(中日)、パリーグは今季最多勝の岩隈久志(楽天)の予定です。横浜の金曜日の天候は、曇り時々晴れという予報が出ています。どうやら大丈夫みたいですが、夕立ちが心配です。火曜日の反町ジャパンVSアルゼンチンみたいな雷雨にならなければいいんですけど…。


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