日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

2夜連続の逆転勝ち!

2008年08月04日 | HAWKS

前日は本多の3塁打と大隣の10勝目で後半戦初戦を白星スタートで飾った福岡ソフトバンクホークス。月曜日も京セラドーム大阪でオリックスと対決。この日はホールトンが先発。先発2連勝はなったのか?

1回、ソフトバンクは先頭の本多がオリックス先発・山本の7球目のスライダーをセンター前に弾き返します。このあと本多は仲沢の犠打で2塁、松中の2塁ゴロの間に3塁まで進塁。2死3塁と先制のチャンスに小久保がセンター前タイムリーを放って1点を先制します。先制点の援護を貰ったホールトンはその裏、先頭の坂口にライトへ大きな当たりを放たれますが、右翼手・大村がフェンスに激突しながらもキャッチするファインプレーを見せます。その後下山、カブレラを連続三振に仕留めて三者凡退と上々のスタートを切りました。
3回、1死から仲沢が右中間を破る2塁打を放つと、続く松中が2球目のストレートをレフト前ヒット。2塁から仲沢が生還して2点目を挙げます。
ホールトンは2回に2死から四球の走者を出しますが、後続を抑えて無失点。3回には先頭打者を味方のエラーで出塁を許すと、2死3塁のピンチを迎えましたが、下山を2塁ゴロに打ち取ってこの回も無失点に抑えます。4回はカブレラをファウルフライ、ローズを見逃し三振、北川をライトフライに打ち取って3者凡退。4回を投げ終えてオリックス打線をノーヒットピッチングに抑える好投を見せます。
5回、ここまで無安打に抑えていたホールトンに落とし穴が。先頭の日高に低めのストレートを狙われると、打球はライトスタンドまで持ってこられてソロ本塁打。ここまで好投していただけに痛い失点を喫してしまいました。しかし、そのショックが吹っ切れたのかレフトフライと連続三振で3アウト。後続を抑えたホールトン、なんとか立ち直りました。6回、ホールトンは先頭の坂口にヒットを許すと、2死後ローズを敬遠して2死1,2塁と一打同点のピンチを背負います。ここで北川にレフトへ大きな当たり、打球はあと一歩で失速して中西がキャッチ。危ない場面でしたが何とか抑えたホールトン、6回を投げ終えたところでお役ごめん。勝ち投手の権利を得て7回以降の中継ぎ陣に託します。
7回、2番手で三瀬が登板。その三瀬は先頭の日高にレフト前ヒットを許しますが、一輝を空振り三振に仕留めて1死。ここでオリックスは小瀬のところで清原が代打で登場。清原VS三瀬の対決は、初球はシュート球をファウル、2球目から4球目はボールとストライクが入らずカウント1-3。そして5球目、三瀬のストレートを清原がセンター前に弾き返して復帰後初安打。清原に打たれた三瀬は1死1,2塁とピンチを背負うことに。ここでソフトバンクは三瀬を諦めて高橋秀聡が3番手で登板。しかし高橋はピリッとしません。代打・相川にライト線を破る2塁打で同点にされます。なおも1死2,3塁と逆転のピンチで坂口を迎えます。ここで坂口は2球目をスクイズ。簡単に決まって逆転を許す。この回は清原のヒットがきっかけで2失点とオリックスに逆転、ホールトンの勝利投手が消滅しました。
逆転された直後の8回、ソフトバンクが反撃に出ます。1死から仲沢がセンター前ヒットで出塁すると、松中の1塁ゴロの間に2塁に進塁します。ここで先制タイムリーを放っている小久保が、オリックス3番手・清水の3球目のカーブを捉えると、打球は左中間を破るタイムリー2塁打で同点に追いつきます。その裏、続投した高橋秀はオリックスのクリーンナップを三者凡退に抑え、勝負は9回の攻防へ。
9回、先頭の大村がオリックス4番手・菊地原を相手にファウルで粘り続けますが、最後は10球目のスライダーを遊撃フライに倒れて1アウト。続く途中出場の辻武史もファウルで粘って、菊地原の7球目のストレートを右中間へ運びます。打球が転々としている間に辻は一気に3塁へ!一気に逆転のチャンスを迎えたソフトバンクは、代打に長谷川が登場。長谷川はカウント2-2、オリックス5番手・川越の6球目のストレートを叩きつけて2塁ゴロ。辻が一気に本塁突入、オリックス2塁手・一輝が本塁送球しますが、判定はセーフ!辻の好走塁でソフトバンクが逆転!記録は2塁フィルダースチョイスでした。これで馬原が抑えればOK!その裏、4番手で登板した馬原がオリックス打線を3者凡退、オリックス最後の打者・山崎を3球三振に仕留めて試合終了。ソフトバンクが連夜の逆転勝ちでオリックスに連勝しました!


パシフィック・リーグ公式戦 2008/08/04(月)
オリックス-ソフトバンク 16回戦
(8勝8敗、京セラD大阪、18:01、16295人)
Sh 101 000 011    4
Bs 000 010 200    3
【投手】
(ソ)ホールトン、三瀬、高橋秀、馬原-高谷
(オ)山本、香月、清水、菊地原、川越-日高
【責任投手】
(勝)高橋秀16試合1勝1敗1S
(S)馬原4試合3S
(敗)菊地原42試合3敗
【本塁打】
(オ)日高10号ソロ(5回、ホールトン)


2試合連続で9回に勝ち越し点でオリックスに連勝、対戦成績も8勝8敗の五分としました。先発のホールトンは6回まで打者23人に対して106球、被安打2・6奪三振・1失点(被本塁打1)と上出来の内容だったんですが、7回に高橋秀が2失点してしまい勝敗つかず。ホールトンの白星を潰してしまった高橋秀は8回に3者凡退に抑えると、9回に味方の勝ち越しで勝利投手。今季16試合目の登板で今季初勝利を飾りました。秀聡が7回のピンチを抑えていたらホールトンが先発2連勝だったのに…。ホールトンさん、次がありますよ。次こそは白星を掴みましょう。
打線のほうはこの日も2ケタ10安打。本多、仲沢、松中、小久保の1~4番が揃って2安打。小久保は2安打2打点、松中は3回にタイムリー、仲沢は2得点に絡む活躍を見せました。そして7回から守備固めで出場していた辻が9回に打席が回ると3塁打、本塁突入の時は自慢の俊足を生かして生還。6月22日の交流戦・巨人戦での9回の特攻を思い出すかのようなプレーでした。当然この試合でヒーローに選ばれたと思います。火曜日の試合はスタメン入りは難しいかもしれませんが、出たときは持ち前の特攻精神でチームを盛り立てて欲しいですね。
オリックスに連勝して8月は連勝スタートを飾りました。火曜日は神戸・スカイマークスタジアムに舞台を移します。予告先発はオリックスが小松聖、ソフトバンクはパウエルとなっています。ぶっちゃけた話、この組み合わせからしてマジ勝てないんですけどー!!絶対パウエル炎上するし、打線も小松の前に打てないかもしれないよ。正直3タテは期待できないかも。まあいいや、みんな頑張ってね。関西のホークスファンを熱くさせるプレーを見せてくれよ。



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試練の8月が始まった!

2008年08月04日 | HAWKS

前半戦が終了して50勝48敗で貯金2の3位、首位西武との差を5.5差で後半戦をスタートすることになった福岡ソフトバンクホークス。オールスターも終わり、シーズンも8月に突入しました。8月は和田毅、杉内俊哉、川崎宗則の3人が星野JAPAN入りで離脱。残ったメンバーでどう戦っていくか、チームにとって試練の8月となりました。8月最初の3連戦は京セラドーム大阪でのオリックスバファローズ戦。現在オリックスは4位、3位とは2.5差、3連敗すれば4位転落の可能性もあります。この3連戦は清原和博選手の復帰で盛り上がっておりますが、勝つのはもちろんホークスです!

この日のスタメン
1(二)本多雄一
2(遊)仲沢忠厚
3(左)松中信彦
4(一)小久保裕紀
5(三)松田宣浩
6(DH)大村直之
7(中)長谷川勇也
8(右)中西健太
9(捕)高谷裕亮
投手 大隣憲司
川崎の穴を埋めるのは1軍復帰したばかりの仲沢、大村がDHでスタメン出場、日曜日の先発は大隣憲司でした。

1回、ソフトバンクはオリックス先発・金子千尋の前に3者凡退で終了。その裏、大隣は1死から阿部にライト前ヒットを許しますが、カブレラ、ローズを抑えて無失点スタート。
2回、小久保が倒れて1死後、松田が右中間を破る3塁打で先制のチャンスを作ります。ここで大村が高めのストレートを捉えると、ライト線を破る2塁打でソフトバンクが先制します。この後長谷川が2塁ゴロ、2塁走者・大村は3塁進塁、中西が四球を選んで2死1,3塁と追加点のチャンスを迎えましたが、高谷が三振に倒れて追加点ならず。しかし、松田と大村の連打で1点先制しました。
大隣は2回に2死3塁と同点のピンチを迎えましたが、前田を見逃し三振に仕留めて凌ぎ切りました。ところが3回、先頭の坂口にライトへの2塁打を許すと、1死3塁の場面で阿部にスライダーをライト前に運ばれて同点に。続くカブレラにレフト線を破る2塁打を浴び、1塁から阿部が生還して逆転されました。
逆転された直後の4回、ソフトバンクは松田と大村の連打のあと、長谷川が犠打を決めて1死2,3塁と同点&勝ち越しのチャンスを迎えます。このチャンスに中西がピッチャー返しの当たりを見せますが、二塁手・阿部に阻まれました。2塁走者・大村がアウトとなりますが、中西は1塁セーフ。この間に松田が生還して同点に追いつきました。でもその裏、大隣は下山にライトオーバーの3塁打で勝ち越しのピンチ。この場面で大隣が粘ります。相川を2塁フライ、前田を三振、坂口を2塁フライに打ち取って3アウト。粘りの投球でピンチ脱出。
このあと試合は大隣と金子の投手戦に。ソフトバンク打線は4回に2死3塁の場面で小久保が凡退。6回もランナーを出しながらも勝ち越し点が奪えません。大隣は5,6回にオリックス打線を2イニング連続で3者凡退に抑えて調子を上げてきます。
同点で迎えた7回、ここでオリックスは代打に清原が登場!最初で最後になるかもしれない大隣VS清原の対決、初球は空振り、2球目はファールと追い込みますが、3球目と4球目はともにボールでカウント2-2。そして5球目、大隣の140キロのストレートを清原が空振り。結果は空振り三振で大隣の勝ち。大隣は清原を三振に仕留めた後、続く打者にヒットを許しますが、後続を抑えて3アウト。8回、大隣にピンチが訪れます。先頭の阿部にこの日3本目のヒットを許すと、カブレラに四球で歩かせて無死1,2塁。ローズをセンターフライに打ち取りますが、ランナーがともに進塁して1死2,3塁と勝ち越しの大ピンチ。ここで北川に2塁頭上を越えられるかと思われましたが、本多がファインプレー!そして下山を空振り三振に仕留めて大ピンチを脱出。勝負は同点のまま9回の攻防へ。
9回、ソフトバンクは先頭の長谷川がセンター前ヒットで出塁、中西が犠打で1死2塁と勝ち越しのチャンスを迎えます。高谷凡退で2死後、先ほどファインプレーを見せた本多が、金子の5球目を右中間へ弾き返します。2塁から長谷川が生還して遂に勝ち越し!打った本多は俊足を生かして3塁に到達!仲沢も続きます。7球目のストレートをセンター前タイムリーで1点追加。この一撃で金子をKO!このあと2死1塁の場面で松中がレフト前ヒット。1塁の仲沢は3塁まで進塁してダメ押しのチャンスを迎えましたが、小久保が凡退して更なる追加点は挙げられず。しかし、この回は本多と仲沢の連打で勝ち越しに成功。後は馬原が抑えるだけ。その裏、やっぱり馬原が登場。先頭の小瀬をストレートで空振り三振に抑えると、日高の場面で一塁手・小久保がファインプレーで2アウト、最後は坂口をライトフライに打ち取って試合終了。終盤に勝ち越し点を挙げたソフトバンクがオリックスとの3連戦の初戦を勝利で飾りました。


パシフィック・リーグ公式戦 2008/08/03(日)
オリックス-ソフトバンク 15回戦 
(オリックス8勝7敗、京セラD大阪、18:00、30268人)
Sh 010 100 002   4
Bs 002 000 000   2
【投手】
(ソ)大隣、馬原-高谷
(オ)金子、清水-前田
【責任投手】
(勝)大隣19試合10勝7敗
(S)馬原3試合2S
(敗)金子21試合7勝7敗


日曜日の試合は9回に勝ち越し点を挙げて、なんとか後半戦初戦を白星で飾ることが出来ました。先発の大隣は8回まで打者33人に対して130球、被安打8・7奪三振・2四死球・2失点という内容。苦しみながらもチームトップの10勝目、2年目で初めての2ケタ勝利到達です。大隣投手おめでとうございます。和田と杉内が抜けている間、どれだけ勝ち星を挙げられるのか?
打線の方は11安打で4得点。9回に3塁打を放った本多は5打数2安打1打点。その前のファインプレーの勢いが残っていたんじゃないかと思います。本多じゃなかったら越えていて負けていましたよ。久々にスタメン入りした大村は2打席連続ヒット、2回には先制の2塁打を放ちました。松田、長谷川、松中も2打席連続ヒットを記録しました。この日ショートでスタメン出場を果たした仲沢は9回にセンター前タイムリーを放って勝利に貢献しました。普段は2塁手の仲沢ですが、なれないショートの守備もミス無くこなしました。明石、金子といった川崎の穴を狙う選手もおりますが、ここは仲沢がレギュラー代理をキープしてもらいたいところです。ホントだったら本間もいるはずなんだけどな…。
後半戦を白星スタートで飾った福岡ソフトバンクホークス。日曜日は西武と日本ハムの上位2チームが敗れたため、ゲーム差が4.5に縮まりました。月曜日はソフトバンクがホールトン、オリックスは山本省吾が先発予定です。ホールトンは前回のロッテ戦で嬉しい先発初勝利を上げています。ふがいない外国人投手陣の中では頑張っているホールトン投手、先発2勝目を挙げてほしいです。



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