北京五輪男子サッカー 日本VSアメリカ

前日はなでしこジャパンがニュージーランドに２点リードされながらも、残り20分で同点に追いついてドロー、勝ち点１でスタートすることになりました。７日は男子サッカーがスタート。反町JAPANはグループBでアメリカ、オランダ、ナイジェリアと同組、強豪国が揃う厳しい組み合わせとなりました。初戦はアメリカと対戦。アメリカに勝って今後に弾みをつけたいところでした。

この日のスタメンはこちら。
GK 1　西川周作
DF 4　水本裕貴
DF 5　長友佑都
DF 6　森重真人
DF 7　内田篤人
MF 8　本田圭佑
MF10　梶山陽平
MF12　谷口博之
MF14　香川真司
MF16　本田拓也
FW15　森本貴幸
GKには西川が先発、右サイドに内田、左サイドには長友がスタメン入り。FWは森本の１トップ、李忠成はベンチスタートとなりました。


試合開始序盤は日本がペースを掴みます。３分、FKのクリアボールのこぼれ球を繋いで、谷口が頭で落とすも森本が合わせられず。９分、左サイドを攻めていた香川本田圭とのワンツーでペナルティエリア内に進入するがシュートまで持ち込めず。11分、アメリカはFKでチャンスを作りますが、西川がパンチング。こぼれ球をスルーパス→アドゥーがシュートを放とうとするもDFがクリア、こぼれ球をまた拾うとクロスからマグブライドが頭で合わせましたがDFがブロックして先制点ならず。14分、ブラッドリーがミドルシュートを放つも西川がキャッチ。アメリカの時間帯が続く中迎えた20分、日本は右CKをショートで繋ぐと、内田がペナルティエリア内でグラウンダーのクロスを入れ、ゴール前で森重が押し込もうとするも届かず。日本にこの日初めてといってもいい決定的なチャンスを逃してしまいます。
28分、本田圭が中央からパスを出すがボールは相手の足に直撃、だがボールはペナルティエリア内にこぼれて行き、谷口がクロスを入れるがGKにキャッチされる。１分後には長友のクロスに谷口、森本が飛び込むもダメ。30分、右CKを森重がヘディングを狙うもゴールの上へ。チャンスを作り続けるものの、ゴールがなかなか生まれません。40分、右サイドの内田のクロスに谷口が飛び込むも、相手に当たってCK。続くCKに谷口が頭で合わせるが判定はオフサイド。42分にも谷口はシュートを放つも枠を捉えられず。前半は両チーム無得点で終了。
後半早々、試合に動きが。２分、アメリカはウィンが長友と競り勝ってクロス、水本がクリアするがこぼれ球をホルデンが強烈なシュート、GK西川がキャッチしようとするもこぼれてしまい、そのままゴールに転がり込みアメリカが先制。後半立ち上がりに痛い失点を喫してしまいます。日本は反撃を試みようとするもなかなかシュートまで持ち込めず。16分にCKから森本が頭で狙うもダメでした。
そして後半19分、日本は梶山に代えて李忠成を投入。森本と李の２トップで同点ゴールを狙います。するとその直後に長友のクロスに李が飛び込むもゴールならず。27分、今度は森本に代えて豊田陽平が入ります。34分、本田拓也→本田圭のパスがつながると、本田圭がシュートを放つもブロックされ、こぼれ球を谷口が拾うが相手に倒される。しかしこれはノーホイッスル。38分、左サイドにいた香川のクロスに本田圭がヘディングを狙うがゴール左上に外れて同点ならず。39分、香川に代えて岡崎慎司を投入してラストチャンスに賭けます。40分、豊田がシュートを放つも失敗。43分には豊田がペナルティエリア内で倒されるもPKの判定はなし。44分にはこぼれ球を拾った谷口がシュートを狙うも左に外れる。終了間際に長友のクロスに李がヘディングを狙うが枠を捉えられず。最後まで攻めるも結局同点ゴールは生まれず。０－１でアメリカに敗れて黒星スタートとなりました。


はぁ…。果敢に攻めたのに最後まで同点ゴール無く終了。決定力不足がモロに露呈した試合でした。男子は勝ち点０でスタートです。こんな結果じゃ、もう本当に反町ジャパンは終わりだと思います。先制いや決勝点を奪われたシーンは水本のクリアミスもそうでしたが、西川がちゃんとキャッチ出来なかったからだと思います。楢崎だったらしっかり抑えていたのになあ。それに攻撃陣はなんで決められない！特に森重は前半の２度の決定的な場面を逸してしまいましたね。こんな状態が続いたら無得点で３連敗という最悪のパターンに陥っちゃうんじゃないか？今後はナイジェリア、オランダと厳しい戦いが続きます。せめて勝ち点だけは取ってくれよ。
さてその他の試合ですが、B組のもう１試合・オランダVSナイジェリアは両チームスコアレスドロー。アルゼンチンはメッシのゴールもあってコートジボワールに勝利。ロナウジーニョ率いるブラジルはベルギーに勝利、開催国・中国はニュージーランドに１－１の引き分けに終わりました。この結果、B組はアメリカが勝ち点３で首位、オランダとナイジェリアが勝ち点１で２位、日本は勝ち点０で最下位スタートとなりました。
女子は引き分け、男子は黒星とサッカー日本代表は男女とも厳しいスタートを迎えました。今後の戦いに注目したいと思います。さあ８月８日を迎えました。北京五輪が遂に開幕です。８日の開会式は日本選手団が入場するとき中国人が反日感情のブーイングは起きないのか？そして紆余曲折を経て北京に到着した聖火リレーの採集点灯者は誰なのか？全てが気になる開会式は現地時間・午後８時８分（日本時間・９時８分）にスタートです。おっ、０８年８月８日８時８分ということはぞろ目やん。まあどうでもええや。