日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

なでしこジャパンベスト4進出!

2008年08月16日 | soccer

グループリーグでは1勝1敗1分け・勝ち点4のG組3位で決勝トーナメント進出を果たしたサッカー女子日本代表(なでしこJAPAN)、準々決勝はB組1位の中国と対戦。今年に入って2度対戦し、東アジア選手権では日本、女子アジアカップでは中国が勝利して1勝1敗の五分。試合会場の地・秦皇島スタジアムは大アウェーの空気に包まれていました。

この日のスタメン
GK 1 福元美穂
DF 2 近賀ゆかり
DF 3 池田浩美
DF 4 岩清水梓
DF14 矢野喬子
MF 7 安藤梢
MF 8 宮間あや
MF10 沢穂希
MF15 阪口夢穂
FW11 大野忍
FW17 永里優季
スタメンはノルウェー戦と全く変わらず。2トップはいつものように永里と大野のコンビです。

試合開始から日本がチャンスを作ります。前半5分、大野が中盤からドリブルで仕掛け、ペナルティエリア手前でシュートを狙うがGKにセーブされます。8分には近賀がロングシュートを見せますが、GKにキャッチされます。そして15分、CKから宮間がクロス、これを澤が頭で合わせてゴール!日本が幸先よく先制点を挙げます!
先制された中国はハン・ドゥアンを中心に反撃を試みますが、日本守備陣が集中した守りで同点を許しません。21分、ハン・ドゥアンが左サイドでドリブル突破を見せますが、DFが阻止。23分にはリョウ・ファーナがペナルティエリア内に侵入し、ハン・ドゥアンにパスを出すもシュートを打たせず。25分、日本はFKのクリアボールを拾った大野がボレーを狙うも枠外、大野は27分にもループを狙うもゴールならず。31分、永里と大野のワンツーから永里がシュートを狙うもダメ、その前にハンドがあって警告が出されます。38分に永里がロングシュート、ボールは枠内を捉えたもののGKがセーブ。
前半終了間際、永里がトラップからシュートを放つもバーを越え、その後に安藤のシュートが相手DFに当たると、こぼれ球を永里が詰めて行くもゴールを奪えず。池田のバックパスがGK福元との息が合わず、あわやオウンゴールとなるミスでCK。そのCKをハン・ドゥアンがヘッド、最後はリー・ジエがシュートを放つもバーを越えました。中国は絶好の決定的場面を決められず前半終了。1-0と日本がリードして折り返します。

後半、日本は開始2分に永里がペナルティエリア手前でボールを受けると、シュートを打ってくるがGKにキャッチされます。3分、矢野が相手選手と接触して倒れるもピッチに復帰しますが、9分に柳田美幸と交代しました。中国は10分にチャン・インを下げてワン・ダンダン、12分にチャン・ナーを下げてロウ・ジャフェイを相次いで投入して同点を狙います。
14分からは再び日本ペースに。2度目のCKを岩清水が飛び込むもダメ、永里のフォローも相手にクリアされます。3度目は澤が合わせようとするもクリアされ、右サイドからのスローインから大野→澤→永里と繋いで、最後は宮間が頭で合わせようとするが判定はオフサイド。19分にはクリアミスを拾った永里がシュートを放つがバーを越える。25分、澤のパスを受けた近賀がシュートを放つも枠を捉えられません。28分にも永里のクロスに近賀が狙うも決められない。そして35分、大野と永里のワンツー→大野がペナルティエリア内で倒されるもノーファウル、こぼれ球を拾った永里のシュートが決まり日本2点目!
このまま完封負けするわけには行かない中国はパワープレーで1点を取り返そうとします。38分にはワン・ダンダンのミドル、40分にはスルーパスからハン・ドゥアンがシュートを放つも福元がセーブします。日本は丸山桂里奈、荒川恵理子と相次いで投入。丸山はドリブルを見せますが、シュートに持ち込めません。4分のロスタイムもなんとか守りきり試合終了!2-0で日本が中国を破り準決勝進出を果たしました!

ノルウェー戦での5得点の勢いが持続して中国に勝利!女子代表が五輪・W杯を通じで初めてのベスト4、男子を含めると1968年以来40年ぶりの五輪ベスト4進出です。今回も澤穂希にゴールが生まれれば、永里優季が五輪初ゴールを挙げました。澤さんはこの大会3得点目なんだそうです。それにGKの福元の好セーブもあって中国を完封、中国のエース・ハン・ドゥアンに何もさせなかったのは大きかったし、秦皇島に駆けつけた中国人サポーターを黙らせました。さあ次は準決勝!グループリーグで敗れたアメリカと18日に北京で再戦です。準決勝は鳥の巣(メインスタジアム)で試合をやるんでしょうか?ここまで来たからには悔いの無い試合、そしてメダルを獲ってほしいですね!なでしこJAPAN頑張って!



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柔道最重量級で日本が金・銀獲得 星野JAPANはオランダに勝利

2008年08月16日 | Sports

北京五輪8日目は柔道が最終日、野球日本代表はオランダと対戦しました。

柔道最終日は男子100kg超級に石井慧、女子78kg超級に塚田真希が登場。ここまで男子はメダルが1個のみ、石井が日本柔道最後の砦としてメダルに挑戦しました。塚田は前回のアテネ五輪で金メダル獲得、今回は連覇に挑みました。
塚田は初戦となる2回戦でフランスのモンディエールと対戦。モンディエールは世界ランク2位といきなり難敵と戦うことに。開始1分過ぎにモンディエールの一本背負いが効果となり塚田は劣勢に。中盤は足が出ない状態でしたが、残り1分40秒で大外刈りが決まり一本勝ち。苦しみながらも初戦突破を果たします。準々決勝ではメキシコのサンボッティを横四方固めで降して準決勝進出。準決勝でスロベニアのポラウデルと対戦した塚田は、相手の2つの指導で有効ポイントを奪うと、3分30秒にポラウデルの小内巻き込みを潰して横四方固めで押さえ込み。そのまま一本勝ちで決勝進出。ここまでオール一本勝ちと連覇に前進しています。そして決勝戦、ライバルのトン・ウェン(トウブン)と対戦。塚田は大内刈りで有効を奪いリード、塚田ペースで進み連覇へのカウントダウンが進んでいきましたが、残り16秒にトン・ウェンの一本背負いが決まり一本。終盤までリードしながらもまさかの逆転負けで銀メダルとなりました…。
男子100kg超級の石井は、初戦の2回戦でイタリアのビアンケシと対戦。体重差で劣る石井ですがそれを物ともせず積極的な動きを見せます。体落としで有効を奪うと、3分23秒に内股が決まり一本。3回戦のエルシェハビ(エジプト)戦では大内刈りで一本勝ち。準々決勝はロシアのトメノフと対戦。組み手争いが続き決定的な場面が出ないまま残り1分を切ったところでトメノフに指導が入り石井がリード。残り30秒で横四方固めが入ると、トメノフはタップアウト。3試合連続の一本勝ちでベスト4進出。準決勝はグルジアのグルジアーニと対戦。序盤から積極的に攻め立て、半分を過ぎたところで石井の送り襟絞めが決まりグルジアーニがタップするが審判は「待て」の合図。残り1分で相手の指導でリードすると、大内刈りで有効を奪い、最後は上四方固めで相手がタップ。2試合連続で寝技による一本で決勝進出。決勝はタングリエフ(ウズベキスタン)と対戦した石井は、積極的に技を出し、相手の2つの指導で有効ポイントを奪います。最後までポイントを守りきり優勝。初出場で金メダル獲得です。
石井選手は準決勝まではオール一本勝ちでしたが、決勝では「一本にこだわらない」というスタンスを貫いての金メダルでした。殆どの試合内容は相手の指導でポイントを先取し、中盤か終盤に一本を奪うものでした。準々決勝と準決勝は2試合とも寝技で一本、相手がスタミナ切れでタップしました。これで日本勢は柔道最重量級で連覇達成です。不甲斐なかった男子柔道に今大会2つ目のメダルを獲得しました。塚田選手は本当にあと一歩だったのに…。大内刈りでの有効で試合を支配していて、金メダルまで残り20秒を切ったところで逆転一本負けを喫してしまいました。悪夢いや悲劇としかいえませんね…。準決勝まで全て一本勝ちと調子が良かっただけに本当に残念です。でもここまでよく頑張ったと思います。何時かはトウブンに勝てる可能性が出てくるはずです。
というわけで、柔道は全日程が終了しました。日本は内柴正人、石井慧、谷本歩実、上野雅恵の4人が金メダルを獲得、銀メダルは塚田の1個、銅メダルは中村美里、谷亮子の2個となりました。男子が獲得したメダルは2個と過去ワーストと言ってもいい位です。鈴木桂治が1勝も出来ず敗退、金丸雄介、小野卓志、平岡拓晃も初戦で敗れました。今後の日本柔道に不安を感じた7日間でした。


野球日本代表は前回の台湾戦で初勝利を挙げ、対戦成績を1勝1敗の五分としました。3戦目はヨーロッパの雄・オランダと対戦。試合は1回、日本の1番・西岡剛が四球で出塁すると、ボークで2塁まで進み、青木宣親のライト前ヒットで無死1,3塁のチャンス。ここで森野将彦がレフト前タイムリーを放って先制します。続く新井貴浩が初球をレフトへの3塁打を放ち2点追加、さらに稲葉篤紀がライトへの犠牲フライで1点を追加して4点を先取します。
この日の先発・杉内俊哉は、初回に2死から得点圏に走者を出すものの無失点。2回から4回まで3イニング連続で3者凡退に抑え、オランダ打線を無安打に抑える好投を見せます。5回、杉内は1死からエンゲルハートの内野安打で初安打を許すと、2死後クロースターにレフト前ヒットを浴び、1塁走者が3塁に進塁、打ったクロースターが1,2塁間に挟まれている間にエンゲルハートが本塁に突入するもアウト。2安打許しながらも相手の走塁ミスで無失点。杉内は中盤にヒットを許す場面がありましたが、オランダ打線を7回まで無失点に抑えました。
打線の方は5回に2死から森野と青木の連打で1,3塁と追加点のチャンスを迎えるも稲葉が凡退。6回は3つの四球で2死満塁と今度こそ追加点のチャンスでしたが、青木が2塁ゴロに倒れて3者残塁に終わりました。日本中のイライラが溜まる中迎えた8回、1死から佐藤隆彦(G.G.)が左中間スタンドへのソロ本塁打で1点を追加、2死後に荒木雅博が内野安打の後に盗塁を成功させ、青木が左中間を破る2塁打で1点を追加。投手陣は田中将大→川上憲伸の中継ぎリレーでオランダに6-0の完封勝ちをおさめて2連勝です。
オランダ戦は完封で勝ちましたが、追加点を挙げるのが遅いですね~。5回と6回に追加点のチャンスがあったのに無得点。あと3点は獲れていたぞ。先発の杉内は本当に完璧!7回まで4安打6奪三振の快投を見せてくれました。福岡ソフトバンクホークスファンの私にとっては杉内の好投は嬉しいです。3回を3者凡退に抑えたときは「杉内、この勢いでノーヒットノーラン狙っちゃえ」とテレビに向かって言い放ちましたが、そうは簡単にできませんね。さあ次は宿敵・韓国戦。WBC、アジア五輪予選と何度も激しい試合を演じています。先発は和田毅が登板予定?もし先発だったら杉内に続いてくれよ!



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