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8日に大麻の陽性疑惑があったとして日本相撲協会を解雇された露鵬(本名ボラーゾフ・ソスラン・フェーリクソヴィッチ)と白露山(本名ボラーゾフ・バトラズ・フェーリクソヴィッチ)のロシア人兄弟力士が都内で記者会見をしました。
露鵬と白露山は揃って「解雇は認めない。大麻は吸っていません。最後まで一生懸命戦うので私たちを信じてください」とこれまで通り大麻吸引を否定、不当解雇であることを主張しました。解雇された翌日、6月のロサンゼルス巡業で大麻を吸っていたこと認めたという報道があった件については、「認めていない。そういう話はしていない」と事実を覆す発言をしました。両者の代理人である弁護士は、尿検査の手順に問題があるとして日本相撲協会に質問状を提出予定、回答次第では提訴する予定です。
一部報道で2人が「ロスで吸っていた」と白状していたということで、解雇は妥当だと思われたんですが、今回の会見で2人は大麻吸引を改めて否定したことでまた振り出しに戻りそうな気配が漂いました。相撲協会側が尿検査の不手際があったことを認めた場合、相撲界に復帰できる可能性があるといえるでしょう。でも相撲協会も一度解雇した力士を復帰させるようなことは簡単にしないと思います。露鵬と白露山がそれでも吸ってないと言うのなら、もう一度尿検査を受け、今度はA検体とB検体を両方受けてもらい、陽性反応が出た場合は降伏するしかありません。裁判所で争うなら尿検査ではっきりさせてほしいものです。
一方、大麻所持で逮捕されて解雇→出所した若ノ鵬は、11日に「解雇は厳しすぎる」として日本相撲協会を提訴しました。弁護士は「力士暴行致死事件では親方は解雇されたが、力士は処分されなかった。これらに比べて若ノ鵬の解雇は極めて厳しい」と主張。若ノ鵬が大麻で解雇処分されたのに対し、リンチ殺人で逮捕された力士が解雇されないのは何故だ。若ノ鵬は裁判を起こしてまで相撲界に戻りたいのでしょうか?一度相撲協会に訴えかけてもダメだといわれたんだから、裁判で争っても敗訴されることは間違いないと思います。相撲ファンは若ノ鵬のことを「しつこい外人だ」と思っているでしょう。解雇を素直に受け入れて、第2の人生を全うしてください。
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