日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

プロ野球コンベンション2010 和田毅がパリーグMVPに選ばれる。

2010年11月19日 | Sports

今シーズンのプロ野球の表彰選手が集結する「2010プロ野球コンベンション」が18日に行われ、福岡ソフトバンクホークスの和田毅投手がパリーグの年間最優秀選手(MVP)に選出されました。また、セリーグからは中日ドラゴンズの和田一浩選手が受賞。


ソフトバンクの和田投手は、プロ野球担当記者による投票で、217票中76票を獲得し、2位の杉内俊哉投手、ロッテ・西岡剛選手らを抑えてのMVP。今季は自己ベストの17勝を挙げ、金子千尋投手(オリックス)と共に最多勝を獲得し、チームの7年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献したことが評価されました。プロ7年目の和田投手は自身初のMVP受賞です。
受賞会見では「最初聞いたときは本当にびっくりした。自分でいいのかな」と照れ笑いを見せておりました。7年前の新人王以降タイトルには縁が無く、左ひじ手術の影響で2008年に8勝、2009年には4勝と成績が伸び悩んでいましたが、今季は17勝と完全復活を証明しました。来シーズンも昨年同様の活躍で、日本一に導いてほしいですね。
中日の和田一浩選手は、2位に2倍以上の差をつける131票を獲得し、こちらも初のMVPに。今季は4番に座り、打率.339・37本塁打・93打点と「チーム3冠王」の好成績を残せば、出塁率.437で最高出塁率のタイトルを獲得しました。中日打線を大いに引っ張って文句なしのMVPです。プロ14年目、38歳での受賞はセリーグ歴代最年長記録となります。
セ・パ両リーグの最優秀選手の名字が同じ「和田」というのは、おそらく偶然だと思います。「和田と和田がMVP」と書かれてあったら、「どっちの和田や!」とツッコミを入れるファンもいるでしょう。同じ和田でも見た目が全然違うな…。

最優秀新人(新人王)には、セリーグは巨人の長野久義選手、パリーグは日本ハムの榊原諒投手(北海道日本ハム)が選ばれました。「新人王の本命」と言われていた長野選手は、1年目ながら128試合に出場し、19本塁打を放つ活躍を見せました。巨人は2008年の山口鉄也投手、昨年の松本哲也選手に続いて3年連続の新人王選手誕生です。日ハムの榊原投手は、6月にプロ初勝利を挙げると、その後は中継ぎで10勝をマーク。記者投票ではソフトバンクの甲藤啓介、森福允彦らを抑えて1位に選ばれました。

両リーグのベストナイン
セリーグ
投手:前田健太(広島)
捕手:阿部慎之助(巨人)
一塁手:ブラゼル(阪神)
二塁手:平野恵一(阪神)
三塁手:森野将彦(中日)
遊撃手:鳥谷敬(阪神)
外野手:マートン(阪神)
外野手:青木宣親(ヤクルト)
外野手:和田一浩(中日)

パリーグ
ベストナイン
投手:和田毅(ソフトバンク)
捕手:嶋基宏(東北楽天)
一塁手:カブレラ(オリックス)
二塁手:田中賢介(北海道日本ハム)
三塁手:小谷野栄一(日本ハム)
遊撃手:西岡剛(ロッテ)
外野手:多村仁志(ソフトバンク)
外野手:T-岡田(オリックス)
外野手:栗山巧(西武)
DH:福浦和也(ロッテ)

ベストナインでは、セリーグは阪神から4選手、中日は2名が選出。214安打の日本新記録をマークしたマートン選手は、ベストナインの他にも特別賞を受賞。広島のエース・前田健太投手は、最多勝・防御率・奪三振の「投手三冠」に加え、沢村賞・ゴールデングラブ賞・ベストナインと6つのタイトルを奪取しました。
パリーグでは、日本一になったロッテから西岡選手と福浦選手が選ばれ、リーグ優勝のソフトバンクは多村選手と和田投手が選ばれました。福浦選手はプロ17年目、多村選手は16年目で初めてのベストナインです。おめでとうございます。多村選手は横浜時代から故障が続いていましたが、今季は大きな故障による離脱もなく自己最多の140試合に出場し、打率.324・27本塁打をマーク。現在はFAを行使していて、来シーズンの去就が気になるところ。来季もホークスのユニフォームを着られるかどうか…。



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