日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

序盤に9点を奪いオリックスを3タテ!11球団勝ち越しの快挙達成!

2011年10月11日 | HAWKS

オリックスに連勝して3連戦勝ち越しが決まり、チームも7連勝とどうにも止まらない福岡ソフトバンクホークス。10日のオリックス戦に勝てば、同一カード3連勝、オリックス戦の勝ち越しで「セパ11球団勝ち越し」をいう偉業を達成します。歴史的快挙がかかった一戦は、ソフトバンクがホールトン、オリックスは寺原隼人が先発。18勝目を狙うホールトン、最多勝争いのためにもこの試合は落とせません。


スタメンはこちら
1(遊)川宗則
2(二)本多雄一
3(指)内川聖一
4(三)松田宣浩
5(中)長谷川勇也
6(左)福田秀平
7(右)柴原 洋
8(一)明石健志
9(捕)細川 亨
 (投)ホールトン
この日は福田が6番に上がり、柴原が7番ライトでスタメン入りを果たしました。


1回、ホークス先発のホールトンが、オリックス先頭の坂口にヒットを許すと、2番・大引にもヒットを浴び、連打で無死1,2塁とピンチを背負います。後藤を遊撃フライ、T-岡田を三振に仕留めて2死とした後、バルディリスにカーブを捉えられ、ライトへの打球は右翼手・柴原のグラブを弾き、タイムリーヒット。坂口生還で先制点を許します。
1点ビハインドのホークスはその裏、本多の四球、内川のセンター前ヒット、オリックス先発・寺原の暴投で1死2,3塁とすると、長谷川の死球で2死満塁と絶好のチャンス。しかし、福田が投手ゴロに倒れて3者残塁。反撃のチャンスを生かしきれません。
2回、1死から明石がレフト前ヒットを放つと、細川の場面で2塁への盗塁を成功させます。2死後、川崎の四球で1,2塁となり、本多が初球を打ち上げるも、オリックス左翼手・T-岡田がスライディングキャッチできず。この間に明石がホームインして同点。打った本多は2塁へ。なおも2死2,3塁で内川が四球を選んで満塁となり、松田の押し出し四球で勝ち越し。続く長谷川がライト前タイムリーヒットを放ち1点を追加。これで寺原はKO。満塁のチャンスが続くホークスは、福田がオリ2番手・高宮の初球を弾き返すセンター前ヒット。内川と松田が生還してさらに2点追加。この回は3本のタイムリーで5点を奪い、5-1と試合をひっくり返しました。
3回もホークスが猛攻が見せます。明石と細川の連続ヒット、本多四球で1死満塁と3たび満塁のチャンスを迎えます。内川のバットに期待がかかるも、1塁ゴロ→明石本塁封殺。2死満塁となり、松田がまたも押し出し四球で6点目。続く長谷川がオリ3番手・比嘉の2球目の変化球を捉え、センターの頭上を越えるタイムリー3塁打。満塁のランナーが一気に生還して3点追加。この回は4点奪い、9-1と大きくリード。
大量援護を貰ったホールトンは、4回に2アウトから鈴木に内野安打&悪送球で2塁に進められるも、駿太(後藤駿太)を空振り三振に仕留めて無失点に抑えると、5回には後藤にヒットを許すもT-岡田をセンターフライ。5回まで毎回安打を許しながらも1点に抑え、6回にバルディリスをセンターフライ、イ・スンヨプをチェンジアップで空振り三振、そして赤田をセンターフライに打ち取りようやく初めての3者凡退。結局ホールトンは6回を投げ終えたところでマウンドを降りました。
その後、7回に2番手の吉川が駿太に2塁打を浴びるも後続を抑えて無失点。8回に3番手・藤田がクリーンナップに対して3四死球与えて無死満塁のピンチを招くも、スンヨプを投手ゴロ併殺打に打ち取り2アウト。しかし、藤田の後に登板した4番手・ブラゾバンが暴投を犯して1点を返されました。そして9回は5番手・金無英(キム・ムヨン)がオリックスの反撃を許さず試合終了。序盤の猛攻で勝負を決めたホークス、オリックスを3タテしました。


パ・リーグ 2011/10/10(月)
ソフトバンク-オリックス 23回戦
(ソフトバンク12勝10敗1分、ヤフードーム、13:00、35826人)
Bs 100 000 010  2
Sh 054 000 00x  9
【投手】
(オ)寺原、高宮、比嘉、阿南、木佐貫-鈴木、横山
(ソ)ホールトン、吉川、藤田、ブラゾバン、金-細川、山崎
【責任投手】
(勝)ホールトン25試合18勝6敗
(敗)寺原25試合12勝10敗


オリックスに3タテで8連勝!!この日は2回に5得点、3回に4得点、序盤だけで9得点を奪いました。試合も9-2でオリックスに快勝し、対戦成績も12勝10敗1分けとし、1試合を残して同カード勝ち越しを決めました。これでホークスはパリーグ全球団から勝ち越し、交流戦でもセリーグ6球団から勝ち越したので、セパ11球団勝ち越しの偉業達成!すげぇーー!全球団に勝ち越したのはプロ野球史上初の快挙となります。文句無しの「完全優勝」を決めたんだから、クライマックスシリーズや日本シリーズも行けるんじゃないの?
今回の先発・ホールトン投手は、6回まで25人の打者と対戦して87球を投じ、被安打7・6奪三振・無四球・1失点の内容で、今季18勝目をマーク。初回にいきなり連打を浴び、バルディリスのタイムリーで1点を失った後、2回から5回までヒットによる走者を出しながらも、しっかりと後続を退けました。パリーグ最多勝争いで楽天・田中投手に並んでトップタイ。秋山監督も「タイトルをとってほしい」と後押し。ホールトン投手は今季あと1試合登板予定だそうで、ここまで来たら19勝目を狙うしかないですよね。
打線は全体で9安打9得点。この日は長谷川選手が打のヒーローとなり、2回の第2打席で3点目のタイムリーを放つと、次の打席では走者一掃の3塁打。2打席連続タイムリーで4打点も叩き出しました。長谷川選手が凄かったのに対し、松田選手は2打席連続押し出し。2回も続けて押し出し四球の選手っています?
全球団勝ち越しの快挙を達成し、8連勝と勝ちまくる福岡ソフトバンクホークスは、13日に札幌ドームに乗りこんで北海道日本ハムファイターズと対戦。恐らくですが、和田毅とダルビッシュ有が登板すると思われます。「CSファイナルステージ前哨戦」に勝って9連勝、クライマックスシリーズにさらに弾みをつけられるでしょうか?




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マイルCS南部杯IN府中 トランセンドが国内復帰戦でエスポワールシチー撃破!

2011年10月11日 | 競馬

3連休最終日である体育の日の10日は、東京競馬場で秋のダートマイル王決定戦・第24回マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnⅠ・ダート1600m 15頭立て)が行われました。例年は盛岡競馬場で開催されるこのレースですが、今年は東日本大震災の影響により東京競馬場での開催となりました。(盛岡と東京は姉妹提携を結んでいます)
今年の南部杯は、ドバイワールドカップで2着に入った⑪トランセンドと、現在のダート王⑦エスポワールシチーの2強が揃って参戦。他にも⑥ダノンカモン、エルムステークスを勝った⑤ランフォルセ、3歳馬⑮ボレアスなどが出走。地方勢では岩手から⑩ゴールドマインと⑬ロックハンドスターの2頭、高知から②イーグルビスティーと③ワキノカイザーが参戦しました。


直前の単勝の上位人気は、1番人気がトランセンド(1.6倍)、エスポワールシチーが2番人気(6.3倍)、3番人気のダノンカモン(8.8倍)までが10倍以下で、4番人気以降はランフォルセ、ボレアス、⑨オーロマイスターと続きました。
15頭が揃ったスタートで始まったこのレース、先行争いでダノンカモンとエスポワールシチーの2頭が競り合い、その後ろではロックハンドスターが故障発生→競走中止。ダートコースに入ったところで、エスポワールが先頭に躍り出て、トランセンドが押しながら2番手に上がり、①バーディバーディ、④ブラボーデイジー、ダノンカモンが3番手集団を形成。6番手にワキノカイザー、7番手付近にオーロマイスターとボレアスが並走。中団より後ろの集団には、⑧シルクフォーチュン、⑫ダイショウジェット、⑤ランフォルセ、⑭クリールパッションが追走し、後方グループにはイーグルビスティーとゴールドマインが大きく置かれている。
3コーナーを回って残り800mを切り、エスポワールシチーが依然として先頭。トランセンド2番手は変わらず。ダノンカモンが3番手追走。後続ではボレアスが4番手まで上がろうとする。4コーナーから最後の直線コースに差し掛かり、エスポワールが2番手以降を突き放すが、残り200mで差が縮まる。後ろからシルクフォーチュンが4番手に上がり、前の3頭に迫りかかる。残り100mでダノンカモンとトランセンドがエスポワールシチーをかわし、最後まで2頭が競り合い、ゴール前でトランセンドがわずかに抜け出してゴールイン!激戦を制したトランセンド、国内復帰戦を勝利で飾りました。


全着順&払戻金
1着⑪トランセンド        1分34秒8
2着⑥ダノンカモン        アタマ
3着⑧シルクフォーチュン     1/2馬身
4着⑦エスポワールシチー     1馬身1/2
5着⑫ダイショウジェット      3馬身1/2
6着⑤ランフォルセ          1/2馬身
7着①バーディバーディ       1馬身1/2
8着⑭クリールパッション      1馬身3/4
9着④ブラボーデイジー        1/2馬身
10着⑨オーロマイスター        クビ
11着⑮ボレアス            8馬身
12着⑩ゴールドマイン        9馬身
13着②イーグルビスティー      5馬身
14着③ワキノカイザー        大差
中止⑬ロックハンドスター             
払戻金
単勝 11 160円        
複勝 11 110円 6 190円 8 410円
枠連 4-6  240円        
馬連 6-11 600円
馬単 11-6 800円       
ワイド 6-11 260円 8-11 720円 6-8 1610円       
3連複 6-8-11 3610円        
3連単 11-6-8 8790円


これが最初で最後になるかもしれない東京競馬場でのマイルCS南部杯は、トランセンドがダノンカモンとの接戦を制し、1番人気の期待に応えて勝利しました。2着のダノンカモンは最後まで互角の戦いを演じるも、アタマ差に泣き金星ならず。エスポワールシチーは道中逃げ続け、直線で突き放す場面がありましたが、残り100mで失速して4着に敗れました。前回優勝のオーロマイスターは10着、ディープインパクト産駒の3歳馬・ボレアスは11着。地方勢はゴールドマインの12着が最高でした。
なお、競走中止したロックハンドスターは、右上腕骨々折で予後不良。パトロールビデオを見たところ、芝とダートの境目の位置でバランスを崩し、菅原俊吏騎手が落馬してしまいました。「岩手競馬を支援する日」に「岩手の星」がケガして安楽死だなんて皮肉すぎる…。
勝ったトランセンドは、今年2月のフェブラリーステークスに次いでGI3勝目。藤田伸二騎手と管理する安田隆行調教師は同レース初勝利です。先週はスプリンターズステークスでカレンチャンが優勝、今週はトランセンドが南部杯を制し、安田厩舎の管理馬が2週連続でGI勝利。安田調教師も強い馬達に囲まれて幸せでしょう。
約8か月ぶりの日本のレースとなった今回、道中はエスポワールシチーを追走し、直線で並びかけると、ドバイW杯を再現するかのような粘りで1着。ドバイで2着、GI3連勝、エスポワールとの直接対決に勝利した事で「ダート界のエース」の座に就いたトランセンド、次走はジャパンカップダートで連覇がかかります。この際スマートファルコンとの頂上決戦が実現しないかな…?
4着に敗れたエスポワールシチーは、これで統一GI4連敗。帝王賞でスマートファルコンに敗れ、南部杯ではトランセンドに先着を許せば、最後は抜かれました。まだ6歳だけど陰りが見え始めたのでしょうか…。この後の秋のダートビッグレースで巻き返しの機会があるといいのですが。




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