2011年のパリーグのレギュラーシーズンの最終戦・千葉ロッテマリーンズVS福岡ソフトバンクの試合が22日、千葉のQVCマリンフィールドで行われ、試合は5-2でロッテが勝利しました。ホークスは先発の山田大樹投手が先発し、2回に連打を浴びて無死1,3塁とされ、1死後に犠牲フライを打たれ先制点を献上。3回には満塁のピンチを背負うも0点で切り抜けました。4回に3連打で同点に追い付きましたが、5回に2番手の藤田投手と3番手の大隣投手が打ち込まれて4点を奪われ1-5。7回に1点を返すも反撃はここまででした。結局ホークスは最終戦を白星で飾れませんでした。
これで福岡ソフトバンクホークスのレギュラーシーズン全日程が終了。144試合戦って88勝46敗10引き分け、勝率.657。最終的には貯金42、2位の日本ハムに17.5ゲーム差の大差をつけてぶっちぎりの優勝でした。
今年のレギュラーシーズンを振り返ると、東日本大震災の影響で開幕が延期された分、全日程を終えるまで長く感じました。そんな中ホークスは、大型補強が実を結んで序盤から好調をキープ。6月にセパ交流戦3度目の優勝を果たし、パリーグの最大のライバル・日本ハムとの競り合いを制してパリーグ2連覇を達成。更にはセ・パ11球団からの勝ち越しを決める快挙。優勝後も連勝が続き、シーズン90勝も行けるんじゃないかと思いましたよ。
打撃陣では、内川聖一選手が移籍1年目で.338の高打率を残して首位打者を獲得。両リーグ首位打者は江藤慎一さん以来2人目の快挙。移籍して本当によかったなあ。本多雄一選手が全試合フル出場&60盗塁で盗塁王。松田選手はチームトップの25本塁打、走っても27盗塁をマーク。打率が更に良ければ、来年以降トリプルスリーも狙えたりして。最近では4番に任されている松田選手、クライマックスシリーズでも4番の仕事をしっかりこなして欲しいですね。
小久保裕紀、松中信彦、多村仁志、カブレラといったベテラン選手の負傷離脱が相次ぎましたが、若手選手がその穴をしっかりと埋めました。その中でも福田秀平選手と明石健志選手が台頭し、福田選手はスタメンでの出場機会が多く、1軍復帰後は多村選手からライトのレギュラーを奪い、22個の盗塁も決めました。明石選手も昨年の左足の大けがから復活し、チャンスの場面で3塁打を打ったり、自身2年ぶりのホームランも放ちました。他にも中村晃選手が初スタメンで猛打賞の活躍でお立ち台に上がったりしました。数年後には福田&明石+柳田悠岐選手、今宮健太選手がチームの中心選手になるでしょう。
投手陣では、細川亨捕手の加入が功を奏したのか、完封勝利が29試合もありました。ホールトン投手が19勝を挙げて自身初の最多勝を獲得。来日4年目の今季は2度の完封勝利をかざり、日ハム戦では3戦3勝、楽天戦で5戦5勝と相性の良さを発揮しました。攝津正投手も14勝をマークし、先発転向に見事成功しました。
左のWエースは明暗が分かれ、和田投手は16勝だったのに対し、杉内投手は肩の違和感などもあれば、勝てない試合が続いて8勝止まり。杉内投手は終盤の2試合で無失点の好投を見せて復調気味。この調子でCSでも素晴らしいピッチングが見られるといいですな。
若手投手では、プロ4年目の岩嵜翔投手が5月13日の西武戦で初勝利を挙げると、その後に6勝をマーク。鳴り物入りで入団したものの伸び悩んでいた大場翔太投手は、シーズン当初は中継ぎで起用されましたが、夏場になってから先発に転向。8月には4勝1敗の好成績で月間MVPを受賞。お立ち台での「オイサー!」でファンのハートも鷲掴み。
中継ぎ陣では、馬原投手が開幕時に不調、7月には右肩筋挫傷で2度も登録抹消。馬原投手の代理クローザーを務めたファルケンボーグ投手も右肘の違和感と背筋痛で2度も離脱しましたが、安定感は変わらず。「Wクローザー」がケガで苦しんだ中、60試合に登板した森福允彦投手と53試合に登板金沢健人投手は元気でした。昨年は「SBM48ちょ」と言われましたが、今季は「KMBM」の年でした。
交流戦&パリーグ制覇の「2冠」を果たし、次は鬼門のクライマックスシリーズ。昨年は優勝しながらも3位のロッテに敗れるという屈辱を味わいました。レギュラーシーズンで圧勝した今年は、悲願のCS突破が期待されます。もし今年もダメだと、今までの快進撃が泡となって消えてしまいます…。2004年にポストシーズンが導入されて以降、6度も敗退。7度目の正直でCSの呪縛から解放され、日本シリーズ進出を決めてほしい!どうかCSと日シリ制覇、アジア王者で「5冠達成」できますように…。
これで福岡ソフトバンクホークスのレギュラーシーズン全日程が終了。144試合戦って88勝46敗10引き分け、勝率.657。最終的には貯金42、2位の日本ハムに17.5ゲーム差の大差をつけてぶっちぎりの優勝でした。
今年のレギュラーシーズンを振り返ると、東日本大震災の影響で開幕が延期された分、全日程を終えるまで長く感じました。そんな中ホークスは、大型補強が実を結んで序盤から好調をキープ。6月にセパ交流戦3度目の優勝を果たし、パリーグの最大のライバル・日本ハムとの競り合いを制してパリーグ2連覇を達成。更にはセ・パ11球団からの勝ち越しを決める快挙。優勝後も連勝が続き、シーズン90勝も行けるんじゃないかと思いましたよ。
打撃陣では、内川聖一選手が移籍1年目で.338の高打率を残して首位打者を獲得。両リーグ首位打者は江藤慎一さん以来2人目の快挙。移籍して本当によかったなあ。本多雄一選手が全試合フル出場&60盗塁で盗塁王。松田選手はチームトップの25本塁打、走っても27盗塁をマーク。打率が更に良ければ、来年以降トリプルスリーも狙えたりして。最近では4番に任されている松田選手、クライマックスシリーズでも4番の仕事をしっかりこなして欲しいですね。
小久保裕紀、松中信彦、多村仁志、カブレラといったベテラン選手の負傷離脱が相次ぎましたが、若手選手がその穴をしっかりと埋めました。その中でも福田秀平選手と明石健志選手が台頭し、福田選手はスタメンでの出場機会が多く、1軍復帰後は多村選手からライトのレギュラーを奪い、22個の盗塁も決めました。明石選手も昨年の左足の大けがから復活し、チャンスの場面で3塁打を打ったり、自身2年ぶりのホームランも放ちました。他にも中村晃選手が初スタメンで猛打賞の活躍でお立ち台に上がったりしました。数年後には福田&明石+柳田悠岐選手、今宮健太選手がチームの中心選手になるでしょう。
投手陣では、細川亨捕手の加入が功を奏したのか、完封勝利が29試合もありました。ホールトン投手が19勝を挙げて自身初の最多勝を獲得。来日4年目の今季は2度の完封勝利をかざり、日ハム戦では3戦3勝、楽天戦で5戦5勝と相性の良さを発揮しました。攝津正投手も14勝をマークし、先発転向に見事成功しました。
左のWエースは明暗が分かれ、和田投手は16勝だったのに対し、杉内投手は肩の違和感などもあれば、勝てない試合が続いて8勝止まり。杉内投手は終盤の2試合で無失点の好投を見せて復調気味。この調子でCSでも素晴らしいピッチングが見られるといいですな。
若手投手では、プロ4年目の岩嵜翔投手が5月13日の西武戦で初勝利を挙げると、その後に6勝をマーク。鳴り物入りで入団したものの伸び悩んでいた大場翔太投手は、シーズン当初は中継ぎで起用されましたが、夏場になってから先発に転向。8月には4勝1敗の好成績で月間MVPを受賞。お立ち台での「オイサー!」でファンのハートも鷲掴み。
中継ぎ陣では、馬原投手が開幕時に不調、7月には右肩筋挫傷で2度も登録抹消。馬原投手の代理クローザーを務めたファルケンボーグ投手も右肘の違和感と背筋痛で2度も離脱しましたが、安定感は変わらず。「Wクローザー」がケガで苦しんだ中、60試合に登板した森福允彦投手と53試合に登板金沢健人投手は元気でした。昨年は「SBM48ちょ」と言われましたが、今季は「KMBM」の年でした。
交流戦&パリーグ制覇の「2冠」を果たし、次は鬼門のクライマックスシリーズ。昨年は優勝しながらも3位のロッテに敗れるという屈辱を味わいました。レギュラーシーズンで圧勝した今年は、悲願のCS突破が期待されます。もし今年もダメだと、今までの快進撃が泡となって消えてしまいます…。2004年にポストシーズンが導入されて以降、6度も敗退。7度目の正直でCSの呪縛から解放され、日本シリーズ進出を決めてほしい!どうかCSと日シリ制覇、アジア王者で「5冠達成」できますように…。