日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

攝津両リーグトップの16勝目!パリーグ最多勝は確実、ここまで来たら沢村賞だ!

2012年09月18日 | HAWKS

札幌での3連戦を1勝2敗で終え、9連戦も6試合終えて3勝3敗の五分としている福岡ソフトバンクホークスは、17日・月曜日から福岡ヤフードームで埼玉西武ライオンズとの3連戦がスタート。17日の初戦は台風16号の接近に伴い開催が危ぶまれていましたが、予定通り開催されました。この日はソフトバンク・攝津正、西武・岸孝之が先発でした。


スタメンはこちら
1(三)明石健志
2(二)本多雄一
3(左)内川聖一
4(指)ペーニャ
5(一)小久保裕紀
6(中)長谷川勇也
7(右)多村仁志
8(遊)今宮健太
9(捕)細川 亨
 (投)攝津 正
この日は明石と本多の打順が入れ替わり、明石が1番、本多が2番降格。


今季16勝目を狙う攝津は、初回に西武先頭の浅村栄斗を相手にに11球を投じ、最後は3塁ゴロに打ち取ります。続く秋山翔吾にはレフト前ヒットを許しますが、中島裕之をレフトフライ、中村剛也の場面で盗塁を仕掛けた秋山が2塁でアウト。ランナーを出しながらも無失点の立ち上がり。2回は2アウトからヘルマンに内野安打と盗塁を許し、2死2塁とされましたが、高山久を空振り三振に仕留め無得点。
西武先発・岸を攻略したいホークス打線は、1回に2死から内川が右中間を破る2塁打を放ちますが、続くペーニャが3塁ゴロに倒れて無得点。2回、先頭の小久保がセンター前ヒットで出塁すると、長谷川が犠打を決めて1死2塁。再び得点圏にランナーを置いて、多村が岸の6球目のストレートを振り抜き、センターへの大きな打球はバックスクリーン左へ飛び込んだ!多村の2ラン本塁打でホークスが2点を先制します!
2点の援護を貰った攝津ですが、3回に1死から斉藤彰吾にレフトフェンス直撃の2塁打を浴び、2死後に秋山にストレートを弾き返され、センター前タイムリーで1点を返されます。さらに中島の内野安打で1,2塁と同点のピンチを迎えますが、おかわり中村をカーブで空振り三振に斬って取り、反撃を1点に留めます。
中盤に差し掛かり、攝津が4回と5回に西武打線を3者凡退に抑え、6回には四球の走者を出しながらもカーターを投手ゴロに打ち取り0点で切り抜けます。一方、打線は4回に小久保がヒットで出塁するも、長谷川が併殺打。6回には内川の2塁打などで2死1,3塁と追加点のチャンスを作るも、多村が遊撃ゴロで無得点…。
7回、攝津が先頭打者のヘルマンに内野安打を許し、犠打で1死2塁とされます。何とか凌ぎたい場面で、上本達之をシンカーで空振り三振を奪い、2死3塁の場面で斉藤をストレートで空振り三振に仕留め、ピンチ脱出で同点阻止。試合はその後、8回に柳瀬明宏→森福允彦、9回に岡島秀樹が登板し、西武の反撃を抑えて試合終了。ホークスが2-1で逃げ切り、3連戦の初戦を白星で飾りました。



試合結果 パ・リーグ 2012/09/17(月)
ソフトバンク-西 武 22回戦 
(ソフトバンク12勝10敗、ヤフードーム、18:00、33788人)
L 001 000 000  1
H 020 000 00x  2
【投手】
(西)岸、十亀、ウィリアムス-炭谷、上本
(ソ)摂津、柳瀬、森福、岡島-細川
【責任投手】
(勝)摂津25試合16勝5敗
(S)岡島52試合1敗7S
(敗)岸23試合10勝10敗
【本塁打】
(ソ)多村4号2ラン(2回、岸)


9連戦最後の3連戦の初戦は、攝津投手が7回まで投げ抜き、多村選手の一発が生まれ、1点差を守りきって西武に勝利しました。これで2位・西武とは2ゲーム差、首位・日ハムとは3.5ゲーム差となりました。もし18日と19日の試合で連勝すれば、2位タイになります。こりゃ3タテするしかないでしょう。
先発の攝津投手は、7回まで27人の打者と対戦して120球を投じ、被安打6・8奪三振・1与四死球・1失点という内容で今季16勝目。序盤は苦しいピッチングが続き、立ち上がりからランナーを出し、3回には秋山選手にタイムリーを打たれて1点を失いましたが、中盤からリズムを取り戻し、西武打線を捻じ伏せました。特に7回に斉藤選手を三振に仕留めた時は、珍しく叫ぶシーンがありました。両リーグトップの16勝目を挙げ、パリーグの最多勝もほぼ確実。ここまで来たら沢村賞を獲得してほしい。
打線の方はチーム全体で7安打。2回に決勝2ランを放った多村選手は、8月24日のロッテ戦以来の一発。秋山監督も「素晴らしいホームランだった」と絶賛しておりました。多村選手以外で、内川選手は2塁打を2本放ち、打率も.294まで上昇。シーズン終了までに3割到達なるか?前日の試合で打のヒーローとなった長谷川選手は、4回に併殺打、8回にチャンスの場面で三振に倒れたりと無安打に終わり、一転してブレーキ。長時間の移動の疲れが出ていたのでしょうか?
18日・火曜日の予告先発は、西武が菊池雄星、対するソフトバンクは二保旭(にほあきら)。本来ならば山田投手が投げる予定でしたが、熱発のため登板回避。代わって二保投手が先発に抜擢されました。二保投手は今年7月末に支配下選手登録された育成出身の選手で、これまで中継ぎとして2試合登板し、いずれも無失点。一軍生き残りをかけた登板で先発の役目を果たせられるか?





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ジェンティルドンナ牝馬3冠制覇へ死角なし!フェノーメノ右回り克服!

2012年09月18日 | 競馬

16日の夜、オルフェーヴルがフランス遠征初戦のフォア賞を制し、凱旋門賞制覇へ弾みをつけましたが、日本では秋のクラシックに向けた重要なトライアルレースが東西でありました。16日は阪神競馬場で秋華賞トライアルのローズステークス、17日は中山競馬場で菊花賞トライアルのセントライト記念が行われました。



第30回関西テレビ放送賞ローズステークス(GⅡ・芝1800m)は11頭立ての予定でしたが、⑩ハナズゴールが感冒のため出走取消で10頭立てに変更。このレースには桜花賞とオークスを制した⑥ジェンティルドンナが登場。史上4頭目の牝馬3冠に向けての秋初戦は、内容と結果が問われる重要な一戦でした。ルドンナの他にも、桜花&オークス2着の⑦ヴィルシーナ、夏の新潟で力をつけた⑧ラスヴェンチュラス、骨折から復帰した③キャトルフィーユ、④トーセンベニザクラ、公営・愛知から①スズカウインダーなどが秋華賞の切符を目指して参戦しました。
スタートでトーセンベニザクラとスズカウインダーの2頭がタイミングが合わなかったのに対し、⑤サンマルクイーンが好スタートを見せて、先手を取ります。2番手の位置にジェンティルドンナ、3番手にキャトルフィーユ、ヴィルシーナは4番手でルドンナの真後ろにつける。ヴィルの隣の5番手にはラスヴェンチュラス。中団グループには⑨サトノジョリーと②スピークソフトリー、8番手に⑪ニコールバローズ、ベニザクラ9番手、スズカウインダーが最後方追走。
外回り3コーナーに差し掛かり、サンマルクイーンが依然先頭をキープ。ルドンナ、キャトル、ヴェンチュラスの3頭が2番手集団を形成し、ヴィルシーナは5番手追走。残り600mでルドンナが2番手に上がり、ニコールバローズが5,6番手まで進出してきた。最後の直線に入り、ジェンティルドンナがサンマルクをかわして先頭に躍り出た!内からキャトルフィーユ、外からヴィルシーナが2番手に浮上するが、ルドンナがそのまま押し切ってゴールイン!ヴィルシーナはまたしても2着、ラスヴェンチュラスが3着に入り、秋華賞の優先出走権を手にしました。

ジェンティルドンナやっぱり強い!牝馬2冠の貫録を見せつけ、2着に1馬身半差の快勝でローズステークスを制し、牝馬3冠へ視界良好です。道中は2番手に控え、最後の直線で抜け出してからは独走態勢を築きました。今回は前走より12キロ増の472キロでしたが、春よりも体つきに逞しさを増している感じがしました。これでルドンナは重賞4勝目で自身3連勝。秋初戦での快走ぶりを見ると、秋華賞制覇も間違いないでしょう!
2着だったヴィルシーナは、桜花賞・オークスに続いてまたしてもジェンティルドンナの後塵を拝す結果となりました。3戦連続2着となかなか勝ちきれないのでファンの間じゃ「シルバーコレクター」と呼ばれているかもしれません。最後の一冠・秋華賞で悲願のルドンナ越えなるか…。


敬老の日だった17日も競馬が開催され、中山競馬場で第66回セントライト記念(GⅡ・芝2200m)がありました。このレースには日本ダービー2着の⑫フェノーメノが出走。他にも京成杯以来約8か月ぶりのレースとなる①ベストディール、⑨エタンダール、京都新聞杯3着の⑥エキストラエンド、2連勝中の⑮ダノンジェラート、⑤ニューダイナスティといった「ディープインパクト産駒」の馬達が参戦しました。
スタンド前での先行争いで、好スタートを見せたニューダイナスティが押しながらハナを主張するが、⑩ソルレヴァンテが一気に上がって2頭並ぶような態勢でゴール板を通過。フェノーメノは6番手で1コーナーを回りました。
1,2コーナー中間点を過ぎて、ニューダイナスティが先頭、2番手にソルレヴァンテ、3番手にアーデント追走。4番手グループには、③カナロアと⑪ボーイフレンド、フェノーメノは6番手に控えている。7番手のところに⑬サンレイレーザーと②スカイディグニティ、中団の9番手の位置にベストディールとダノンジェラート、11番手集団の中にエタンダールとエキストラエンドがいて、④フジマサエンペラー14番手。後方から⑭ラニカイツヨシと⑨アートサハラが動き出し、⑦クリールカイザーが最後方と言う展開。
残り800mを切ったところで、ダイナスティが先頭をキープし、フェノーメノが3番手に進出。サンレイレーザーも4番手まで上がってきた。3,4コーナー中間点でニューダイナスティ、ソルレヴァンテ、フェノーメノ、サンレイレーザーの4頭が並ぶ。残り400mを通過し、真ん中にいたフェノーメノが早くも抜け出して先頭。ダノンジェラートとスカイディグニティが2番手争いを繰り広げ、ディグニティが2番手からフェノーメノを捉える勢い。しかし、フェノーメノが追撃を抑えて1着でゴールイン。

フェノーメノが1番人気にしっかりと応え、セントライト記念を優勝。同馬は青葉賞以来の重賞2勝目、鞍上の蛯名正義騎手はこの勝利で重賞通算100勝目を達成しました。2着には14番人気の伏兵・スカイディグニティが入り、3着のダノンジェラートまでが菊花賞の優先出走権を獲得しました。フェノーメノは左回りの府中コースに強いというイメージがあり、右回りといっても中山コースでは過去2戦で結果を残していませんでしたが、セントライト記念で苦手を克服できました。このまま菊花賞に向かうのか、それとも天皇賞(秋)に進むのか、今後の動向が気になります。


来週・9月23日は、中山競馬場で産経賞オールカマー、阪神競馬場で神戸新聞杯が行われます。オールカマーにはナカヤマナイト、ルルーシュ、ダコール、マイネルキッツ、コスモファントム、コスモラピュタなどが出走予定。神戸新聞杯には皐月賞馬・ゴールドシップが参戦。他にもマウントシャスタ、ベールドインパクト、ヒストリカルなどが登録しています。



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