日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ホークス交流戦初勝利で連敗ストップ。福元淳史がプロ初打点!

2013年05月18日 | HAWKS

プロ野球の「日本生命セ・パ交流戦」が14日に開幕しましたが、福岡ソフトバンクホークスは開幕カードの広島東洋カープ戦(@マツダスタジアム)で2連敗を喫し、2年ぶりの交流戦王座奪還へ厳しいスタートを切りました。17日からは阪神甲子園球場に乗り込んで、阪神タイガースとの2連戦。阪神も交流戦開幕前は6連勝と快進撃が続いてましたが、オリックス戦で連敗。両チームともに2連敗同士、連敗ストップをかけた試合を制したのは?



両チームのスタメンはこちら
  阪神                ソフトバンク
1(二)西岡 剛            (中)長谷川勇也
2(中)大和               (二)福元淳史
3(遊)鳥谷 敬            (左)内川聖一
4(左)マートン             (一)ラヘア
5(一)新井貴浩           (三)松田宣浩
6(三)新井良太           (右)吉村裕基
7(捕)藤井彰人           (遊)今宮健太
8(右)俊介              (捕)山崎勝己
9(投)メッセンジャー         (投)帆足和幸
この日の先発投手は、阪神が今季5勝のメッセンジャー、ソフトバンクは帆足和幸。セリーグルールにより、帆足も打席に立ちます。ホークスは福元が2試合連続で先発出場、今宮が7番に入っています。


ホークスは1回、2死から内川のヒット、ラヘアの四球で1,2塁と先制のチャンスを得ますが、松田がメッセンジャーのフォークの前に空振り三振に倒れて2者残塁。続く2回、先頭の吉村がライト前ヒット、続く今宮はレフトへのヒットで無死2,3塁。一打先制のチャンスの場面で、山崎がメッセンジャーの7球目のフォークを振り抜き、3塁線を破るタイムリー2塁打!2人のランナーが生還。ホークスが3連打で2点を先制します。この後、帆足のバントミス、長谷川の内野ゴロで2死3塁となり、福元がストレートを弾き返してレフト前タイムリーヒットを放ち1点追加。ホークスはこの回3点を奪いました。
ホークス先発・帆足は、初回は阪神上位打線を3者凡退に抑え、2回は新井貴にヒットを許すも、後続を退けて無失点。しかし3回、先頭の俊介にライト前ヒット、メッセンジャーの犠打で1死2塁と得点圏に走者を背負います。西岡センターフライで2死後、大和に直球を狙われ、2塁手・福元がダイビングキャッチできずライト前へ。2塁走者が還って1点を失います。
阪神は5回、新井良太と藤井の連打で無死1,2塁と帆足を攻め立てます。しかし、俊介の犠打を帆足が3塁へ送球して送りバントを阻止。続くメッセンジャーがバスターを仕掛けますが、ホークス3塁手・松田が飛びつき、5-4-3のダブルプレー成立!帆足は無死1,2塁のピンチを作りましたが、なんとか0点で凌ぎ切り、勝ち投手の権利を得てマウンドを降りました。
6回、ホークスは2死から今宮と山崎の連続四球で1,2塁。ここで9番・帆足の場面で中村晃が代打で登場しますが、センターフライに倒れて2者残塁。その裏の阪神は、1死から大和と鳥谷が連続ヒットで出塁し、2死1,2塁で新井貴がホークス3番手・岩崎翔からライト前タイムリーを放ち、3-2と1点差に詰め寄ります。
1点差とされたホークスは7回、先頭の長谷川が四球を選んで出塁すると、続く福元の犠打で1死2塁。追加点のチャンスに内川が、阪神2番手・加藤康介の直球を弾き返し、2塁強襲のライト前タイムリーヒット。2塁走者生還で、ホークスに貴重な追加点が入り、4-2と阪神を突き放します。
8回、ホークス4番手・千賀滉大が大和のヒットと2つの四球で1死満塁と絶体絶命のピンチを招きます。阪神は一打同点の大チャンスで、4番・マートン、5番・新井貴浩に打席が回りますが、マートンは千賀のフォークの前に空振り三振。続く新井も空振り三振に倒れて3者残塁。千賀は1死満塁から2者連続三振を奪い、阪神の反撃を許さず。9回、ホークス守護神・ファルケンボーグが阪神打線を3者凡退に抑えて試合終了。ホークスが4-2で逃げ切りました。


試合結果 セ・パ交流戦 2013/05/17(金)
▼阪 神-ソフトバンク 1回戦 (ソフトバンク1勝、甲子園、18:01、40086人)
H 030 000 100  4
T 001 001 000  2
【投手】
(ソ)帆足、藤岡、岩崎、千賀、ファルケンボーグ-山崎、細川
(神)メッセンジャー、加藤、鶴、筒井-藤井彰
【責任投手】
(勝)帆足6試合2勝1敗
(S)ファルケンボーグ16試合1敗9S
(敗)メッセンジャー8試合5勝1敗


交流戦開幕3連敗だけは絶対に避けたかった今回の試合、ホークスが阪神先発・メッセンジャー投手を序盤で攻略し、2回に3連打で2点先取、さらに福元選手のタイムリーが生まれ、3点を奪いました。終盤には内川選手の貴重なタイムリー、8回には千賀投手が1死満塁から2者連続三振を奪う見事なリリーフ。4-2で勝利したホークスは連敗を止め、3試合目にして交流戦初勝利を挙げました。一方の阪神は、6連勝のあと3連敗です。
先発の帆足投手は、5回まで63球を投げ、6安打・1奪三振・四死球ゼロ・1失点という内容で今季2勝目。初回は3者凡退に抑えたけど、2回から5回までは毎回ヒットを許すという苦しいピッチング。3回には大和選手のタイムリーを浴び、5回には無死1,2塁とピンチを招くも、なんとか踏ん張りました。
打線の方はチーム全体で2ケタの10安打。この日スタメンマスクをかぶった山崎選手が2打点、3試合連続無安打だった内川選手が4安打1打点と大当たり。今宮選手も先制点のきっかけとなるヒットを打つなど2安打のマルチヒットを記録。そんな中ヒーローとなったのが、2試合連続スタメン出場となった福元選手でした。この試合2安打1打点の活躍で勝利に大きく貢献。3回の第2打席で、メッセンジャー投手からセンター前ヒットを放ってプロ初打点を記録しました。その福元淳史選手は、昨年6月に巨人からトレード移籍。今季は開幕2軍スタートでしたが、5月15日に1軍昇格し、即スタメン出場を果たしました。出てきてすぐ結果を出したから、首痛で2試合連続欠場の本多雄一選手の体調次第では今後も出場機会が得られるでしょうね。
18日・土曜日はデーゲーム。予告先発は阪神が小嶋達也、ソフトバンクは攝津正となっています。エース。攝津投手の好投で阪神に連勝なるでしょうか?



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