日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

2夜連続の2ケタ得点で中日に連勝!パディーヤ来日初白星!

2013年05月21日 | HAWKS

日曜日の試合では、内川聖一選手が5安打6打点の大活躍、チームも今季最多の19安打12得点で大勝した福岡ソフトバンクホークスは、20日・月曜日も福岡ヤフオクドームで中日ドラゴンズと対戦しました。「ルーフオープンデー」だったこの日は、ソフトバンク・パディーヤ、中日・カブレラの先発で始まり、ホークス打線が前夜に続いて爆発しました。


両チームのスタメン
  ソフトバンク     中日
1(一)中村 晃     (中)大島洋平
2(二)福元淳史    (二)荒木雅博
3(左)内川聖一    (一)森野将彦
4(指)ラヘア      (三)ルナ
5(右)長谷川勇也   (左)和田一浩
6(三)松田宣浩    (指)山武司
7(中)柳田悠岐    (捕)谷繁元信
8(遊)今宮健太    (遊)井端弘和
9(捕)山崎勝己     (右)藤井淳志
 (投)パディーヤ    (投)カブレラ
ホークスは長谷川と松田の打順を入れ替え、長谷川が5番、松田が6番降格。山崎勝己がスタメンを被りました。対する中日は大幅に打順を入れ替え、荒木が2番、森野が3番、井端が8番に入りました。また、山崎武司が6番DH、藤井が9番ライトでスタメン入り。


1回、久々の1軍マウンドに上がったパディーヤは、中日先頭の大島をセンターフライに打ち取ると、続く荒木を遊撃ゴロ、そして3番・森野をシュート球で空振り三振を奪い、3者凡退と上々の立ち上がり。ホークスはその裏、中村と福元の1,2番コンビが中日先発・カブレラの前に凡退。2死後、内川が低めの変化球をうまく捉えてレフトへの2塁打で出塁。2死2塁でラヘアがカブレラの7球目のカーブをフルスイング!ライトへ上がった打球は、大きく伸びてスタンドイン!4番の一振りでホークスが2点を先取します。
2回、ホークスは松田のヒット、柳田投手ゴロ→カブレラのファンブルで1塁セーフで無死1,2塁のあと、今宮の遊撃ゴロ(進塁打)で1死2,3塁とチャンスを拡げ、山崎勝がストレートを弾き返してセンター前タイムリーヒット。2人の走者が一気に生還して2点追加。この後、中村のヒット、内川の四球で2死満塁となり、ラヘアの押し出し四球で5点目。なおも3人の走者を置き、長谷川が3塁強襲のレフト前タイムリーでさらに2点を加えると、松田もセンター前タイムリーでまた1点追加。ホークスはこの回、打者一巡の猛攻で6得点を挙げ、8-0。3回には山崎勝の2塁打、中村シングルヒットで1死1,3塁の後、福元が右中間を破る2点タイムリー2塁打を放ち、3回まで10得点を奪い、早くも2ケタ得点に到達。
ホークス先発のパディーヤは、打線の大量援護もあって3回まで中日打線をパーフェクトに抑える好投を見せます。ところが、4回に初めてランナーを許すと、1死から森野の四球、ルナの内野安打で満塁のピンチを背負います。ここはなんとか踏ん張りたい場面でしたが、和田に甘く入ったスライダーを痛打され、レフトスタンドへの満塁本塁打を浴びてしまい、4点を失います。5回も味方のエラーで走者を背負うも無失点に抑えると、6回は1死1,2塁とピンチを招くも、山崎武司を併殺打に打ち取り3アウト。パディーヤは6回を投げ終えたところでマウンドを降りました。
終盤に入り、7回に2人の走者を背負う場面で登板した3番手・森福允彦が後続を打ち取り無失点。8回には4番手・千賀滉大が打たせて取るピッチングで3者凡退に抑え、9回は5番手・山中浩史(この日1軍昇格)がわずか8球で3人の打者を退けて試合終了。序盤に大量点を奪ったホークスが、逃げ切り勝ちで中日に連勝です。


試合結果 セ・パ交流戦 2013/05/20(月)
ソフトバンク-中 日 2回戦 (ソフトバンク2勝、ヤフオクドーム、18:00、34740人)
D 000 400 000  4
H 262 000 00X  10
投手】
(中)カブレラ、武藤、小林、清水-谷繁、松井雅
(ソ)パディーヤ、藤岡、森福、千賀、山中-山崎
【責任投手】
(勝)パディーヤ2試合1勝1敗
(敗)カブレラ8試合4勝2敗
【本塁打】
(中)和田8号満塁(4回、パディーヤ)
(ソ)ラヘア10号2ラン(1回、カブレラ)


ホークスが前夜に続き2ケタ得点を叩き出しました。初回にラヘア選手の2ラン本塁打、2回には6得点のビッグイニング、3回は福元選手のタイムリー3塁打で2点を追加し、序盤3イニングで10得点を挙げて中日先発・カブレラ投手をノックアウト。この序盤の大量リードを守り切り、10-4で中日に快勝。この日73歳を迎えた王貞治球団会長の誕生日を白星で飾りました。ホークスはこの2試合で22得点!ヤフオクドームでの中日戦は2007年から13連勝となりました。
先発のパディーヤ投手は、6回まで91球を投げて、被安打3・3奪三振・3与四死球・4失点(被本塁打1)。序盤3イニングは中日打線をパーフェクトに抑えましたが、4回に先頭打者に出塁を許したことでリズムが悪くなり、四球と内野安打などで満塁となり、和田選手に満塁本塁打を浴びてしまいました。4回の誤算の後、5回と6回にランナーを出しながらも中日の追撃を許しませんでした。来日2試合目の登板で待望の初勝利です。試合後の談話では、「野手が取ってくれたのは大きかったですね」と大量援護した打線に感謝の意を述べていました。期待の助っ人に待望の初白星が生まれ、ホークス投手陣にまたひとつ明るい希望の光が見えました。
前日に19安打を放った打線は、この日は14安打で10得点。先制2ラン本塁打を放ったラヘア選手は、この交流戦2本目のホームラン。日曜日の試合前に早出特打を行い、その夜に2安打1打点。翌日はホームランと特打の効果が表れてますね~。最初の打席で本塁打の後、2回の第2打席では押し出し四球を選び、3打点を稼ぎました。この試合で活躍したもう一人が、9番キャッチャーで先発出場した山崎勝己選手で、4打席連続ヒットの固め打ちを見せ、2回の最初の打席ではセンター前タイムリーヒットで2打点を挙げました。打率も規定打席に達してないけど.429の高打率。「山崎神」と呼んでいいですか。他にも、長谷川選手と福元選手が共に2安打2打点、前日無安打だった松田選手も2安打1打点のマルチヒットを記録しています。2試合連続で1番に入った中村選手も2安打です。しばらくは中村選手を1番に固定した方がいいかな。
中日に連勝したホークスは、交流戦6試合を終えて3勝3敗の五分。今後の日程は22日と23日に横浜DeNAベイスターズ(@ヤフオク)、週末の25・26日は神宮球場で東京ヤクルトスワローズ戦、28・29日は東京ドーム戦で読売ジャイアンツ戦が控えています。DeNA戦では大隣憲司投手が復帰登板、寺原隼人投手がかつての古巣と対戦予定?次のカードも連勝すれば、上位進出も見えてくるぞ~!




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