日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

小久保JAPAN台湾に2連勝!大瀬良大地が2回無失点で勝利投手に!

2013年11月10日 | Sports

野球日本代表(侍ジャパン)の台湾遠征第2戦が9日、前日と同じく台北の新荘野球場で行われました。8日の試合では、小川泰弘投手が8奪三振の好投、秋山翔吾選手の2打点の活躍で台湾に先勝し、小久保JAPANの初陣を白星で飾りました。台湾に連勝を狙うこの日の2戦目は、アマチュア№1右腕・大瀬良大地投手(九州共立大学)が登板しました。



第2戦の日本のスタメン
1(右)中村晃(ソフトバンク)
2(二)菊池涼介(広島)
3(三)銀次(赤見内銀次・楽天)
4(左)中田翔(日本ハム)
5(一)浅村栄斗(西武)
6(指)平田良介(中日)
7(中)秋山翔吾(西武)
8(捕)伊藤光(オリックス)
9(遊)梶谷隆幸(横浜DeNA)
 (投)野村祐輔(広島)
第2戦の先発ピッチャーは、広島の野村祐輔投手。この日は1番に中村を起用し、平田が6番DHでスタメン入り。伊藤がスタメンマスクを被り、直前練習で負傷した今宮健太に代わり、梶谷がショートに入りました。


1回、日本先発・野村は、台湾の1,2番を連続三振に仕留めて2アウトを取りますが、3番・陽岱鋼にストレートを捉われ、バックスクリーン左の最上段への特大ホームランを浴びる。チームリーダー・陽岱鋼の一発で、この日も台湾が初回に1点を先制します。
1点を追う日本は2回裏、1死から浅村がレフト前ヒットで出塁すると、続く平田はレフト線を破る2塁打。連続ヒットで1死2,3塁と一打同点&逆転のチャンスを作り、秋山が台湾先発・倪福徳の3球目を弾き返し、打球はセカンドのグラブを弾き、ライト前に転がるタイムリーヒット。2人のランナーが生還し、2-1と逆転に成功。勢いに乗る日本は伊藤がセンター前ヒットでつなぎ、梶谷が初球をしっかり捉え、左中間を破るタイムリー3塁打で2点追加。日本はこの回、1死からの5連打で4点を挙げ、台湾先発・倪福徳をノックアウト。
初回に1点を失った野村は、2回以降台湾打線を抑え、4回には陽岱鋼から空振り三振を奪うなど、クリーンナップを3者凡退。結局野村は4回まで投げて1失点の内容で投げ終えました。
5回、日本は大瀬良大地が2番手で登板。その大瀬良は、先頭の台湾6番・張進徳を3塁ゴロに打ち取ると、続く7番・林旺衛を空振り三振に仕留め、そして8番・陳偉志をショートゴロに抑え、3者凡退に斬りました。続く6回、先頭の9番・蕭帛庭に直球を狙われ、2塁打を浴びて得点圏に走者を背負う。続く1番・林哲センにも直球を狙われたが、1塁手・浅村が飛びついてファーストライナー。2死後、陽岱鋼に四球を与えると、自らの暴投で1,3塁とピンチを招く。ホームランを浴びれば同点の場面で、4番・陳俊秀にフルカウントまで追い込まれたが、最後は低めの変化球で空振り三振で3アウト。自ら作ったピンチを凌ぎ、台湾の反撃を許しません。
日本3点リードの8回、台湾は2死から林哲センが日本4番手・高木伴(NTT東日本)から2塁打を放つと、続く代打・李杜軒(ソフトバンク)がセンター前へのタイムリーヒットを放ち、4-2と1点を返す。9回、日本は4番手・松永昂大(ロッテ)が2者連続三振で2アウトとした後、ヒットと2つの四死球で満塁のピンチを背負う。同点&逆転のチャンスを迎えた台湾でしたが、蕭帛庭がファウルフライに倒れて試合終了。第2戦は4-2で日本が勝利しました。



侍ジャパン強化試合 2013/11/09(土)
日本-台湾 2回戦 (日本2勝、新荘、19:05、9752人)
TPE 100 000 010  2
JPN 040 000 000  4
【投手】
(台湾)倪福徳、陳禹勲、林逸翔、張賢智、謝栄豪-張進徳
(日本)野村、大瀬良、松田、高木、松永-伊藤、炭谷
【責任投手】
(勝)大瀬良1試合1勝
(S)松永1試合1S
(敗)倪福徳1試合1敗
【本塁打】
(台湾)陽1号ソロ(1回、野村)


侍JAPAN、台湾に2連勝!この日も初回に先制点を許すも、2回に試合をひっくり返し、秋山選手の2点タイムリー、梶谷選手の3塁打などで4点を挙げました。先発の野村祐輔投手が4回1失点・5奪三振のピッチングを見せると、5回から2番手で登板した大瀬良投手が2回無失点で勝利投手となりました。終盤に台湾の追い上げを食らい、8回に1点を返されると、9回には2死満塁のピンチを迎えましたが、何とか反撃を振り切りました。アウェーで連勝し、3連戦の勝ち越しは決定です。
勝利投手となった大瀬良投手は、最初のイニングは3者凡退に抑え、2イニング目は先頭打者にヒットを浴びるなど2死1,3塁のピンチを招くも、4番打者を三振に仕留めてガッツポーズ。ベンチに戻る時はメンバー達からの祝福を受け、小久保監督も笑顔を見せておりました。この日は大瀬良投手以外にもアマチュア選手が出場し、岡崎啓介選手(日立製作所)は、7回に代打で打席に立ち、四球で出塁。高木伴(NTT東日本)は4番手で登板しましたが、李杜軒にタイムリーを許すなど2安打1失点という結果に終わりました。この遠征には岡大海選手(おかひろみ・明治大学)も選ばれていて、小久保監督も「明日どこかで使いたい」と明言しております。
打撃陣はチーム全体で7安打。2回に逆転タイムリーを打った秋山選手は、ここ2試合で4打点と当たっています。梶谷選手もバッティングで「今宮選手の代役」をしっかり果たしました。前日4三振だった中田選手は、8回の最後の打席でヒットが生まれましたが、6回1死1,2塁の場面で巡って来た第3打席で痛恨の3塁ゴロ併殺打。追加点のチャンスをモノにしていれば、試合展開もさらに変わっていたと思います。
台湾に2連勝の侍ジャパン、台北・天母球場で行われる10日の第3戦は、横浜DeNAの三嶋一輝投手が先発します。最終戦も勝利で飾り、台湾遠征を3連勝で締めくくりたいところですが…。




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