日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

サトノクラウン3連勝で皐月賞制覇へ大きく前進!チューリップ賞は関東馬・ココロノアイが制す。

2015年03月08日 | 競馬

今週末は東西で3歳クラシックのトライアル競走があり、7日は阪神競馬場で桜花賞トライアルのチューリップ賞、8日は中山競馬場で皐月賞トライアルの弥生賞が行われました。4月の大舞台への切符を手にしたのは一体どの馬か?



第22回チューリップ賞(GⅢ・芝1600m)は、桜花賞を目指す牝馬17頭が出走。阪神ジュベナイルフィリーズ2着の⑭ココロノアイ、重賞2戦連続2着の⑮レッツゴードンキ、紅梅ステークスを勝った⑦コンテッサトゥーレ、エルフィンステークス覇者③クルミナル、もう負けられない⑫ロカ、白毛馬初のクラシック出走を目指す⑰ブチコが参戦しました。
ばらけたスタートではじまったこのレース、⑧ウインソワレが好スタートを切ったが、レッツゴードンキが馬なりで先手を奪う。第2グループではブチコが3番手まで上がり、⑬オリエンタルダンス4番手。5番手集団には⑤マイティティー・⑪オデッタ・⑯ウインアキレアが横並び。中団グループにはコンテッサトゥーレとココロノアイがいて、その間に⑥ティーエスクライ。クルミナルは11番手、その内側の12番手に②レッドカーラ、ロカは13番手追走、14番手に①アンドリエッテ。後方は⑩ノーブルリーズン、④アスカビレン、⑨タッチングスピーチと続く。
外回り3,4コーナー中間点を進み、先頭集団はドンキ、ブチコ、オデッタ、アキレアと4頭横一線。ソワレも好位追走、コンテッサとココロは中団より前の馬群、クリミナルはまだ中団、ロカは外に回った。最後の直線コースに入り、レッツゴードンキが内で逃げ粘り、ブチコが接近するが、外からココロノアイが脚を伸ばしてきた。コンテッサトゥーレとクリミナルは苦しんでいるか?残り200mでココロがドンキを抜いて先頭に立つ。大外からアンドリエッテが一気に上昇したが、ココロノアイが先頭でゴールイン!力強く抜け出したココロノアイ、快勝で桜花賞に弾みをつけました。


桜花賞トライアルのチューリップ賞は、単勝5番人気でメンバー唯一の関東馬・ココロノアイが、差し切り勝ちで優勝。道中は中団の位置でレースを進め、直線で逃げ粘るレッツゴードンキをラスト200mあたりでかわし、最後は2着に1馬身1/4差をつけての快勝でした。大外から追い込んできたアンドリエッテが2着、3着のレッツゴードンキまでが桜花賞の優先出走権を手にしました。3番人気のロカは4着、コンテッサトゥーレは6着、1番人気のクルミナルは見せ場なく11着。白毛馬のブチコは直線でズルズル後退して14着大敗。ダートでは結果を出すけど、芝では厳しいですねえ。
勝ったココロノアイは、美浦の尾関知人厩舎所属で、父・ステイゴールド、母・ビューティソングという血統。通算成績5戦3勝、重賞勝ちはアルテミスステークスに次いで2回目です。尾関厩舎は同日に行われた中山メイン・オーシャンステークスでサクラゴスペルが勝利。東西重賞を達成しております。通算3勝は全てマイル戦、阪神コースも2度経験したという点で、ルージュバックのライバル候補に相応しいかな?桜花賞当日も重馬場だったら、勝てるチャンスあるかもしれません。



第52回報知杯弥生賞(GⅡ・芝2000m 11頭立て)は、重賞ウィナー揃い踏み。ホープフルステークス覇者③シャイニングレイ、東京スポーツ杯2歳ステークス覇者④サトノクラウン、シンザン記念を勝った⑥グァンチャーレ、京都2歳ステークスを勝った①ベルラップ、いちょうステークス王者⑨クラリティスカイ、札幌2歳チャンピオン⑤ブライトエンブレム、デイリー杯2歳ステークス優勝馬②タガノエスプレッソが参戦しました。
スタンド前でのスタートで、⑦ジャストフォーユーとシャイニングレイが好スタートを切り、ジャストフォーユーが先行争いを制す。シャイニングレイと⑪コメートが2,3番手で並ぶが、シャイニングの首が上がっている。ベルラップ4番手、サトノクラウンは5,6番手、⑧トーセンバジルは1コーナーを回る。
1,2コーナーを過ぎたところで縦長の状態となり、ジャストフォーユーが先頭でレースを引っ張り、シャイニングレイが単独2番手、3番手にコメートが追走する。クラリティスカイがベルラップを抜いて4番手にポジションを上げ、6番手にサトノクラウンがいる。7番手にタガノエスプレッソ、8番手トーセンバジル、グァンチャーレ9番手、10番手にブライトエンブレム、そして⑩タケルラムセスがぽつんとしんがりを行く。
3コーナーを回り、ジャスフォが単独先頭、シャイニングは変わらず2番手。コメートが外から進出し、サトクラとバジル、グァンチャーレも前との差を詰め、ブライトは大外に持ち出した。勝負はいよいよ最後の直線。真ん中のサトノクラウンがわずかに先頭、シャイニングレイは盛り返すどころか下がっていく…。残り200mでサトクラが完全に抜け出し、ブライトエンブレムが2番手に浮上するが、サトノクラウンがそのまま先頭ゴールイン!これで無傷の3連勝!皐月賞1番切符を手にしました!


素質馬が集結した弥生賞は、単勝2番人気のサトノクラウンが直線抜け出して快勝。デビュー3連勝で弥生賞を制しました。2着はブライトエンブレムが入り、単勝10番人気のタガノエスプレッソが3着争いを制し、この上位3頭が皐月賞優先出走権を獲得。単勝1.9倍の1番人気を集めたシャイニングレイは、前半掛かってしまい、最後に後退して7着に沈んでしまいました。サトクラとシャイニングの無敗対決は、明暗がはっきり分かれる結果となりました。
勝ったサトノクラウンは東スポ杯に続いての重賞連勝。鞍上の福永祐一騎手は、12年ぶり2度目の弥生賞制覇となりました。福永騎手はリアルスティールの主戦を務めているんですが、皐月賞ではどちらを選ぶのでしょうか?デビュー3連勝で同レースを勝ったのは、アグネスタキオンとディープインパクトに次いで史上3頭目。過去2頭は次の皐月も勝っており、ディープに至っては3冠馬になりました。過去のデータを考えれば、サトノクラウンの1冠獲得は確実でしょう。今年の牡馬クラシックの主役はサトクラで決まりか?


来週・3月15日は、中山競馬場で「中山牝馬ステークス」、阪神競馬場は桜花賞TRの「フィリーズレビュー」が行われます。「フィリーズ」にはコートシャルマン、クールホタルビ、オーミアリス、ペルフィカ、レオパルディナ、スマートグレイス、ムーンエクスプレス、クイーンズリングなどが登録しています。「中山牝馬」には、アイスフォーリス、エバーブロッサム、オメガハートロック、バウンスシャッセ、スイートサルサ、ケイアイエレガントなどが出走予定。ホワイトデーの翌日は、女達の戦いから見逃すな。





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