日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

内川&イデホ、ロッテの京大生ルーキーにプロの洗礼を浴びせる。

2015年03月18日 | HAWKS

オープン戦2連敗中の福岡ソフトバンクホークスは、18日に福岡ヤフオクドームで千葉ロッテマリーンズと対戦。オープン戦もいよいよ大詰め、開幕戦に弾みをつけるためにも残り4試合全部勝っておきたいところです。この日の先発は、ソフトバンクは左のエース・大隣憲司投手、ロッテは「京都大学初のプロ野球選手」田中英祐投手でした。



両チームのスタメン
  ソフトバンク     千葉ロッテ
1(二)本多雄一   (中)荻野貴司
2(遊)今宮健太   (遊)鈴木大地
3(中)柳田悠岐   (一)井口資仁
4(左)内川聖一   (三)今江敏晃
5(指)李  大浩   (左)角中勝也
6(三)松田宣浩   (二)クルーズ
7(一)吉村裕基   (指)サブロー
8(捕)鶴岡慎也   (右)清田育宏
9(右)中村  晃   (捕)吉田裕太
 (投)大隣憲司   (投)田中英祐



1回、ホークス先発・大隣がロッテ先頭の荻野にヒットを許し、鈴木の犠打で1死2塁と得点圏に走者を背負う。しかし、井口と今江をフライで打ち取って0点で抑えます。
ホークスはその裏、2死から柳田がレフト前ヒットで出塁すると、ロッテ左翼手・角中がボールをそらす間に2塁に進む。さらにロッテ先発・田中の暴投で柳田が3塁に進み、内川が吉田の7球目のストレートをセンター前に弾き返すタイムリーヒットで先制点を奪います。なおも2死1塁でイデホが4球目のフォークを狙い撃ち。打った瞬間にホームラン確定の打球は、レフトスタンド中段に突き刺さりました。イデホの2ラン本塁打で2点追加し、クリーンナップ3連打で3点を挙げました。
さらに追加点が欲しいホークスは2回、吉村のヒット&盗塁、中村の四球などで1死2,3塁とするが、本多と今宮の1,2番が相次いで凡退して2者残塁に終わる。
大隣は3回までロッテ打線を無失点に抑え、4回は先頭の井口をカーブで空振り三振に仕留めますが、続く今江にストレートを痛打され、レフトスタンドへのソロ本塁打を打たれて1点を失います。それでも大隣は崩れず、5回は2者連続三振を奪う好投を披露しました。
5回裏、ホークスは先頭の中村がロッテ2番手・木村優太からセンター前ヒットを放って出塁すると、続く本多はレフト前ヒット。今宮が送りバントをしっかりと決めて1死2,3塁と追加点のチャンスを迎えます。しかし、柳田が見逃し三振に倒れると、内川はセンターフライに倒れて2者残塁。なかなか次の1点を加えることができません…。
その直後の6回表、2番手で登板した柳瀬明宏が先頭の鈴木に2塁打を浴びると、1死3塁で今江に高めの変化球を打ち返され、1塁ベール直撃→ライト前タイムリーヒット。これで3-2と1点差に詰め寄られる。
終盤に入り、7回に二保旭が下位打線を3者凡退に抑えると、8回は飯田優也が2つの三振を奪い、9回はバリオスが3者凡退で締めて試合終了。ホークスが初回の3点を守り切り、ロッテに3-2で勝利しました。



オープン戦 2015/03/18(水) 試合結果
ソフトバンク-ロッテ 4回戦 (ソフトバンク3勝1敗、ヤフオクドーム、18:00、32020人)
M 000 101 000  2
H 300 000 00X  3
【投手】
(ロ)田中、木村-吉田
(ソ)大隣、柳瀬、二保、飯田、バリオス-鶴岡
【責任投手】
(勝)大隣2試合1勝1敗
(S)バリオス6試合1勝1S
(敗)田中2試合1敗
【本塁打】
(ロ)今江1号ソロ(4回、大隣)
(ソ)李大浩2号2ラン(1回、田中)



前日敗れたロッテに雪辱を果たし、連敗を止めたのは良かったんですが、奪った得点は初回に挙げた3点のみで、中押し・ダメ押し点が取れなかった…。2回と5回の1死2,3塁のチャンスを活かしきれず。特に5回のシーンは、柳田選手と内川選手の2人が揃って凡退…。ヒットを打った中村選手と本多選手、バントした今宮選手がチャンスを作っただけにもったいないですね。試合に勝っても「スミ3」じゃあねぇ…。
先発の大隣投手は、5回まで打者19人に対して73球を投げ、被安打5・4奪三振・無四球・1失点の内容で勝利投手に。前回の3月3日の阪神戦では、ホームランを浴びて2回2失点で負け投手。それ以来の登板となった今回は、4回まで毎回ヒットを浴びたものの、今江選手のホームランによる1点に抑えました。今回の内容なら、レギュラーシーズンでの活躍も期待できそうです。中継ぎ陣では、8回に登板した飯田投手が2つの三振を奪う快投。ここまで6試合登板して、11奪三振、防御率は0.00をキープ。開幕ローテーション入りも見えてきたか?
7安打を記録した打線は、4番の内川選手と、5番のイデホ選手がロッテ先発・田中投手にプロの洗礼を浴びせました。まず内川選手が先制のセンター前タイムリーヒットを放つと、イデホ選手が甘く入ったフォークを振り抜いて完璧な一発。イデホ選手のホームランは、3月1日の楽天戦以来2本目です。ところで、ホームラン量産のために新設された「ホームランテラス」ですが、ここまでホークスからは中村選手の1本のみ。15日の中日戦の柳田選手、17日の長谷川選手の本塁打はいずれもテラスを越えました。正直なところ、「ホームランテラス作る必要あったのかな?」と思ってしまいます。
ロッテとの「開幕前哨戦」を1勝1敗で終えたホークスは、20日から広島東洋カープとの3連戦が控えています。20,21日はヤフオク、22日は広島の本拠地・マツダスタジアムで行われます。今度の3連戦は、ホークスがスタンリッジ・攝津正・中田賢一の3投手、広島は現エースの前田健太投手、メジャー帰りの黒田博樹投手が登板すると思われます。3試合とも厳しい試合になるかもしれませんが、勝ちに行ってほしいです。








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