静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文と居酒屋放浪記です。
土曜と日曜はお休みです。

ゼリーフライとは

2015年09月29日 07時34分10秒 | グルメ
ゼリーフライとは?



 駿府城公園で行われた、駿府天下泰平まつりも無事終了しましたが、先日のことです。
一度行きましたが売り切れで買いそびれた物を求めて、会場一番で出かけていきました。
お客さんはほとんどいませんでしたから今度は余裕で購入できました。
それがこの品物です。



 行田名物「ゼリーフライ」です。
こちらが二枚入ったパックで300円でした。
2パック購入してきました。



 看板にはあれこれと説明が書いてあります。
それにいわく



 時はさかのぼって、明治時代の後半、行田市出身のいっぷく茶屋の先々代の御主人、日露戦争に従軍の折り、戦地にて中国人より野菜饅頭の作り方を習い、それを行田に持ち帰りアレンジしてゼリーフライが生まれたと言われています。

 おからと蒸かしたじゃがいもに人参と葱のみじん切りを混ぜて、小判形にして素揚げして、ソースにくぐらせたら、ハイ出来上がり!
お口の中にポテトとおからのハーモニーが広がります。
何処かで食べたことのあるような、でも、初めてたべるような不思議な味ですよ!

 行田ゼリーフライ研究会

句点が多く長すぎる文ではありますが、それもまた個性でしょうか。
ゼリーフライの由来も書いてありました。
形が小判形をしているところから、「銭フライ」と呼ばれていたのがいつの間にかなまって、「セリーフライ」になったようです。



 家に持って帰ってさっそくいただくことにしました。
見かけは平べったいコロッケのような物です。
ソースが掛かっていて、そのままで食べられます。

 食べてみて最初に感じられるのがソースの甘さです。
昔懐かしいような甘辛のソースで、駄菓子屋さんを彷彿とさせます。
そして肝心の中身ですが、ほとんどおからだけのような感じでした。
平たく言えば、「おからコロッケ」でしょうか。

 といってもおかずになるような感じではなく、そのままおやつとして召し上がるのが良さそうです。
おからが意外にボリューム満点で、けっこう腹持ちが良さそうでした。
安くてお腹も膨れるという、さすがのB級グルメでした。
あえて文句を付けるとすれば1枚150円というお値段ですが、ご当地で買う交通費を考えれば安いものです。

 前からこのゼリーフライは気になっていましたが、これですっかり満足しました。
どうもごちそうさまでした。
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