goo blog サービス終了のお知らせ 

静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文と居酒屋放浪記です。
土曜と日曜はお休みです。

岩井屋@ハヤシかつ丼よ永遠に

2018年10月23日 07時14分33秒 | グルメ
(東京の記事から1回だけ静岡に戻ってきます)
 
岩井屋@ハヤシかつ丼よ永遠に



 今日のランチは今月2回目の岩井屋さんです。
お店に入って、テレビの見える一等席に座ります。
お冷やが出て、開店一番乗りで注文したのは「ハヤシかつ丼(850円)」でした。

 さて、世間には様々なかつ丼があります。
私でいえば、一番最近いただいたのは「辰金」さんの「ソースかつ丼」でした。
とはいえ「かつ丼」と言えば普通は卵でカツをとじたものがほとんどです。
辰金さんのソースかつ丼もかなり珍しい部類に入ると思います。

 しかしここ「岩井屋」さんの「ハヤシかつ丼」こそはたぶん他にはない空前絶後のかつ丼だと思います。
私はこのお店以外にハヤシかつ丼を出しているお店を知りません。
今日は久しぶりにその姿を見たくなりました。

 ご主人にご挨拶をしてかつ丼が出来上がるのを待ちます。
しばらくしてそのハヤシかつ丼が出てきました。
うーん、相変わらずの大ボリュームですね。



 メインのハヤシかつ丼にお味噌汁、そして白菜のお新香というセットです。
かわいらしくナプキンにくるんだスプーンが付いています。
どうですかこのハヤシかつ丼の雄姿は。
いかにも美味しそうですね。



 このハヤシかつ丼というのは、見た通りのつくりです。
ご飯に半分ほど刻んだキャベツを乗せ、傍らに揚げたてのカツを乗せます。
そこに特製のハヤシルーを掛けて出来上がりです。
彩りにパセリとレモンも添えられています。



 どんぶりを見て、手がとまります。
さて、どこから手を付けましょうか。
カツとハヤシソースがてんこ盛りなのでお箸の入るスペースがありません。
とりあえず一番端の一切れを取って口に運びます。

 「熱っ!」
当たり前ですが揚げたてのとんかつですからかなりの熱さでした。
カリッとした衣の具合もまた良いですね。
まだご飯には到達できないので、最初のカツはそれだけで食べきってしまいました。

 次はパセリでお口直しです。
それからはとんかつに、ハヤシソースの染みたご飯、キャベツ、そしてまたカツという具合に食べ進んでいきます。
ソースかつ丼とは違って味が薄めなので、飽きが来ません。
久しぶりにこの名物をいただきましたが、相変わらずの美味しさで感動しました。

 お味噌汁もしっかりダシが効いていて美味しいし、お新香は当然自家製ですから間違いないです。
これならもう少し回数を食べておくべきでした。
というのも岩井屋さんは今月の29日で休業されるからです。
残念ですが、これも時代の流れなのかもしれません。



 もう一つの看板でもある「ラーメン」ももうすぐ食べられなくなってしまいます。
「お蕎麦屋さんのラーメン」として静岡市の人気を二分する絶品のラーメンにもお別れしなくてはならなくなります。
あっさり系のラーメンがどんどん少なくなってきているのは寂しいですね。

 とはいえ、美味しいハヤシかつ丼をしっかり食べ終わって、お腹はパンパンでした。
この味はしっかり脳裏に焼き付けておこうと思います。
お会計をしてお店を後にしました。

 岩井屋さんごちそうさまでした。
そして長い間ありがとうございました。

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする