静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

喜楽@初物づくしで

2019年05月13日 07時14分02秒 | ラーメン(静岡市内)
喜楽@初物づくしで



 さて、いよいよ令和初の「ラーメン放浪記」です。
この記念すべき1杯をどこで食べようかというのが悩みの種でした。
新店かなじみのお店か、ご近所か遠方か、ラーメンかつけ麺か、などなども気になりますね。
しかしやっぱりこのお店に決めました。



 開店時間の午前11時半ぴったりに「喜楽」さんに着きましたが、驚いたことにお店は満員です。
テーブル席に3人、カウンターにも4人が座っていて、空席は二つだけでした。
私も長く喜楽さんに通っていますが、開店前からこういう混み方は初めての経験です。
しかもカウンター席の若い男性お二人はすでに食べ始めていました。

 つまり開店時間のかなり前に入店していたということでしょうか。
ご主人とおかみさんは厨房で一生懸命ラーメンを作っているので、私はただ待つより他にありません。
まずは半チャーハンが出て、それからラーメンがあれこれ出ます。

 これは全てテーブル席の方の注文で、そろったところでおかみさんが運んでいきます。
私がすかさず挨拶をすると
「あ、ちょっと待ってくださいね」
また厨房に戻っていきました。

 続いて、カウンター席のお客さんの注文が出来てきます。
右端の方の半チャーハンが出たところで、ようやくお冷やが出て注文を聞かれます。
「タンメン下さい」
はじめはうま煮ラーメンに決めていたんですが、待っている間に気が変わりました。

 実は以前、「喜楽」さんの全メニューを制覇しようと思ったことがありました。
それでつい、初めての注文をする気になったわけです。
カウンターの注文もすべて出てきて、ようやく私の番になりました。
初めてのタンメン、楽しみですねえ。

 しばらくたってそのタンメンが出てきました。
喜楽さんは調理の手際が良いので、6番目でも待ち時間は初めから7分ほどです。
年配のご夫婦ですが、さすがは熟練の技ですね。



 初めてのタンメンはこんな風貌でした。
塩味のラーメンに、炒めた野菜を乗せたもので、モヤシに白菜、ニンジンニラ玉ねぎ、わずかですが豚こまも入っています。
ゴマ油の香りも香ばしいですね。



 おや、今日の麺は少し固ゆでですね。
察するに連続で麺を茹でていたのでその分戻りが悪かったのか、早く出そうと焦ったのか。
しかしこれが思いのほか良かったです。
ラーメンと変わらない麺ですが、カタメンも悪くないですね。

 コショーをたっぷりかけていただきますが、これもよく合います。
敬愛する漫画家の谷岡ヤスジさんが、タンメンはラー油とお酢が一番と言っていたのを思い出しました。
カウンターにはこの調味料がありませんが、言えばたぶん出してくれるかと思います。
でも満席ですからこれは断念しました。

 次回にもし一人だけだったら聞いてみたいです。
しかし不思議なことに私の後は誰も入ってきません。
食べ終わったお客さんが続々と帰っていき、最後に私だけが残りました。
満員状態から20分も経たず、あっという間に空になるという不思議な状況ですね。

 そして、前々回あたりに気が付いたことですがお店に貼ってある掲示が「携帯電話の通話禁止」になっていました。
使用禁止、ではなく「通話禁止」ですから、これで使っても大丈夫になったわけです。
お隣の年配男性も食べながらスマホを操っていました。

 私もしっかり食べ終わってお会計です。
この美味しいタンメンが650円。
次は何を食べようかな。

 ごちそうさまでした。


コメント
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