静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

第二美濃屋@締めのラーメン

2021年01月13日 07時22分06秒 | ラーメン(静岡市内)
第二美濃屋@締めのラーメン

 ここ数年で、静岡市内の老舗のお店がどんどんなくなっていきました。
もちろんコロナ騒動もその一因ですが、やはり経営者に押し寄せる高齢化の波が一番でしょう。
私がよく通ったお店もその例外ではありませんでした。
「岩井屋」さんに「山惣」さん、なじみのお店が消えていきました。

 昨年末には一番のお気に入りだった「喜楽」さんまで閉めてしまいました。
もちろん新しいお店も続々とできてはいますが、いまひとつ味が合わないし、お値段も高めです。
この年になると量はあまりいらないので、「大盛り無料」やトッピングのサービスは使いません。
そんなわけでラーメン屋さんをめぐることも減ってきました。

 しかしその中でも長い間一番多くラーメンをいただいているのが、「第二美濃屋」さんです。
飲んだ後の締めにここのラーメンは最適ですね。
締めに一人前は多いのでいつも「半分」で作ってくれます。
この、スープたっぷりというのがいいです。



 今日は今年初めての美濃屋さんのラーメンです。
この昔懐かしいあっさりとしたスープがまた良いんです。
もう16、7年ほども昔ですが、テレビの企画でラーメン店を巡ったことがありました。
その時にはSBSの國本アナと一緒に私の好きな静岡市内のラーメン店を数店回りました。



 その時一緒に食べたディレクターさんが、「美濃屋さんのラーメンが一番美味しかった」とほめていたのが印象的でした。
それほど特別なものではなくごく普通のラーメンなんですが、それが気に入られたようです。
思い出してみると昔は街中の中華屋さんはすべてこういうシンプルなラーメンでした。
それが時代とともに変わっていきます。



 もちろん、様々な工夫をされるのはいいことですが、私のように普通のラーメンが食べたいという方もいるはずです。
さらには前にも書きましたが、最近のラーメンはお値段が高い。
気が付けば、千円越えが標準というお店が増えてきています。
それでも美味しければいいんですが、いまいちのお店がけっこうあるんですね。

 第二美濃屋さんの美味しいラーメンを食べていると、これがいつまでいただけるのかと不安になりますね。
あっさり系ですがコクのあるスープ。
麺はお馴染み細麺の軽いウェーブで、適度な硬さです。
シナチクも昔風の作りで口直しに欠かせません。

 麺を食べ終わって、最後にスープを少しいただくとこれですっきり完結しました。
いつも美味しいラーメンありがとうございます。
今日も最高の締めになりました。
ごちそうさまです。
コメント
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