ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

近鉄21000系21102F

2022年12月14日 17時00分00秒 | 写真

アーバンライナーとして有名な近鉄21000系の21102Fです。回送として発車するところを撮影しました。

 「しまかぜ」の50000系や「ひのとり」の80000系が目立つためか、近鉄の特急というと通勤用車両と異なって新車が多く、かつ華やかな印象を受けます。しかし、実際には20世紀中に登場し、長く活躍している車両もあります。21000系もその一つで、1988年に登場しました。ビスタカーの30000系に代表されるようなオレンジと濃紺のツートーンではなく、白を基調とした、当時としては斬新なデザインです。但し、かつての渋谷東急プラザの5階にあったレオでよく見かけたメルクリンの鉄道模型に、よく似た車両があったとも思いました。DB(Deutsche Bundesbahn→Deutsche Bahn)のBaureihe 403です。多少は意識にあったのではないでしょうか。また、これも近鉄特急車の常とも言えますが、足回りなどは革新的でなく、VVVF制御などは採用されていません。1980年代と言えば、例えば東急9000系などのVVVF制御車も登場していましたし、チョッパ制御車も多数登場していました。

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