ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

2024年の或る日の二子橋

2024年07月31日 00時15分00秒 | まち歩き

 今年(2024年)の5月5日に多摩川の東京都側を歩いた際に撮影しました。まずは玉川一丁目からです。わかりにくいのですが、田園都市線中央林間駅始発の急行大井町行きとして東急6000系が二子玉川駅(DT07、OM15)3番繊に向かって走行しています。

 次に玉川三丁目からです。大井町線のG各停として東急9000系が橋を渡っています。この9000系の一部が西武鉄道に譲渡されることは、既に大きく報じられています。東急大井町線および田園都市線を走る姿を見られるのもあと少しというところでしょうか。早めに撮影などをしておくことをおすすめしておきましょう。

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東京都写真美術館にて

2024年07月29日 00時00分00秒 | まち歩き

かねてから行ってみたかった場所がありました。今回、妻と一緒に、渋谷区と目黒区にまたがる恵比寿ガーデンプレイスの中にあるその場所に行ってみました。

 私は日曜日の9時と20時、NHKの日曜美術館とアートシーンを見ています。そのためもあって、東京都目黒区にある東京都写真美術館の名前は知っていました。これまでにも、BUNKAMURAのザ・ミュージアムでロベール・ドアノやソール・ライターの写真展を見たりしていますし、鉄道ファンであることも手伝って、写真には少なからぬ興味関心があるのです。既に手放してしまいましたがキヤノンのEOS Kiss X5やソニーのNEX-5Dといったレンズ交換式カメラを持っていましたし、20年以上前からソニーのサイバーショットを何台か買ってはカバンの中に入れて撮影していました(ちなみに、今回の写真はサイバーショットのDSC-WX500で撮影しています)。大した趣味ではないけれど、それなりに好きではあるということです。

 この記事を作成中の現在、「TOPコレクション 見ることの重奏」および「今森光彦 にっぽんの里山」が開かれています。妻が行ってみたいと言いましたし、私も行ってみたかったのです。そうと決まれば、行ってみるのが一番です。

 どちらの写真展も楽しむことができました。「TOPコレクション 見ることの重奏」のほうは、マン・レイとウィリアム・クラインの作品を除き、写真撮影が可能でした。特に私が惹かれたのは寺田真由美の作品でしたが、写真展のポスターにも使われている奈良原一高の作品にも目を奪われました。

 日曜美術館を見ていると、美術館の建物そのものに魅せられることがあります。10年前に訪れた金沢21世紀美術館、2年前に訪れた川崎市岡本太郎美術館がその例ですが、東京都写真美術館もそうでした。フロアの移動に階段を使った時、照明の設置場所などが良いと感じて、すぐに撮影したのです。柱に合わせたと思われる壁の形状、外からの光の入り具合と照明とのバランスが絶妙であると思われたのでした。おそらくは何らかの狙いがあったのでしょう。

ビルなどによく見られるガラスですが、現代美術のコンポジションかとも思われるようなデザインであったので、撮影しておきました。

デザインと言えば、恵比寿駅から東京メトロ日比谷線に乗って二駅の六本木駅を降りて外苑東通りを進み、飯倉片町交差点のそばにあるアクシスビルが頭の中に浮かんできます。

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東京都目黒区の或る場所

2024年07月28日 16時20分00秒 | まち歩き

東京都写真美術館から外を撮影してみました。

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2代目うしでんしゃ 横浜高速鉄道Y000系デハY011+クハY001

2024年07月22日 00時00分00秒 | 写真

 このブログに、2018年12月30日0時0分0秒付で「うしでんしゃ 横浜高速鉄道Y000系デハY013+クハY003」という記事を掲載しました。初代の「うしでんしゃ」は、昨日(2024年7月21日に「再び、横浜高速鉄道Y000系デハY013+クハY003」として掲載したデハY013+クハY003の編成でしたが、2代目はデハY011+クハY001の編成です。今回は、長津田駅の構内または長津田検車区の一角に留置されているところを撮影しました。

 右側がこどもの国線の線路です。左側の留置線ではなく、右側の線路を走るところを撮影してみたいものです。また、私は「うしでんしゃ」および「ひつじでんしゃ」に乗ったことがないので、車内の様子を知りません。今回も、乗車を目的としていなかったので、撮影だけに終わっています。

 この後、私は田園都市線に乗り、青葉台で降りました。そして、ブックファーストで本を買ってからフィリアホールに行き、クロアチア出身のギタリスト、アナ・ヴィドヴィチ(Ana VIdoviĉ)さんのギター・リサイタルを楽しみました。

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再び、横浜高速鉄道Y000系デハY013+クハY003

2024年07月21日 22時45分00秒 | 写真

 久しぶりに横浜高速鉄道こどもの国線のY000系を撮影したので、ここに掲載します。長津田駅(DT22、KD01)の7番線に、長津田行きとして到着したデハY013+クハY003の2両編成です。残りの2編成がそれぞれ「うしでんしゃ」と「ひつじでんしゃ」となっているので、オリジナルのデザインはデハY013+クハY003だけです(この編成が初代の「うしでんしゃ」だったのですが)。

 こどもの国線は、一般的には東急電鉄の路線として案内されています。しかし、東急電鉄は第二種鉄道事業者であり、施設を保有する第三種鉄道事業者は横浜高速鉄道です。しかも、長津田駅西口の駅名標、恩田駅こどもの国駅の駅舎を見ると、東急電鉄と横浜高速鉄道の社名およびロゴマークが並べられています。上の写真にも横浜高速鉄道のロゴマークがしっかりと描かれています。正面の左側の下のほう、貫通扉のワイパーの下にある黄色い四角とグレーの四角の組み合わせがロゴマークなのです。おわかりの方も多いと思われますが、Yをモティーフとしたデザインになっています。

 1999年に3編成が製造され、現在に至るまでこの3編成のいずれかがこどもの国線で運行されています。横浜高速鉄道が所有していますが、同社の車庫はありませんので東急の長津田検車区に所属しています。こどもの国線には田園都市線と同じATC-Pが備えられていますので、Y000系にもATC-Pの装置が備え付けられています。

 ちなみに、長津田駅の7番線のみ、ホームドアが設置されていません。大手私鉄ではホームドアの設置に最も積極的であり、かつ先行して進めてきた会社の一つが東急(および、その東急と関係のある横浜高速鉄道)ですが、こどもの国線の各駅にはホームドアが設置されていません(世田谷線も同様です)。

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楽観論はやはり目を曇らせる

2024年07月18日 11時00分00秒 | 社会・経済

 2024年7月17日付の朝日新聞朝刊7面13版に「消費増税1カ月 楽観に染まる日銀」という記事が掲載されています。

 読んでいて「何だかなあ」という気分になりました。

 日本銀行は、金融政策決定会合の議事録を公開しています。こう書きましたが、10年が経過してからのことです。検証の必要性という観点からすれば、もう少し早くできないものかと思うのですが、それは脇に置いておくこととしましょう。今回は、消費税・地方消費税の税率が引き上げられた2014年の1月〜6月の議事録が公開されたという話です。

 上記記事には「『2年で物価上昇率2%』の実現を目指す『異次元』の金融緩和が始まって1年が経ち、物価は1%台半ばまで伸びていた。14年4月の消費税率8%への引き上げの影響についても、日銀内では強気な意見が大勢だった。その後、物価も個人消費も落ち込み、緩和は長期化していく」と書かれています。強気な意見が支配的であったというのは、当時の雰囲気などからして理解できますが、こういう場合には反対意見のほうが往々にして正しいという事実の実例にもなったようです。

 問題は税率引き上げが経済に与える影響、さらに日本経済の先行きです。以下、職名などは当時のものです。

 まず、2014年1月の金融政策決定会合です。白井さゆり審議委員は、税率引き上げによって「所得や雇用の改善が遅れる懸念がある」ことを「当面の金融政策のリスク要因」に入れるように求めました。今となっては白井審議委員の発言が(完全にとまでは言えないとしても)正しかったと評価できるでしょう。しかし、中曽宏副総裁が「消費税を念頭に置いているとすると、それ自体があらぬリスク感覚」を引き起こすと発言するなど、白井審議委員に反対する意見が続出しました。

 次に、2014年4月30日に開かれた金融政策決定会合です。中曽副総裁は、日本銀行が想定したと思われる反動が生じていないとした上で「影響はさほど長引かないとの見方が多いと思う。家計支出は早晩、底堅い動きへ戻ると考えてよい」と発言したようです。また、岩田規久男副総裁は「(物価上昇率が)2%に達する可能性は、導入当時に私が考えていたよりも、確実性は高まっている」という趣旨の発言をしました。いくら何でも評価が早過ぎると言わざるをえませんが、それなりの裏づけはあったようです。上記記事には、次のように書かれています。

 「円安株高の流れが進み、14年3月末の日経平均株価は1万4800円台をつけ、1年前より約2割上がった。マイナスだった消費者物価指数(生鮮食品を除く)の上昇率は14年1~3月に1.3%、4月は消費増税の影響を除いて1.4%まで伸びた。増税後の景気減速を抑えるため、政府は13年度補正予算に5.5兆円計上するなどして備えていた。こうした状況を背景に、日銀内は強気な見通しが目立った。」

 この見通しは、少なくとも6月までは続いていたようです。岩田副総裁は「金融緩和と財政による消費増税の反動減緩和に支えられ、7月以降は再び堅調に推移する」、黒田東彦総裁は「駆け込み需要の反動を受けつつも、基調的には緩やかな回復を続けていくとの見方で一致していたのではないか」という趣旨の発言をしていました。

 しかし、こうした楽観論は夏に吹き飛んでしまいます。そもそも、足下を見ていれば、回復などすぐにできないことくらいわかったのではないかと疑いたくもなりますが「経済は生もの」あるいは「経済は水物」ということでもあるでしょう。それだからこそ、楽観論は禁物であるはずです。上記記事には「米国のシェールオイルの生産拡大などで原油価格が急落。増税の影響で国内の消費回復も遅れた。物価上昇率は14年8月に1.1%、9月に0.9%と鈍化し始めた」と書かれています。これらの事態を想定することは難しいでしょうが、抽象的であるとしても何らかのリスクを考えておくべきで、もしや日本銀行の幹部はそうしたリスクを全く想定していなかったのかとも首を傾げるでしょう。楽観論に支配されたので目が曇ったのでしょう。あるいは「夢よもう一度」なのでしょうか。そうであるとすれば、このブログで何度も記しているように「成功は失敗のもと」なのです。

 その後、日本銀行は、2014年10月末に国債やETFの購入を増やすという追加緩和策を決定します。当時も批判的な意見をよく目にしていましたが、こうした意見が正しかったことが証明されてしまったと言えるでしょう。2014年11月18日、安倍晋三内閣総理大臣は消費税および地方消費税の税率引き上げを1年半先送りすることを表明しました。その3日後に衆議院が解散され、12月に衆議院議員総選挙が行われました。とりもなおさず、政府は日本銀行の金融政策が失敗であり、消費税および地方消費税の税率引き上げについての見通しが誤っていたことを認めたのでした。しかも、2014年11月19日23時29分22秒付の「先送り解散?」で記したように、衆議院解散によって景気や財政、社会保障の問題が先送りされたのでした。

 全てが日本銀行の楽観論に起因する訳でもありませんが、2015年になってからも物価上昇率は0%台が続きます。そればかりか、同年7月にはマイナスになります。もう迷宮に入ったというべきでしょうか、2016年2月にはマイナス金利政策が採られるようになり、同年9月には長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)に進んでいきます。

 10年も異次元緩和という名の異常事態が続きましたが、何ら目ぼしい成果はなく、むしろ円安が進んで日本はもはや先進国と言えないような国になりつつあるのでした。自国の通貨が弱いことを理想とするのは、一体どういう神経なのでしょうか。

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多摩都市モノレール1000系1103F

2024年07月16日 12時00分00秒 | 写真

 仕事の関係で、講義期間の金曜日に多摩モノレール線(正式には多摩都市モノレール線)を利用します。今回は、その多摩モノレール線を走る1000系の1103Fです。中央大学・明星大学駅(TT04)にて撮影しました。なお、以前、このブログに1111Fを取り上げていますので、そちらも御覧いただければ幸いです。

 多摩モノレールは、現在、上北台駅から立川北駅、立川南駅、高幡不動駅を経由して多摩センター駅までの路線です。ただ、これは暫定的なものであり、上北台駅から箱根ヶ崎駅までの延長や多摩センター駅から町田駅までの延長なども計画されています。現在の路線が開業したのは1998年秋のことで、当初は上北台駅から立川北駅までの区間でした。2000年に立川北駅から多摩センター駅までの区間が開業しています。

 その開業時から運用されている車両が1000系です。全て4両編成で、通常はATOによる自動のワンマン運転が行われます。モノレールには様々な規格があり、相互の互換性がないという難点がありますが、多摩モノレールは日本において比較的に普及している日本跨座式を採用しています。

 各駅にはホームドアが設置されています。モノレールの構造からすれば当然のことですが、多摩モノレール、東京メトロ、都営地下鉄、東急といった、ホームドアを先行して設置した路線を見ると、要は企業の考え方次第であるということがよくわかります。実際、東急田園都市線では人身事故による運転見合わせが激減しましたが、ホームドアの普及が遅い鉄道路線では今でも人身事故が多いのですから。

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京王1000系1714F

2024年07月11日 07時30分00秒 | 写真

2024年度は、仕事の都合により、講義期間中の金曜日に京王井の頭線を利用します。今回は、明大前駅(IN08)で撮影した、各駅停車吉祥寺行きの1000系1714Fを掲載します。

 

 

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東急東横線の渋谷駅から

2024年07月09日 00時00分00秒 | まち歩き

講義期間の月曜日、東横線の渋谷駅を利用します。田園都市線から副都心線へ、あるいは副都心線から田園都市線に乗り換えるためです。勿論、渋谷駅で降りることもあります。

東急東横線渋谷駅5番線・6番線ホームから渋谷ヒカリエの入口が見える場所があるので、撮影してみました。

 渋谷Hikarieは、東横線渋谷駅の改札口のすぐそばにあります。地下3階に入口があり、地下2階などに行けるエスカレーターも稼働しています。私も、時折、Hikarieに入って買い物をしたりすることがあります。また、金曜日に國學院大學での仕事があるので、帰宅の際に地下3階の改札口を利用しています。地下4階が田園都市線への乗り換え階であるためです。

 有名な話ですが、この駅のデザインは安藤忠雄氏によるものです。地下5階にあるホームから地下3階まで、一部が吹き抜けになっているため、Hikarieの入口が見えるという訳です。

 地下3階に幼い頃から渋谷駅を利用してきた私は、やはり、この駅に馴染んできましたし、駅の変化もみてきました。東急百貨店東横店東館の2階につながっていた東横線渋谷駅、宮益坂から道玄坂にかけての地下3階にある田園都市線渋谷駅は、私が東京都内で特によく利用してきた駅です。

 (逆に新宿駅や池袋駅にはあまり馴染みがありません。とくに、池袋駅については、大東文化大学法学部に移るまで2回か3回しか利用したことがないのです。)

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フェアレディZ新旧

2024年07月08日 23時10分00秒 | 写真

 東京都中央区は銀座四丁目の交差点のすぐそばに、NISSAN CROSSINGという日産自動車のショールームがあります。正確には銀座五丁目、銀座プレイスというビルの1階と2階に入居しており、同じビルの4階と5階にソニーのショールームもあるので、時々寄っています。どちらかと言えば、ソニーのショールームに行くほうが主目的なのですが、やはり気にはなります。

 2階に古いフェアレディZが展示されていました。説明などをよく見ていなかったのですが、1969年から1978年までの初代であるS30型系でしょう。私が小学生であった1970年代後半に発売されていたミニカーのフェアレディZといえばこのタイプです。それにしても、塗装などは改めて施されているでしょうが、これだけ美しく保存されているとは驚いたものです。

 こちらは現行のフェアレディZです。同じ2階に置かれていますが、この車のほうにはドアを開けて運転席と助手席に座ることができます。

 私も運転席に座ってみましたが、正直なところ乗りにくいという印象しかありません。運転もしにくそうです。慣れが必要なのでしょうが、これまで、ワゴン(日産ウイングロードX)やハッチバック(フォルクスワーゲンのゴルフとポロ)、そしてSUV(フォルクスワーゲンのT-CROSS)を運転してきただけに、背が低い車では頭がつかえてしまいます。そもそも、今のSUVを選んだのは、床がゴルフやポロより10cmだけ高く、あまり身をかがめることなく乗り込めますし(とくに高齢者が乗るという場合には重要なポイントです)、運転する際の視点も高くなるので操縦が楽になるからです。おそらく、私にとっては、一生、スポーツカーに縁がないことでしょう。

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