先程、久しぶりにホームページの更新を行い、本日(2017年7月31日)に実施した「税法」および「税法A」の期末試験を掲載しました(両科目共通問題です)。
この他、「法学特殊講義2A(消費税)」のレポート課題なども掲載しております。
リンク:「川崎高津公法研究室」トップページ http://kraft.cside3.jp/
「税法・財政法試験問題集」 http://kraft.cside3.jp/PrStROEFR0.htm
先程、久しぶりにホームページの更新を行い、本日(2017年7月31日)に実施した「税法」および「税法A」の期末試験を掲載しました(両科目共通問題です)。
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クイズのようなものになりますが、神奈川県最北端の駅はどこでしょうか。
答えは、次の写真です。
川崎市多摩区にある、京王相模原線の京王稲田堤駅です。1971年に開業しました。それまで、京王帝都電鉄(現在は京王電鉄)には神奈川県に所在する駅がなかったのですが、調布から京王多摩川までの短い路線であった多摩川支線が、相模原線と改称した上で京王よみうりランド駅まで延長することにより、初の神奈川県所在駅が誕生しました。このような経緯もあるためか、川崎市には京王バスの路線がなく(仮にあったとしても麻生区のごく一部)、京王稲田堤駅の周辺には川崎市バスと小田急バスの路線があります。また、次の京王よみうりランド駅は東京都稲城市にあるため、1974年に相模原線が京王多摩センター駅へ延長することになるまで、京王稲田堤駅が神奈川県に所在する唯一の駅であったことになります。1974年に開業した若葉台駅が、神奈川県に所在する京王帝都電鉄の駅として2番目となりました(当時は川崎市多摩区に所在する駅でしたが、分区により麻生区所在の駅となっています)。3番目が終点の橋本駅で、相模原市緑区にあります。
京王稲田堤駅から少し離れた所に南武線の稲田堤駅がありますが、長らく乗換駅として扱われていなかったようで、相模原線についてはよく覚えていませんが、南武線では乗り換え案内の放送はなかったのでした。2006年12月から乗り換え案内がされるようになったそうです。
ただ、乗り換えには注意を要します。南武線の稲田堤駅には、上り電車(登戸、川崎方面)の1番線ホームの端にのみ改札口がありますが、京王稲田堤駅には北口と南口があります。乗り換えの際には、京王稲田堤駅の北口を利用するのがコツです。2分か3分も歩けば着きます。これに対し、南口を利用すると、府中街道(川崎街道)沿いでわかりやすいし、何かと便利ではあるのですが、南武線の踏切で引っかかることになりますので、乗り換えには不便です。
既に国学院大学の公式サイトで発表されていますが、7月25日(火)の4限に補講を行います。
教室は、通常の講義と同じく5201です。
実は今年に入ってだいぶ経ってから知ったのですが、昨年の秋、サックス奏者、という言葉では捉えきれない程のミュージシャン、宮本大路氏が亡くなりました。それから半年以上が経過し、彼の最後のアルバムとなるLast Pictureが、6月下旬に発表されました。
私が彼の演奏を知ったのは6年ほど前、ピンクボンゴでの演奏をYouTubeで見たことによります。それから、ピンクボンゴのCDを全部(5枚)買って、何かとよく聴いていました。そこでもソプラノ、アルト、テナー、バリトンといったサックス、フルート、パーカッションの演奏があり、4ビートのジャズからラテンからフリージャズからムード歌謡から、かなりのヴァリエイションがあり、シリアスからコミカルからとごちゃ混ぜでしたが、そこはピンクボンゴのポリシーのようなもの、確かなアレンジで不思議な統一性があるのに感心していました。
宮本大路氏は熱帯JAZZ楽団の一員でもあり、他にも様々な方面で活躍していたのですが、忘れてはならないのが一級のスタジオ・ミュージシャンでもあった、ということです。彼の名前は知らなくとも、実は演奏を耳にしたことがあるという人は多いはずです。彼のブログ(http://sirobari.exblog.jp)でもほのめかされていますが、テレビのCMで流される曲でサクソフォンのソロが聞こえたら、その演奏者は彼だった、ということも少なくなかったようです。
私は、YouTubeでピンクボンゴの他、スーパー・マルチーズでの演奏をよく見ていました。これはCDかDVD(できれば後者)にするとよいのではないかと思うような曲(演奏)もたくさんあります。
そして今回のLast Pictureです。このタイトルは宮本氏自身のアイディアによるとのことで(プロデューサーの三宅純氏によるライナー・ノーツ)、既に病魔に冒されていたことを自覚していたということでしょうか。結局、新録音は1曲だけ(2曲目のLast Picture)で、宮本氏自身のサクソフォン四重奏(多重録音)です。クラシックのサクソフォン四重奏とも共通する点があり、他方でジャズらしさもある曲です。宮本氏が「フランス近代からフリージャズまで非常に幅広い音楽性を持」つという評(やはり三宅氏によるライナー・ノーツ)も納得できます。たくさんの引き出しを持っていた音楽家、と言えるでしょう。全曲を通して聴くと、そのことがよくわかります。「幽霊たち」という舞台音楽の楽曲が多く収録されていますが、Lost in Lines(1曲目)は重厚なサクソフォン四重奏ですし、Triangle Work(8曲目)は、デイヴィッド・シルヴィアンがビル・ネルソンと共演した曲(The Healing Place。デイヴィッド・シルヴィアンのGone to EarthおよびCamphorに収録)を思い出させます(私が最も気に入った曲です)。エリック・サティの名曲「グノシエンヌ」(9曲目)をここまで解体して再構成したことにも感心します(これは他のアルバムに収録されていたもの)。アルト・フルートのソロはもとより、ドラムが山木秀夫氏と宮本氏のツインになっている点にも注目したいところです。
まだまだ多くの可能性があったにもかかわらず、まさに途上の死であったということでしょう。そして、このLast PictureというCDは、ジャズという殻にこもるようなものでないため、幅広くおすすめできるものです。
月曜日2限の税法・税法Aですが、前期末試験の日程が決まりました。
7月31日(月)、10時50分から11時50分まで(解答時間)、1号館1-0201教室
木曜日1限の行政法1・行政法1Aですが、前期末試験の日程が決まりました。
8月3日(木)、9時30分から10時30分まで
試験範囲は、教科書の第1章から第7章まで(但し、第5章を除く)です。
渋谷駅と言えばハチ公前広場、とは申しませんが、待ち合わせ場所としてこれほど有名な所もないでしょう。とりあえずここを指定しておけば間違いがないのです。
そのハチ公前広場と言えば、2006年から緑色の主がいます。
1954(昭和29)年にデビューした、東急の初代5000系です。ハチ公前広場に置かれているのはトップナンバーであるデハ5001で、上田交通に譲渡されていたものです。1993年に上田交通での運用を終え、東急に帰ってきていました。
初代5000系は、東急初のカルダン駆動車にして日本初の直角カルダン駆動車であり、デビュー直前までは社内でも(ごく一部を除いて)秘密にされたという話すらあります。正面は非貫通で2枚窓という、いわゆる湘南型のスタイルですが、このスタイルは本を正せば東急車輌製造(現在は総合車両製作所)のアイディアであると言われています。
登場時から1980年まで東横線で活躍し、大井町線、田園都市線でも活躍しましたが、最後は目蒲線で運用され(車両サイズの関係で池上線では走っていません)、1986年に東急線から引退しました。1977年に長野電鉄に譲渡されたのを皮切りに(余談ですが、当時の鷺沼検車区で長野電鉄色の初代5000系を見たことがあります)、福島交通、松本電鉄、岳南鉄道、熊本電気鉄道、上田交通に譲渡され、活躍しました。特筆すべきは熊本電気鉄道での活躍でしょう(2016年2月に引退しました)。また、台車のみ伊豆急行と西鉄に譲渡されています。
私が東横線などで乗っていた頃には、向かって左側の窓、室内に方向幕などが取り付けられていましたが、渋谷駅前での展示に際してデビュー時に見立てた方向板が取り付けられています。
この車両は、渋谷駅前で展示されるまでは長津田検車区および東急車輌製造において保管されていました。ハチ公前広場での展示の際に、後部がカットされています。
実のところ、駅前での展示よりも長津田検車区または東急車輌製造での保管のほうが望ましかったように思われます。もとより、長津田検車区、東急車輌製造のそれぞれの事情もあったことでしょう。しかし、ハチ公前広場での展示で、車体の痛みがかなり目立つようになっています。正面ガラスに落書きのような傷が付けられていたこともありました。あと何年かすれば、撤去されざるをえないでしょう。
こちらは2代目の5000系です。2002年に田園都市線にデビューしました。東京メトロ半蔵門線はもとより、東武伊勢崎線・日光線にも足を伸ばします。また、一部が8両編成で東横線(さらに東京メトロ副都心線、西武有楽町線・西武池袋線など)で運用されています。さらに言えば、東横線用の5050系、目黒線用の5080系、横浜高速鉄道Y500系が広い意味での同系列であるほか、大井町線急行用の2代目6000系、池上線・東急多摩川線用の2代目7000系も、この5000系が基本となっています。
田園都市線の2代目5000系と言えば、最初期の何編成かを除き、6扉車が組み込まれていました。言うまでもなくラッシュ時対策で、最終的には4号車、5号車および8号車が6扉車となっていました。このために2代目5000系は度々編成替えが行われており、東横線の5050系になった(改番された)車両も存在します。
しかし、ホームドア設置の促進などのため、2016年1月から6扉車が4扉車に置き換えられ始めました。上の写真の5108Fは、私が実際に見て確認した限りでは今年の4月まで6扉車を組み込んでいましたが、結局全車4扉車化されました。5月には、全編成が4扉車化されています。
講義期間中の毎週木曜日、東急東横線・東京メトロ副都心線渋谷駅を利用します。そこで撮影した写真です。
4番線に停車している東急5000系5118Fです。
2002年にデビューした5000系は、本来、田園都市線用であり、同線では5101F〜5117Fと5120Fが10両編成で、東京メトロ半蔵門線はもとより東武伊勢崎線・日光線にも足を伸ばしていますが、この5118Fなど何編成かが8両編成として東横線に配属され、同線はもとより横浜高速鉄道みなとみらい線、東京メトロ副都心線、西武有楽町線、西武池袋線でも運用されます(東武東上線で見たことがありませんが、単に見たことがないだけなのかもしれません)。
6番線に停車している東急5050系5176Fです。
5050系は元から東横線用です。基本は8両編成ですが、4000番台が一部を除いて10両編成となっています。
1970年代から活躍している東京メトロ7000系です。元々は有楽町線用の車両であり、先に千代田線用として登場した6000系と基本的に同じデザインとなっています(半蔵門線用の8000系にも基本線が引き継がれます)。有楽町線に乗り入れている東上線や西武線でも見られましたが、まさか東急線でも見られるようになるとは予想していなかったのでした。現在も基本は10両編成ですが、一部が8両編成になっており、上の写真の車両も8両編成のものです。東京メトロの車両ですが、東横線・みなとみらい線のみの運用に就くことも珍しくありません。
私が2005年にフォルクスヴァーゲンの五代目ゴルフGLiを買った時に、筆立てをもらいました。それも、ただの筆立てではありません。
1998年に製造が開始され、2010年に製産が打ち切られたニュービートルの形をした筆立てです。日本でもかなり人気が高かった車であるためか、今でもよく見かけます。
ちなみに、2011年には現在のザ・ビートルが販売開始となりました。私も実物を一度見て、好きなデザインでもあるために買いたいと思いましたが、車幅が1.8メートルもあるため、やめました。しかし、一度は運転してみたいと思っています(マニュアルミッションのゴルフGTIのほうに魅力を感じますが)。
ニュービートルは、当時販売されていた四代目ゴルフのプラットフォームを利用しています。従って、基本的な性能は四代目ゴルフと同じであるはずですが、実際には劣っていたようです。私はショールームで乗ってみましたが、動かさずとも運転しにくそうであると感じました。運転席の直前のダッシュボードが広すぎるためです。五代目ゴルフの2倍くらいであったでしょうか。幼い頃から日産のスカイライン、アベニール、パルサー、ウイングロードなどに馴染み(父が仕事の関係で乗っていたためです。私はワゴン車とワンボックスカーに馴染みがあります)、等々力でVW1303にも乗ってみたことがある私としては、実用性を犠牲にしすぎると感じた訳です。
ニュービートル、ポロ、ゴルフに乗ってみて、ゴルフに決めました。学部生時代からゴルフを所有してみたいと思っていて、念願がかなって購入し、結局、8年近く(7年11か月)も運転していました。排気量が2リットルであるにもかかわらず、燃費がかなりよかったこと(日本車にも負けないくらいでした)、それ以上に、ブレーキの性能と椅子の座り心地がよかったためでした。椅子の良さという点では、とくに女性から好評で(と言っても、妻と母だけですが)、他の車ではすぐに酔うのにゴルフでは酔わない、というのです。運転者にとっても、五代目ゴルフは運転するのに楽でした。もう少し持ち続けてもよかった、と後悔しています。
運転のしやすさなどではゴルフやポロに軍配が上がるとしても、ニュービートルの遊び心あふれるスタイルには好感を持ちました。
また、このニュービートルくらい、どのような色でも似合う車はないでしょう。昔から今も、高級車ほど色の選択肢は限定されるものであり、グレードが低いほど選択肢は増えますが、やはりデザインによって似合う色とそうでない色とが出てしまいます。しかし、ニュービートル、VW1303やVW1200などのビートルは、白、黒、赤、青、緑、黄、など、どの色であっても納得できるのです(私だけでしょうか?)。