ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

大井町線各駅停車用の車両置き換えが始まる

2025年03月03日 16時30分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

 2025年2月28日付で、東急電鉄が「2025年夏、大井町線に各駅停車用の『6020系』を導入します さらなる快適性と安全性を追求し、沿線の街や駅と調和した車両を目指します」という記事を公式サイトに掲載しています。

 上の写真の車両が6020系です。2018年に大井町線急行用として7両編成2本が登場し、大井町線および田園都市線の二子玉川駅から中央林間駅までの区間において運行されています。

 昨年であったか、大井町線各駅停車用の車両として2020系シリーズをベースとした新車を登場させる旨の発表がありましたが、大井町線ということであれば6020系そのものか6020系をベースとした新系列のどちらかであろうと予想していました。6020系は2編成しかありませんから、増備するとなれば5両編成の6020系かもしれないと思っていたら、やはり6020系の増備でした。5両編成18本、合計90両が製造され、今年の夏以降に順次投入されます。

 これにより、9000系および9020系は置き換えられることとなっています。2月下旬に9005Fが営業運転から外されたようで、既に報じられている西武鉄道への譲渡の対象となるかもしれません。9000系および9020系の撮影や乗車は、なるべく早く済ませておきましょう。

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最近考えること

2025年02月27日 07時00分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

 法学者の端くれなので、昨今の国際情勢や国内情勢(特に前者)を見ていて、考えてしまうことがあります。

 もう、民主主義や法治主義は時代遅れの遺物なのか?

 民主主義や法治主義は20世紀まで通用したが、21世紀に入ってから徐々に通用しなくなっているのか?

 いかなるものであっても、始まりがあり、終わりがある。そうであるならば、民主主義や法治主義にも終わりがあるはずではないか?

 そして、いつの日か、チャーチルの名言が次のように言い換えられるかもしれません。

 「民主主義は最善の政治形態と言われてきた。他に試みられたあらゆる形態を除けば。」

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川崎市民プラザが閉館へ

2025年02月18日 00時00分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

 神奈川新聞社のサイトを見ていたら、2025年2月10日の20時5分付で「川崎・高津の『川崎市民プラザ』閉館へ 26年度限り、築45年過ぎ老朽化」という記事(https://www.kanaloco.jp/news/government/article-1147191.html)が掲載されていました。川崎市のサイトにも、同日付で「川崎市民プラザの令和8年度末を目途とした施設の利用終了について」という記事(https://www.kawasaki-shiminplaza.jp/news/detail?id=13906)が掲載されています。

 「そう言えば、市民プラザに行かなくなってから何年が経つだろう……?」

 川崎市高津区新作1丁目、川崎市橘処理センターの隣に、川崎市民プラザはオープンしました。1979年5月のことです。当時、小学校5年生であった私は、同じ区内であるということもあって、開館してから1年か2年ほど、中にある温水プールに何度か行きました。会議室や宿泊施設などもあるのですが、小学校卒業を前にして行かなくなりました。その後、一度だけ行ったのですが、いつのことかを覚えていません。

 とは言え、私が自動車を運転して何処かへ行く際には、よく川崎市民プラザの前を通りました。市民プラザ通りに沿った南東側にあるエントランスの老朽化がだいぶ前から目立っていました。使われていたのかどうかもわかりませんが、放置状態であったのでしょう。

 実は現在、川崎市民プラザは部分休館中です。1月4日〜3月31日の予定で「屋内広場上部のサッシ等の改修工事の実施を予定しております」とのことです。

 1979年にオープンしたということは、もうじき46周年を迎えることとなります。建物の老朽化が目立っていたようで、2022年および2023年度には温水プールの設備が故障しており、さらに受水槽や動力制御盤の故障まで見込まれていた、と上記神奈川新聞社記事に書かれています。同記事には、続いて「大規模修繕を含めた25年度に予定していた耐震補強工事設計の実施を再検討してきた」とも書かれています。

 2月10日に川崎市議会文教委員会が開かれ、川崎市民プラザの閉館について報告がなされました。おそらく、市議会は承認するでしょう。

 老朽化となると、大規模改修工事、建替工事、閉館のいずれかが選択肢となります。川崎市は、当初、大規模改修工事を行う方針を持っていたようですが、やはり上記神奈川新聞社記事によれば「市は全館を休館して行う大規模修繕では約40.8億円、部分的な修繕は約9.2億円のそれぞれ費用が掛かることを算出。さらに、耐震補強工事では約14億円が掛かることなどから、市は『相当な費用を投じて、今後も現施設の機能・規模を維持し続けることは合理的ではない』と判断し、27年3月で利用を終わらせる」とのことです。詳細はわかりませんが、妥当なところでしょう。

 川崎市民プラザがどの程度利用されていたのか、よくわからなかったのですが、2023年度にはおよそ24万人であったそうです。多いのか少ないのか。大規模改修工事が行われず、閉館の上で解体ということになるようなので、利用者が多いとは言えなかったのでしょう。跡地利用についてはこれから検討するようですが、それなりに広大な敷地であるため、市の施設として活用されることが妥当でしょう。市民プラザの北側、新作小学校の周囲は市街化調整区域であることを考えると、高層マンションなど建ってほしくありません。

 ※※※※※※※※※※

 話は変わりますが、書かずにはおられません。自由が丘駅の前にある不二屋書店が、2月20日をもって閉店する、と報じられています。小学生時代から時折寄っていただけに、惜しいものです。

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何度でも書きます 成功は失敗のもと

2025年02月12日 01時00分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

 インターネットでニュースを見ていると、毎日のようにフジテレビ関連の記事が掲載されています。

 私は、日曜日に日曜美術館やクラシック音楽館(いずれもNHK教育テレビ)を見る以外は、ほとんどテレビを見ませんので、現在のフジテレビがどのような番組を放送しているのか、よく知りません。ただ、報道などを見ると、一時の成功のためにおかしくなったのか、と思えてきます。

 そうであるとすれば、まさに、このブログで何度も書いているように、成功は失敗のもと、なのです。悲しいかな、人間は、成功体験をいつまでも忘れないもので、どのような時でも「夢よもう一度」になるのでしょう。

 ことわざ辞典には「失敗は成功のもと」が掲載されており、「成功は失敗のもと」なんて書かれていません。しかし、バブル景気時代、およびその後の失速を経験した私は、「成功は失敗のもと」こそ人口に膾炙すべき言葉であると思っています。

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万博、リニアモーターカー、整備新幹線 これらは時代遅れのものではないのか?

2025年02月08日 14時00分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

 朝日新聞社のサイトに、2025年2月6日の19時26分付で「『万博、非常にコスパ悪い』 開幕直前に落合陽一氏が指摘」という記事(https://digital.asahi.com/articles/AST263DWBT26PLFA00KM.html)が掲載されました。Web限定版らしく、少なくとも東京本社の朝刊には掲載されていないようなのですが、開幕まであと2か月ほどとなった、東京では盛り上がっておらず、「どこ吹く風」というしかないようにも見受けられる大阪万博について、落合氏が批判とも取れる発言をしたということなので、記事を見ておかない訳にもいかないでしょう。

 落合氏は、実のところ、上記記事の表現を借りるならば(以下も基本的に同じです)「万博のテーマ事業プロデューサーの一人で『デジタルヒューマン』を体験できるパビリオンの準備を進めて」おられます。つまり、一種の当事者である訳です。氏が、関西財界セミナーの分科会、しかも万博をテーマにした分科会で「この万博は非常にコスパが悪い」、2021年に開催された「ドバイ万博の数倍お金をかけないと、同じクオリティーのものがつくれない状態になっている」、などと語られていることに、驚かれる方もおられるでしょう。

 たしかに、テーマ事業プロデューサーがこのようなことを発言されるのは、或る種の内部告発でもあり、財界批判でもありますから、どうなのか、という部分はあるでしょう。しかし、まさに当事者であるからこそ語ることができますし、むしろこうした言葉こそ関西の財界に最も必要なものでしょう。

 私が記事を読んで「これだ!」と思ったのは、氏が朝日新聞社の取材に対して次のように語ったという部分です。

 「多段階構造じゃないと、これくらいでかいプロジェクトを受発注できない。システムが悪く、コスパも悪いが、契約上変えられない。70年万博のような潔いことをやるにはシステム上難しい」。

 「(万博について)日本はこういうことをやる国ではもうなくなったんだと思う。産業が伸び、賃金が安いときにしかできない」。

 「感動するレベルまでクオリティーを高めるには、受けた業者ではなくて、施工主が最後まで見なければだめです」。

 詳細は上記記事をお読みください。ただ、引用させていただいた部分だけでも、日本における建設・建築の問題(病巣と言えるかもしれません)、社会システムの問題、そして何よりもタイミングの問題を、落合陽一氏は的確に指摘されていると思われます。財界の連中にどれだけ伝わるのかは不明ですが、今更、55年前の夢をもう一度、少しばかり舞台を千里から夢洲に変えて見てみようと思うほうがおかしいでしょう。1970年と2025年とでは、日本が置かれている状況に違いがありすぎます。

 2005年の愛知万博も、本当のところは成功と言えるのでしょうか。

 金ばかりかかって、我々国民にとって何の意味があったのかと考えてしまうことは、決して少なくありません。最近であれば、大失敗に終わった2021年東京オリンピック、やはり失敗に終わった、とまでは言えないまでも様々な問題が噴出した2024年のパリ・オリンピック、さらに、長らく長野県の財政に大きな負荷をかけ続けた1998年の長野冬季オリンピックがあげられるでしょう。

 オリンピックだけではありません。日本には、リニアモーターカーの例があります。リニア新幹線の建設が、南アルプスの自然を破壊し、大井川水系などに深刻な影響を与えかねないことは、だいぶ前から指摘されていました。どこかのマスコミか何かが川勝前知事を叩いていましたが、叩くほうが馬鹿なのです。山梨県のリニア実験線の建設によって地下水が枯れたという話は、大々的に報じられなかっただけで、実は結構知られています。また、岐阜県などでも環境破壊問題が報じられています。下手に地下をいじったりしたら大事故につながることは、今月の埼玉県八潮市、2020年の調布市などで明らかでしょう。

 整備新幹線も時代遅れでしょう。全国新幹線整備計画が策定されたのは、図らずも日本の高度経済成長が止まった1973年の11月13日です。そう、今から約51年前のことです。この計画は全国新幹線鉄道整備法に基づくものですが、この法律が制定されたのは1970年です。しかも、この計画に登場するのは東北新幹線、北海道新幹線、北陸新幹線、九州新幹線鹿児島ルートおよび九州新幹線長崎ルートのみです。東北新幹線と九州新幹線鹿児島ルートは全通しましたが、残りの3つは全通していません。おそらく、北陸新幹線の敦賀駅から新大阪駅までの建設は進まないままで時が過ぎていくでしょうし、九州新幹線長崎ルートは武雄温泉駅から長崎駅までの区間だけで終わってしまうことでしょう。

 それなのに、四国新幹線だの東九州新幹線だのと騒いでいる地方公共団体が少なくないのです。こうした地方公共団体には「時代背景を考えろ!」と言いたいところです。高速道路や新幹線にはストロー現象などがあるということくらいは知っているでしょう。「あれもこれも」というのではなく、「あれかこれか」しかないはずなのです。

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「スマホ」:ぼくには発音しにくい

2025年01月30日 00時00分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

 よく、smartphone、つまりスマートフォンのことを「スマホ」と言ったり書いたりしますが、正直なところ違和感を覚えます。

 まず、略すなら「スマホ」ではなく「スマフォ」と書くべきところでしょう。

 次に、皆様はどうであるかわかりませんが、ぼくにとって「スマホ」は少しばかり発音しにくいのです。口全体の動きからして「スマフォ」のほうが発音しやすいと感じています。

 これは、まず唇の動きによるところが大きいでしょう。マ行の音を出す際には唇を一旦閉じますし、ファ、フィ、フェ、フォという音を出す際にも唇を一旦閉じます。

 対して、ハ行の音を出す際には唇を閉じません。ホを発音する際には唇を開きつつ、唇を少し前に突き出すような形となります。

 普段は意識するようなことがないとしても、「発音しにくいな」と思った時に改めて口の動きを意識して発音すると、理由がわかってくるというものです。 

 ここからは、関係はあるものの違う話です。

 何かで読んだのですが、日本には、「ハヒフヘホ」を「ファ・フィ・フ(フゥ?)・フェ・フォ」と発音していた時代があったという話があります。もっと遡ると「パピプペポ」と発音していた時代もあったというのです。「ハヒフヘホ」が現在の発音になったのは江戸時代になってからのことであるとか。

 そのためなのか、「ハヒフヘホ」(Ha Hi Hu He Ho)は「バビブベボ」(Ba Bi Bu Be Bo)や「パピプペポ」(Pa Pi Pu Pe Po)と対応していないのです。唇の動きを意識して発音してみれば、意味はおわかりでしょう。

  もう一つ、ぼくが日本語の文字である平仮名や片仮名で不便だと思うのが、濁点と半濁点です。

 活字の大きさ、印刷の出来具合などによっては、濁点と半濁点の見分けが付かないことがありますね。特に外来語の場合、「バビブベボ」(Ba Bi Bu Be Bo)なのか「パピプペポ」(Pa Pi Pu Pe Po)なのかがわからないこともあります。そのような場合には英語、フランス語、ドイツ語などが併記されているほうがわかりやすいこともあります。例えば、ピーターやペーターという人名にはPeterと併せて示せば、日本語での発音もしやすくなるでしょう。

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2025年もよろしくお願い申し上げます

2025年01月01日 02時55分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

 Prosit Neujahr!!

 あけましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

 実は、久しぶりに元旦を自宅以外の場所で迎えました。2024年12月31日の22時から、二子玉川ライズの109シネマズにて、東急ジルヴェスター・コンサートのライヴヴューイングを見ておりました。1995年に始まって以来、毎年欠かさずテレビ中継を見ていますが、第1部は放送されないため、今回初めて第1部を見た訳です。

 (ちなみに、何度となく二子玉川ライズを訪れている私ですが、109シネマズに入ったのは初めてです。また、今回、ポップコーンおよびドリンクの引換券があったので、夜9時以降には食事をしないという私自身のルールを破ることになりました。しかもポップコーンの量が多かったこと!)

 今回は高関健さん(指揮)、小林愛実さん(ピアノ)、山根一仁さん(ヴァイオリン)、森野美咲さん(ソプラノ)、大西宇宙さん(バリトン)、新国立劇場合唱団、東京フィルハーモニー交響楽団で、第一部ではブルックナーの詩篇第150篇で締めるところが良いと感じました。第二部のカウントダウンはヴェルディの凱旋行進曲(アイーダの中の曲)で、高関さんがピッタリと決めました。二子玉川の会場でもクラッカーが鳴らされたりしました。 

 2025年に入ってから、小林さんが登場してラヴェルのピアノ協奏曲ト長調第1楽章、山根さんが登場してチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲ニ長調第3楽章が演奏されました。この辺りがジルヴェスター・コンサートの面白いところです。新年早々に難曲を聴ける訳ですから。

 終わったのは24時45分頃です。会場を出ようとしたら、何と、新年を迎えたからということなのか、日本酒が配られていました。流石に車を運転する方にはおすすめできないのですが、妻と私は田園都市線の電車に乗ってきたので、私はいただきました。実は日本酒が苦手なので飲まないようにしていますが、今回は特別に、ということです。それに、プラスティック製の小さい容器(お猪口より少し大きいくらい)に入っているものでしたので。

 そして、渋谷駅1時25分発(しかも渋谷駅始発で、通常の最終電車よりも後に発車します)、二子玉川駅1時40分発の各駅停車中央林間行きに乗って帰りました。

 さて、2025年はどういう年になるでしょうか。楽しみでもあれば不安でもあります。しかし、少しでも楽しめることがあれば、それを楽しんでいこう、と考えています。

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谷川俊太郎さんの訃報を目にして

2024年11月19日 14時45分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

 朝、谷川俊太郎さんの訃報が目に入りました。

 何と言っても詩人として有名なお方ですが、私は、すぐにマザー・グースの翻訳、そしてピーナツ(世界一有名なビーグル犬が登場するコミック・ストリップ)の翻訳を思い出しました。とくにピーナツの訳は、わかりやすく、原作とは違うかもしれませんが独特のウィットなども込められています。例えば、スヌーピーの台詞"Born to sleep"が、日本語訳では「生まれながらの眠り屋さ」となります(漢字または仮名遣いが違うかもしれません)。他にも「なるほど」と思わせる日本語訳がたくさんありました。谷川さんの訳がなければ、日本でここまで人気が出たかどうかもわかりません。

 また、武満徹の「系図」の詩も谷川さんによるものです。NHKテレビで放送された演奏を聴いてすぐに「いいな」と思い、後日、小澤征爾指揮、遠野凪子朗読の演奏をCDで購入し、何度となく聴いたものです。

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そりゃ伸び悩むだろうよ

2024年11月15日 00時00分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

 よく見たら2024年11月12日の12時22分配信となっていましたが、Yahoo! Japan Newsに「新型コロナの定期接種伸び悩み 厚労相『例年冬に感染拡大』」(https://news.yahoo.co.jp/articles/d17fe87cddc6a524aaaf50d87ec54789f99ed896)という記事が掲載されていました。基は共同通信社配信の記事です。

 内容は、厚生労働大臣(厚生労働相という表記は辞めるべきでしょう)が、COVID-19のワクチンの「定期接種に関し、8日時点での医療機関へのワクチン納入量が、今シーズンの供給見通しの3224万回分に対し、計約457万回分にとどまっていると明らかにした」ということです。

 読んだ瞬間、「そりゃ伸び悩むだろうよ」と思いました。

 これは、最近、マスクなしで歩く人が多くなったから、あるいは、COVID-19の感染者数が報じられていないから、ということが原因ではないでしょう。

 あるいは、それらのことが原因の一つにはなるとしても、それだけのことではないでしょう。

 ワクチン自体に問題があった、と考えられないでしょうか。

 いや、むしろ考えられないことのほうに問題があります。

 厚生労働省のうちの旧厚生省と言えば、かのピエール・ブーレーズがスモンを患った志鳥栄八郎を見かけて「日本の厚生省は何をやってるんだ?」と言ったという話があるくらいです。スモンだけではありません。薬害エイズ、サリドマイド、水俣病、ヒ素ミルク、などなど、前科はいくらでもあります。

 まさか、COVID-19についてのワクチンの副作用あるいは副反応の凄さを知らないのでしょうか。

 私は、2022年3月26日6時55分付の「副反応が出た」および2023年2月15日0時35分付の「また副反応が出た」で辛さを記しました。また、2022年11月9日12時付の「かかってしまった」において、COVID-19に罹患したことを記しました。

 正直なところ、どちらも同じ程度に辛かったのでした。少し考えれば当然のことで、ワクチンを接種するということは、軽い程度であるとはいえ感染することを意味します。毒性が弱められているとしてもCOVID-19を体内に入れて免疫を作らせようとしている訳で、副反応というには強すぎる反応が出てもおかしくも何ともないのです。私は、第3回目および第4回目のワクチンの接種を受けた後に38度台の発熱などに見舞われましたし、COVID-19に感染した際にも同様でした。

 違いと言えば、高熱の存続時間くらいでしょうか。

 しかし、高熱、気だるさなどの程度に、あまり違いはなかったように記憶しています。

 当時50代前半であった私でこの様(ざま)です。60代以上であれば、ワクチンの副反応がとんでもない結果につながってもおかしくありません。厄介なことに、人にはそれぞれの体質がありますから、年齢に関係なく、ワクチンの副反応によって重症となる可能性は低くないのです。私のように両方を体験した者であれば、「もうワクチンなんて打ってもらいたくねぇよ。苦しいんだからさ」と思う人は少なくないのではないでしょうか。

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あまり興味も関心もない

2024年10月25日 00時25分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

 Yahoo! Japan Newsに、青春18きっぷに関するニュースが出ていました。条件などが大きく変わったということで、ネットの世界では否定的な意見が少なくないそうです。いかに多くの鉄道ファンが興味・関心を抱いているかということでしょう。

 それなら私はどうかと言えば、正直なところ、興味も関心もありません。使ってみたいと思ったことが一度もないのです。

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