ひろば 研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

東急9020系9022Fと9000系9002F

2024年08月26日 05時35分22秒 | 写真

二子玉川駅で、購入したばかりのCANON EOS R50を使って撮影してみました。

 大井町線G各停大井町行きの東急9020系9022Fが二子橋を渡り、二子玉川駅3番線に到着しようとするところです。内側を走っているので、奥に見える二子新地駅に停車しないことがわかります。

 二子玉川駅3番線に9022Fが到着しました。右側の2番線には、大井町線G各停溝の口行きの9000系9002Fが停車しています。正面だけを見ると、9020系と9000系の違いがわからない、という方も多いことでしょう。私も、番号で識別していたくらいです(実際は屋根を見ますが)。ただ、車内のインテリアなどは異なりますし、それ以上に屋根に乗っているクーラーキセの配置が異なり、中間車のパンタグラフの位置も異なるので、識別はできます。

 ちなみに、9020系は、元々が田園都市線・半蔵門線用として1992年に登場した2000系です。10両編成でしたが3本しかなく、東武伊勢崎線・日光線との直通運転が始まってからは活躍の場が狭まりました。東武伊勢崎線・日光線に乗り入れることができなかったからです。一説には、3本しかないことから乗務員の教習の手間などが考えられたからであるとか。そのため、東武伊勢崎線・日光線に乗り入れるための機器は積まれていなかったのでした。これでは活躍の場が狭まります。

 2018年に2000系は田園都市線・半蔵門線の運用から外れました。そして、5両編成化され、VVVF装置も改められた上で9020系となり、現在は大井町線の各駅停車用として運用されています。しかし、このブログでも何度か取り上げているように、2025年度から西武鉄道に譲渡される可能性があります。

 9002Fが2番線から発車していきます。次は終点の溝の口駅ですので、二子新地駅および高津駅は通過します。

 9000系は1986年に東横線用として登場しました。当初から大井町線用であった9007Fを除き、8両編成でした。もっとも、最初は東京メトロ南北線および都営三田線との直通運転も考慮されていたようで、現在でも運転席にあるマスコンキー投入口には「東急」と「営団」の文字があります。結局は東横線および横浜高速鉄道みなとみらい線で運行され続けたのですが、東横線と東京メトロ副都心線との直通運転が始まる前に大井町線に移り、5両編成化されました。

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